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五ログ
Copyright 2003-2021 GOKANBASHI WATARU. この度の年末年始は、使用前使用後で約1キログラムの増加が確認されました。当初の予想からすると、驚異的な数字です。もちろん、体重のことです。もちろん、少ない方に驚異的なのです。でも、人間の欲は上限知らずな物で、もっと少ない数字に出来れば良かったなと後悔しております。しかし、その為には、あの寿司をガマンして、あの焼肉をガマンして、あの中華をガマンしなければならないかと思うと、あきらめも付く物です。ところで、この約1キログラム増加はホントに驚異的な数字なのでしょうか。是非とも厚生労働省には、忘年会シーズン前と正月明けとでの全国民平均体重の差を発表していただきたいものですね。 2007.1.4 えびす亭 久々に、えびす亭のトンカツを食べたくなったので、行ってみた。ここで定食を食べるからには、胃袋をスッカラカンにしておかなくてはならないので、ナカナカ訪れることが出来ない。いや、別にスッカラカンにしてなくても良いのだけれど、それだと勿体ない。やっぱり、スッカラカンが良いのだ。いやいや、暴飲暴食はまずいし、スッカラカンはやめておいた方がよいのかも。でも、やっぱりスッカラカンだよなぁ。ガッツリ食べたいよなぁ。あぁ、なんだかワケワカランよーになってきた。 そんなワケで、今日はランチのロースかつ定食を注文。ここのロースカツ定食は、ランチタイムと夜とで、525円の価格差があるのだけれど、やっぱり大きさとか違うのかな。一度比べてみたいな。でも、やっぱり夜は勿体ないなぁ。 などとメニューに記載された価格と睨めっこしていると、定食の登場。ナカナカ早い。本日の内容は、ロースカツ、キャベツの千切り、大根のなます、漬け物、フルーツ、みそ汁、ごはん。この定食で小鉢が冷や奴でないのは初めてかも。そっか、冷や奴以外が出てくることもあるんだ。知らなかった。 で、そんなにぼんやり観察していると、カツに火が通りすぎてしまうので、早速がぶりと一口。厚めの肉にはシッカリと火が通っていて、一切の肉汁の余地もなし。ちょっと残念。最初の一口目に透明な肉汁が出てくるのが好きなんだよなぁ。でも、肉はシッカリ、衣もシッカリ、辛みの強いソースと相まって、もうご飯がガツガツと進む。 あと、ヒレカツも食べたけれど、コッチもシッカリとした火の通り具合。柔らかいものの、ちょっとぱさっと感がある。うーむ、甲乙付けがたいけれど、値段でロースカツ定食の圧勝になっちゃうなぁ。 2007.1.5 生産管理。青酸カリ。とっても似てますね。でも、両者をついうっかり間違えてしまうと、大変な誤解を生みかねません。例えば、独学で青酸カリを学んだと吹聴している人などは、一体何の目的でそんな物を学んだのかと、当局の取り調べを受けてしまうかもしれません。折角独学で学んだのに、酷い話です。また、青酸カリを用いて人員整理を行った工場などは、やはり当局の立ち入り調査を受けてしまうでしょう。工場運営を適正化して余剰人員を削減しただけなのにね。はたまた、チョコレートに生産管理を混入したなどと、訳分からない脅迫状が届いて、世の中をワケノワカラナイ混乱に陥れてしまう可能性だってあります。どうやって、混入させたのか見物ですよね。そんなわけで、この二つを間違うと、トンデモナイコトになりかねないのです。ご使用には注意が必要なのです。 2007.1.9 味喜 昔、「十和田」という寿司屋があった場所が何やら改装している。十和田の後に入っていた「まさ喜」には行くコトが出来なかったので、今回は絶対に逃さないぞと、虎視眈々と様子をうかがっていたら、どうやらラーメン屋が出来るらしい。これは楽しみだな。是非とも食べに行かなくては。ってなワケで、オープン早々の正月気分の抜けきらない頃、ラーメンを食べに行ってみた。 事前の情報によると、この店は、新庄の「ふじもと」の暖簾分けとのこと。やっぱり同じラーメンを出すのかなと、期待してたら、店の前には「ふじもと」と同じメニューが並んでいる。早速、待ち客名簿に名前を記入して、しばし店外で待つ。なかなか繁盛している様子。それにしても、美味しそうな匂いが、胃袋に堪えるなぁ。 しばらくして、店内に案内されると、こぢんまりとした店内には、更に美味しそうな匂いが充満している。カウンターに座り、メニューを眺めて、えび塩を注文。ラーメンが出来る間、店内を眺めてみる。客層は、近所の家族、遠方から訪れたラーメンフリーク、だいたい半分半分ぐらいの様子。ラーメンの好きな人は、正月早々からスゴイ行動力だなぁ。 で、やっぱり少し待たされて、ラーメンの登場。たっぷりのスープにたっぷりの具。早速スープをひと口啜ると、若干ぬるめ。熱々を予想していたので、ちょっと肩すかし。でも、具をよけながら、ほじり出した麺は熱々。具がスープを冷やしていたのかな。それを除くと、スープの加減、麺のコシ、具の具合。どれも、「ふじもと」とそんなに変わらないように感じた。と言っても、私の舌の言うことなので、あまり当てにならないのだけれど。 そうして、黙々と一気に完食。スープも全部のみ干して、やっぱりお腹いっぱい。このスープの最後の一口にえびのカスがこんもりしていて、あぁエビのスープを飲んだんだ、という気分を一層もり立ててくれるのが嬉しい。 さて、こんな近所で「ふじもと」のラーメンが食べられるようになったからには、とりあえず全種類制覇をしなくては。そのうち、独自色を出した新メニューとかも登場しそうだし、楽しみだな。 2007.1.14 猫が甘えてきます。甘ったるい鳴き声でウニャンと言いながら鼻先を擦り付けてきます。いったいどうしたのでしょうか。お腹が空いたのかと思ってイリコを出してきたのですが、見向きもしません。寒いのかと思って抱き寄せてみたのですが、するりと逃げていきます。なのに、逃げたかと思ったら、甘い声で再び鼻先を擦り付けてきます。寂しいのかと思って、背中をさすってやると、戸惑いの表情を返してきます。それならば放っておこうと、無視して雑誌を読み始めると、邪魔するが如く膝の上に乗ってきます。やっと心を開いたかと、顔を撫でてやると、イヤそうな顔をして逃げてゆきます。そこでやっと気がつきました。酒臭くてゴメンね。 2007.1.15 鳥さだ 凍えそうなほど寒い夜。気温と同様にお腹も寒かったので、何か食べるところはないかと思いめぐらしていたら、このお店のことを思い出したので早速行ってみた。前回訪れたときは、予約客の為に小一時間しか余裕が無く、ろくなものを食べることが出来なかったので、そのリベンジにもなる。 雪が舞いそうなどんよりとした夜空をにらみつけながら、私は五日市駅から、スルリと鳥さだの中へと潜り込んだ。暖簾をくぐると、直ぐにカウンター席があり、ざっと見渡すと、カウンターは満席。スッと店員が奥から現れてきて、私を奥のテーブル席へと案内してくれる。奥のテーブルはまだ客が少なく、少し静かな雰囲気。とりあえず、腰を落ち着けて、ビールの注文。寒かったけれど、やっぱりビールが飲みたいな。そうして、パパっとメニューに目を通して、シャモの刺身と串を数本注文。 しばらくして、ビールとキャベツの登場。店員さんは何も言わなかったけれど、このキャベツはお代わり無料と言うことは、前回の経験で知っている。このキャベツで飲むビールが旨いんだよなぁ。串焼き屋とトンカツ屋はキャベツ食べ放題だと、満足度が高まるよね。と独りごちながら、ビールを飲んでいると、刺身の登場。いよっ、待ってました。 その刺身は、良く分からんけれど、ササミと胸肉らしきものが数切れ。どうやら、タレか柚子胡椒をつけて食べるらしい。さっそく、タレで食べてみると、肉自身が甘い。柔らかい。旨い。これは酒が欲しいと、燗酒の注文。酒がくるまでに、今度は柚子胡椒をつけてみたけれど、なんだか合わない。私はタレがいいな。 そうやって、食べているうちに、串がドンドンと運ばれてきて、燗酒と共にどんどんカッ喰らう。特に記憶に残ったのは、つくね、ずり、きも。つくねは、軟骨入りの最近流行りのタイプ。ずりは、ジャリッと歯ごたえ最高。キモのネットリ感も酒にあって嬉しいな。などと堪能しているうちに、いつの間にか店内満席。またゆっくり訪れようと心に誓って、腹八分目、肝臓五分目でそうそうに店を後にした。 2007.1.17 ピット 誰にだってそういう経験はあると思う。毎日のように通る道沿いにある建物。そこに建物があると言う事は認識していても、その建物が何であるのか気にした事もなく、ただいつもその前を通り過ぎるだけ。もし、ある日突然その建物が無くなって更地になってしまったとしても、そこに何があったのか全く思い出せない。 私にとって、このピットがそれだった。いつも前を通っていたのに、そこに喫茶店があるという事に気がつかなかった。その存在に気がついたきっかけは、駐車場。ある日、ふと目をやった先に、見知らぬ名前を掲げた駐車場がある。その看板を見る限りは、喫茶店の駐車場である様子。でもその近くに喫茶店らしき建物はない。変だなと思ったけれど、特に気にする事もなく時が過ぎ、約1年後に偶然その駐車場の主を発見した。 発見してみればなんてことはない。そこは確かに喫茶店。古く、相当な年季があるものの間違いなく喫茶店。何故今まで気がつかなかったのか不思議なほど、まさしく喫茶店。なんだか、その一角だけタイムスリップした様に感じるのは、私の先入観のせいなのだろうか。 そんなワケで、私は恐る恐るピットへと入ってみる。もう、涙が出そうになるほど、如何にも数世代前の喫茶店と言った雰囲気。店内は薄暗く、古めかしいテーブルと椅子。当然のようにテレビが付けられ、客達はそのテレビを特に見る事もなく、雑誌や新聞を読んだり、世間話をしたりしている。客層は、年配のサラリーマンや近所のおばあさんが中心。その全員が常連さんであることは間違いない。 席に着くと、直ぐにお店の方がやってきて、ランチでよいかと聞いてくる。どんな内容かを聞いてみると、今日はおでんとの事。そう言えば、店に入る前からおでんの匂いが漂っていた。それが今日のメニューだったんだな。ともかく、他のメニューを注文するのがはばかれる雰囲気だったので、それを注文してみた。 でも、今日はおでんの煮込みが足りてないらしく、ちょっと待ってくださいとの事。それならば仕方がないので、テレビを見たり、雑誌を漁ったり、トイレに行ってたりしていると、メニュー表を発見。ヒマなので、それをくまなく見ていると、私が注文したのは「おふくろランチ」である様子。その値段は500円。ビックリするほどの破格。500円の日替わりランチなんて、五日市最安値と言っても良いのではないだろうか。 しばらくして登場したランチは、いわゆるワンプレートランチ。平皿にご飯が盛られて、それに寄り添うように厚揚げ、丸天、ちくわ、ゴボウ天、玉子、肉、大根。それにレタスとトマトがチョロリンと添えられている。後はみそ汁とリンゴ。おでんという時点で、どんなランチが出てくるのか色々想像したけれど、まさかこう来るとは想像できなかった。おでんの汁が軽くご飯に染みている。 それを見て、ふと昔の事を思い出した。あれは小学校の時、土曜日だけど延長授業でお弁当が必要だったある日。その朝、お弁当を作り忘れた母親が、慌てて前日の晩飯のおでんを弁当に詰めて渡してくれた。おでんの汁は、弁当蓋の脇から染み出して教科書をビショビショにして、更に一緒に弁当に詰められたご飯も汁を吸ってビショビショ。私は食欲をなくしたものの、ここで食べなくては、またおでんの汁が染み出してくるので、仕方が無く、冷えたおでん雑炊弁当を腹の中に収めた。 そんな懐かしき想い出がにじみ出てくる中、同じようににじみ出てくるおでんの汁と格闘しながら、私はランチを平らげる。今日は温かいし、そこまでご飯がびっしょりと濡れているわけではない。そもそも、我に返ってみると、これで500円は安すぎる。おでんの量はタップリだし、みそ汁とデザート付き。文句を言う方が間違っている。 とは言いつつ、その年季の入った建てがまえの上に、唐突に古い記憶を刺激され、少し当てられたランチになってしまった。次回はフライライスという焼き飯や、ピット定食という玉子丼を食べてみたいけれど、このおふくろランチ以外の物を注文することは出来ないような気がする。この店に入ると、そんな不思議な魔法にかけられてしまっているのじゃないかと、そんな妄想が湧いて出てくるけど、案外、それは間違っていないような気もする。 2007.1.28 カエルを英語で言うとケロッグ。なワケがありません。フロッグです。なのに、ついうっかり、ケロッグと言ってしまいそうになります。ごめんなさい、嘘をついてました。いつもケロッグと言ってしまいます。なまじ、コーンフレークで有名な食品会社と同名なので、語感に違和感はありません。そのせいで、自分が間違えていると認識してないことも多々あるようです。それにしても、なぜ間違えてしまうのでしょうか。不思議でしょうがありません。ケロケロケロッ。 2007.1.29 |