![]() メインコンテンツ
サブコンテンツ
説明・紹介
新着情報
![]() (2020.10.9) ![]() (2020.10.9) ![]() (2020.10.9) ![]() (2020.10.9) ![]() (2020.10.9) ![]() (2020.10.9) ![]() (2015.9.5) ![]() (2015.8.18) ![]() (2015.4.5) ![]() (2015.3.25) サイト内検索
|
五ログ
Copyright 2003-2021 GOKANBASHI WATARU. 千代ちゃん 久しぶりに千代ちゃんにやってくると、なんだか雰囲気が変わっている。店舗前に派手なメニュー表が置かれ、入り口には音楽が流れている。どうしたのだろうと訝しみながら店内に入ると、いつものオバチャンが迎えてくれた。ホッとして鉄板前に座ってメニューを眺める。あれ、何かが違う。何が違うのだろうと、よくよく見ると、ホルモン焼きそばや府中焼きの文字がある。流行に乗っているなぁ。って、ホルモンってうどんじゃなかったっけ? 細かいツッコミは胸にしまって、今日は府中焼きに挑戦。焼き上がったお好み焼きを食べてみると、ミンチ肉が口にさわる。これはミンチ肉が赤身の多いタイプだからかな。脂身が多い方がお好み焼きに馴染むんだと実感。でも、そこ以外はとっても府中のお好み焼きらしかった。 2010.11.1 ごち 初めての訪問。お店は女性2人で営まれているようす。前の店は体の大きなお兄さん一人だったので、間反対だな。とりあえず、肉玉うどんイカ天入りを注文。 手際よく焼かれたお好み焼きは、うどんにしたせいもあるけれど、ヤケに白ぽいお好み焼き。ソースの濃い茶色と白の組み合わせが意外と美しい。少し小さめのお好み焼きで、カマボコが入っているせいかレトロな味わいだった。 2010.11.4 SOBARAIファーム 久しぶりのそばらい。店に入ったときは先客が一人だけだったのに、私が食べている間に満席状態。客層もサラリーマン、年配の男性、カップル、女子高生の集団とばらばら。老若男女に人気があるなぁ。 で、もちろん、そばらいを注文。でも、今日はちょっとひねりを入れて、ピリ辛そばらいにしてみた。お好み焼きは少し時間がかかっての登場。どうやら、持ち帰りの注文がたくさん入っていたみたい。ホント、人気がある。 どてっとボリュームのあるお好み焼きは、少し崩れかかっているけれど、そこが逆に食欲をそそる。表面から顔を覗かせているライスはカリカリに焼き上がっている。辛さはそんなに強くない。少しお高めだし、これなら普通のそばでもいいかな。厚めの肉はカナリこんがり。ギシッと食感があって、まるでイカ天をトッピングした気分。次回は薄めの肉を試してみよう。 2010.11.5 先週はまた落語を聴きに行ってきた。広島生らくごの「立川生志独演会」。立川流の中ではハト派と名乗っているけれど、師匠譲りの毒舌ぶりも発揮してくれた。その談志との親子落語が12月に福岡の博多座で執り行われるとのこと。しまった、それを知っていればチケット取っておいたのに。案の定、後から調べてみるとすでに完売。談志聴きたかったなぁ。まぁ、それは次回。 今日の演目は「千早ふる」「反対車」「芝浜」。中入り前のふたつはマクラから噺まで終始にこやかに進められて、中入り後、登場と共に渋い顔。中入りで何かあったのかと不安になるほどに渋い顔。そうしてマクラらしいマクラもなくいきなり噺へ。一応、大晦日の噺だとことわってくれたので、思いつくのは「掛取万歳」「芝浜」。でも、「掛取万歳」は同じ落語会で演じられたばかり。となると、やはり「芝浜」。この噺、大好きなんだよね。嬉しいね。 やっぱり落語は筋を知っていた方が何倍も楽しめる。今日の噺は全て聴いたことのあった話だったので、その面白さは数倍。特に最後の「芝浜」は大好きな上に、あらすじもよく知っている。最後の落ちに繋がるエピソードの途中でも涙で高座が見えにくい。もうタップリ感情移入できちゃいました。だから余計なマクラは省いたんだね。これも立川流なのかな。 2010.11.8 おたふくさん サンリブに用事があったので、おたふくさんで昼食。どうもサンリブでお昼と言えばここになってしまうようだ。今日は珍しく、店内に客はなし。すかさず肉玉うどんのイカ天入りを注文。注文後、メニューをゆっくり見ると、どうやら少し値上がりした様子。でも、そんなにべらぼうに上がったワケじゃないし、しょうがないよね。 お好み焼きはあまり待たされることなく焼き上がった。ここは、もともと分業制で焼き上がりは早いけど、今日は更に早かった。で、食べてみて実感したけど、やっぱりここのお好み焼きはうどんの方が好きだな。 2010.11.9 「終着駅 トルストイ最後の旅」を観てきた。ロシアの文豪レイ・トルストイの晩年を扱った作品。ある日、トルストイの秘書に推挙された青年ワレンチン。熱烈なトルストイ支持者である彼は嬉々としてトルストイの土地、ヤースナヤ・ポリャーナへと訪れる。そこは理想の地であるはずだったが、人々の欲望が幾重にも張りめぐらされていた。理想のために、トルストイの作品全てを民衆のものにしようとする友人チェルトコフ。トルストイの財産を守ろうとする妻ソフィア。 これはトルストイの愛の物語なのだと思う。そこでは年老いた夫婦と若い男女、ふたつの愛が語られている。愛しているはずなのに、全てを愛すことが出来ないトルストイ。まだ愛を知らないワレンチン。愛が行き着く先と、愛の始まりが交互に描かれている。特に印象に残ったのは、トルストイとソフィアが鳥の鳴き真似をしてふざけるシーン。何が楽しくてふざけているのか分からないのだけれど、きっと二人にしか分からない思い出が隠されているのだろうな。そこには二人で過ごした時間の長さを感じることができる。 クレジットを見ていて気がついたのだけれど、主演はソフィアを演じたヘレン・ミレンだったのね。うん、確かにこれはソフィアの物語だよ。彼女のトルストイへの愛。そして、トルストイの作品への愛をたっぷりと感じることが出来た。彼女はトルストイの全てを愛していて、ただそれを守ろうとしていただけなんだよね。ただ、ちょっとヒステリックなだけ。いや、あれはちょっとじゃないか。 2010.11.10 キッチンK 二度目のキッチンK。前回は奥のテーブル席に通されたけれど、今日は鉄板前のカウンターに座ることが出来た。見ると他に客はいない様子。遅い時間だからかな。で、今日の注文は肉玉ソバのイカ天入り。 早速、私のお好み焼きが目の前で焼かれていく。お好み焼きは少し時間をかけて丁寧に焼かれる。それでも、私だけなので、そんなに時間はかからず焼き上がった。ごてっと安定感のない重厚な姿。玉子が麺と本体の間に挟まっているので、こんな印象になるのだと思う。 そばはパリっとした焼き上がり。全体に旨味が回っていて、肉もコンガリとした焼き上がりで香ばしいな。前回は肉玉うどんを食べたけれど、ここではそばの方が好きだな。次回もそばにしよう。 2010.11.10 雁木タクシーナイトクルーズのお誘いがあったので、ほいほいとお誘いに乗ってきた。広島市に流れる川には無数の雁木が備わっている。雁木とは簡易な舟乗り場。雁木タクシーは、その数ある雁木のどこからでも乗ることも出来、どこでも降りることが出来る船のこと。今回はそのタクシーを一隻チャーターしてナイトクルーズに出かけようというもくろみ。更に、パンとチーズとワインを持ち込んで、川面で飲んでしまおうというもくろみ。 まだ冬は浅いとはいえ、船上はかなり寒いとのこと。防寒ばっちりで集合場所は元安川。でも、ちょっと早く着きすぎたので、近くの「心屋」でちょいと一杯。ビールとポテトサラダと味噌おでん。今日は他に客もおらず、一人で貸し切り状態。ぼけっとテレビを眺めつつポテトサラダで腹を満たしておく。今日はトラブルでお昼抜きだったんだよね。何か入れておかないとやばいことになりそう。 で、早々に切り上げて元安川。バチリと記念撮影して雁木を降りていく。雁木は藻で滑りやすくなっていて注意が必要。との説明を聞くか聞かないかのタイミングで一人滑落。あまりにも見事な滑落だったので、みんな危険性を一発で理解。彼の犠牲のもと、私たちは無事船に乗りこむことが出来た。 で、全員定位置に腰を落ち着けて出発。広島は日本のベニスと呼ばれるほど、川の交通が発達しているとのこと。川面から見上げる町並みは、ドリミネーションの効果もあってか、どこか異国の街にやって来たような風景。昔の人たちはこの目線で広島の街を駆け巡っていたのか、それが失われてしまったのは勿体ない。 で、もちろんワインも忘れていない。同行者が用意してくれたのは、ドリアンのパンにチーズ。そうして白と赤にホットワインまでも。それらをチビリチビリとやりつつ、サギの鳴き声を聞いたり、原爆ドームを見上げたり、カキ船の旅行客とお話ししたりと充実した一時間。 ほどよい時間になった頃、船は瀬戸内海へと向かう。空を見上げると三日月が浮かび、その明かりが海面にぼんやりと映し出されていた。その明かりを辿るように船を走らせて、船上ではみな無言で月を眺める。そのまま永遠に月を追いかけていたかったけれど、残念ながら船は減速。そのまま現実の世界に戻ってきた。ナイトクルーズがこんなに楽しいとは知りませんでした。定員の6名で貸し切ればそんなに高くないし、また季節を変えて繰り出したいな。 2010.11.13 ひろ 移転してから初めての訪問。新しい店舗はこぢんまりとしている。以前の店舗でも座敷は閉鎖していたし、体力的に大勢の客はムリなのかな。新しい店舗では、奥さんも一緒に店に立たれるようだし、終の棲家的な店になるのかな。そういえば、ちゅーぴーくらぶのサービスの表示がなかった。止めたみたい。 2010.11.16 仔ぐま 少しご無沙汰していた仔ぐま。今日は久しぶりに仔ぐま焼きを食べてみた。店には相変わらず客がいないのに、いつものように大量のお好み焼きを焼いている。きっと配達用かな。 丁度一段落したところだったので、私のお好み焼きも直ぐに焼いてもらえた。久しぶりに食べて思い出したのだけれど、ここのお好み焼きは天かすやイカ天への火の通り具合が大好きだったんだよね。あのサクッとした食感。でも、最近、それが変わったような気がする。思い出してみると、それは鉄板が変わった頃からかもしれない。やっぱり、こういうのって影響があるものなのかなぁ。 2010.11.22 先週末はTwitterの日本酒オフに参加してきました。でも、その前にちょっと呉。はやぶさに会いに行ってきました。2003年に地球を出発して、小惑星イトカワにタッチダウンして帰ってきて、本体は地球の大気で燃え尽きたけれど、今、なんとその一部が私の目の前にあるのです。思わず身を乗り出して見つめていたら、警備員に怒られちゃった。すんません。でも、やっぱり感動。ぐるりと一周してきて、もう一回見ちゃいました。 でも、折角の呉、はやぶさだけでは終わらない。時間は更に遡ること数時間。呉の名店「暫」で臨時休業の張り紙を確認して、向かったのは「珍来軒」。ここは呉冷麺発祥の店で、昼時は行列が出来る店。もちろん、その行列に参加して、注文したのは冷麺の小。平たい麺に甘みのある汁がヒタヒタ。具はキュウリの細切り、チャーシュー、ゆで卵、えび。これに小さなスープが付いてくる。私には少し甘すぎたけれど、美味しく頂きました。ただ、少し匂いが気になった。これはチャーシューの匂いかな。 で、量が少なかったので、そのまま「呉龍」へと歩いて向かう。丁度良い腹ごなしで、こちらも同じく行列中。とりあえず並んでツイートしてたら、レイワンダイがお勧めとの情報。これはきっと、ワンタン入り冷麺の大だなと推測できたけれど、大はムリなので、普通のワンタン入り冷麺に挑戦。先ほどと比べて、匂いは気にならない。ワンタンの肉汁が美味しいし、こっちの方が好みだな。 などと完食して店を出たら、先ほどTwitterで呉龍の情報をくださった方が出迎えてくれた。そのまま車で大和ミュージアムまで送ってくださったうえに、なんと日本酒オフのお土産まで持たせてくれた。その車中では呉の話題で盛り上がる。思いもかけず、楽しい小旅行が更に楽しくなった。ありがとうございます。 そんなこんなで、最初に戻って日本酒オフ。今回の会場は古江の「サロン・ド・イシカワ」。一階の石川酒店には何度も通っているけれど、サロンに上がるのは初めて。料理は石川さんが用意してくれ、日本酒はメンバーが持ち寄り、そのラインナップの隙間を縫うように幹事さんが石川酒店の在庫からいくつかピックアップ。 まずは、「雁木活性にごり」で乾杯した後はフリーで気になる酒をどんどん開けていく。みんな遠慮無く開けていくので、短時間でどんどん飲み尽くされていき、うかうかしていると飲みっぱぐれるような状態。それが逆に楽しい。残念なのは、「雪の茅舎秘伝山廃」の温めたのを飲み損ねたこと。うーん、ホント悔しい。正月用にどこかで手に入れてこよう。 2010.11.22 日曜日は岩国まで行ってきた。前日の日本酒オフの後、己斐まで繰り出して「豚鳥」の臨時休業を確認した後、「丸ナス商店」、「喜はち」とハシゴ酒をするという、まったく舐めきった状態での岩国入り。 今日はシンフォニア岩国で「モーリス・ベジャール・バレエ団」の公演。モーリス・ベジャールは全く知らなかったのだけれど、クセがあるけれど良いとのお話。調べるうちに興味が湧いてきたので、とにかく観てみることにしてみた。 岩国入りすると、とりあえずお昼。今日は岩国駅近くの「香林」で四川マーボー豆腐。定食はなかったので、単品にライスをつけてみた。しばらく待って出てきたマーボーは赤が強調された劇辛の風貌。花椒もかけられている。食べてみるとカナリ辛い。でも、私の中の四川麻婆豆腐とは別人の印象。美味しいけれど、辛いけれど、私の胃袋は四川気分だったので、ちょっと残念。 で、モーリス・ベジャール。今日の演目は「3人のソナタ」「火の鳥」「アリア」。最初の「3人のソナタ」は、男女3人が出口のない部屋に閉じ込められる話。何とか理解できたけれど、プログラムを事前に読んでないと、何が何だか分からなかったと思う。そんな部屋に、気が遠くなるほど長い間閉じ込められていて、ある日、不意に扉があいたとき、私はそこから出ることができるだろうか。もしかしたら、扉が開くことよりも、別のことを望むようになるかもしれない。ふと、映画「瞳の奥の秘密」を思い出した。 「火の鳥」はタイトルがそのままの内容だったので、更に分かりやすかった。火の鳥役が日本人なので、そこも注目。「3人のソナタ」に比べて派手で、印象に残ったのは最後のシーン。そうか、そんなポーズで最後を締めくくるのか。モーリス・ベジャールはどんな人だったのだろう。もしかしたら、子供みたいな感性を持っていたのではないかな。などと、勝手な印象を抱きつつ、いったん休憩。 最後の「アリア」はジル・ロマンの振り付け。彼はモーリス・ベジャールの後継者とのこと。その振り付けが一番難解だった。まずは暗闇に男が一人、その後ろにもう一人。まるで二人で一人のように表裏一体。暗闇の奥にいるのはなんだろう、ああブランコに乗った女性が3人いる。それは、まるで夢を見ているような印象。いや、半分夢を見ていたのかも。昨日のハシゴ酒がまずかったのか、頭ぼんやり。気が付いたら最後の差し違えるシーン。あぁ、ブランコの3人は天使だったのかな、いや死神だったのかな。そのままぼんやりとしたままカーテンコールを眺めていた。周りの観客は熱狂的に拍手していたけれど、私はまだ夢の中にいるよう。やっぱり私が見た「アリア」は夢だったのだろうか、それともちゃんと見ていたのに夢と勘違いしてるのだろうか。いまだによく分からない。 2010.11.23 |