閉店 えびす亭
新幹線の高架のたもとにあるとんかつ店。店内は広々としていて、あがりの座敷6席×2、カウンター14席、テーブル4席×4。夜は居酒屋としての利用も出来る。
カツはゴマをすったものに、特性のトンカツソースをまぜて食べる。ソースは酸味が強く、刺激の強い味。定食の内容は、カツ、キャベツの千切り、小鉢、みそ汁、ご飯、デザートの果物。定食のご飯はお代わり無料。キャベツもみそ汁もお代わり無料。キャベツにかけるドレッシングは、シソ味とゴマ味がある。定食物はボリュームが大きく、大食漢でない限り、ジャンボカツの類はやめておいた方が良い。
日替わりランチは、チキンかつ定食、からあげ定食、和風あんかけチキンかつ定食が819円。ロースかつ定食、一口かつ盛り合わせ定食、えびす弁当、海老フライ定食、豚のしょうが焼き定食が840円。ミックスフライ定食が924円。どれもカナリお得な値段設定。
そんなワケで、今日はランチのロースかつ定食を注文。ここのロースカツ定食は、ランチタイムと夜とで、525円の価格差があるのだけれど、やっぱり大きさとか違うのかな。一度比べてみたいな。でも、やっぱり夜は勿体ないなぁ。
などとメニューに記載された価格と睨めっこしていると、定食の登場。ナカナカ早い。本日の内容は、ロースカツ、キャベツの千切り、大根のなます、漬け物、フルーツ、みそ汁、ごはん。この定食で小鉢が冷や奴でないのは初めてかも。そっか、冷や奴以外が出てくることもあるんだ。知らなかった。
で、そんなにぼんやり観察していると、カツに火が通りすぎてしまうので、早速がぶりと一口。厚めの肉にはシッカリと火が通っていて、一切の肉汁の余地もなし。ちょっと残念。最初の一口目に透明な肉汁が出てくるのが好きなんだよなぁ。でも、肉はシッカリ、衣もシッカリ、辛みの強いソースと相まって、もうご飯がガツガツと進む。
あと、ヒレカツも食べたけれど、コッチもシッカリとした火の通り具合。柔らかいものの、ちょっとぱさっと感がある。うーむ、甲乙付けがたいけれど、値段でロースカツ定食の圧勝になっちゃうなぁ。(2006.12)
で、そこからしばらく時間がかかって定食の登場。一口のワリには大きめのヒレカツが2枚。それと、海老フライ、ホタテのしそ巻き、イカのしそ巻き、カボチャ、エリンギ、レンコン。なかなかのボリューム。カツ以外では、大根とキャベツの千切り、冷や奴、味噌汁、ご飯、漬け物、オレンジ。
相変わらずのボリューム。半分が野菜のカツだから良かったものの、これがチキン南蛮やミンチカツだったら食べきれなかったかも。実際に、それらのメニューを注文した同席者は、胃に大きなダメージを受けている様子だった。
ご飯、味噌汁、サラダのお代わりは無料とのことだけれど、もしお代わりしたら生死にかかわるかも。それほどに、メタボ相談しながらメニューを選ばないとヤバイ。でも、せっかくえびす亭に来たならば、そんなことは忘れて、ひたすらカツとご飯を腹に収めるべきなのかもね。ボリュームたっぷりとの注意書きのあるミックスフライ定食に挑戦すべきかな。(2009.3)