シーサー食堂 (しーさーしょくどう) 

    沖縄料理を中心とした、諸国料理のお店。店内は暗いイメージをかもし出しているが、大きな窓があるので、案外明るい。また、内装や食器に手作り感の良い味わいがある。席は、テーブルが4×4、カウンターに6人ほど座れる。店の主人は厨房に隠れて顔がよく見えないが、人の良さそうな人。ウェイトレスも明るい方だ。

    ランチの定食は6種類。どれもメインの料理にスープ、サラダ、ドリンクが付いてくる。ドリンクは、ベトナムコーヒー、ウーロン茶、さんぴん茶、マンゴジュース、グァバジュース、オレンジジュースから選べる。

    夜は居酒屋風の単品メニューになる。事前に予約しておけば、おまかせコースも可。沖縄のビールや焼酎も豊富で、酒好きには嬉しい。

    広島市佐伯区五日市中央5-1-11
    082-924-9019
    開店時間:12:00-14:30(日祝は無し) 18:00-24:00(L.O.23:30)
    定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、第3日曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:店舗一階に3台(狭い)、裏手の駐車場に5台


    もう一言
    ランチメニューに沖縄そばが増えたと聞いたので、沖縄そばを食べてみる。スープ、豆腐サラダ、沖縄そば、ご飯、ベトナムコーヒー。沖縄そばは、汁が美味しく、思わず飲み干してしまいそうになった。でも、前菜でスープを飲んでいたので、お腹がたっぷんたっぷん。おまけにご飯も食べたので、胃がヒーヒー言っていた。美味しいのだけど、汁物攻撃と炭水化物攻撃は結構つらかった。(2003.11)

    久々にごーやちゃんぷる定食を注文。薄目にスライスしたゴーヤに豚肉の脂が絡まって、そこに淡泊な豆腐が加わり、卵で全体を和らげてくれる。このゴーヤチャンプルさえあれば、ご飯が何杯でも食べられる。ゴーヤ、豚肉、豆腐、卵。この組み合わせを考えた人に感謝。もちろん、シーサー食堂にも感謝。(2003.12)

    ゴーヤちゃんぷるを注文。言うことなし、やっぱり美味しい。それはともかく、今日はお客が多かった。それもマダムの団体さん。あらゆる料理をみんなで分け合って食べている。ゴーヤちゃんぷる、ソーキそば、ピザ、リゾット。このリゾットが旨そう。前回食べたときは胃がもたれて大変だったけど、そんなのは、のど元過ぎれば暑さ涼し。次回はリゾットを食べるんだ。(2004.1)

    前回来たときに、絶対にリゾットを食べるんだと心に誓った記憶がある。でも、今日はゴーヤちゃんぷる。もちろん、そのゴーヤちゃんぷるを選択するにあたっての葛藤は、すさまじい物があった。でも、胃の調子が良くないので、チーズリゾットは敬遠して、ゴーヤを選択したのだ。次回は絶対にリゾットを食べるんだ。と心に二度刻む。(2004.3)

    念願のリゾットを食べた。熱々の石鍋の中で、たっぷりのチーズリゾットがジュクジュク言っている。その上に、明太と刻み海苔がかけてあった。それを混ぜ混ぜしてパクリといただく。とっても熱い。そりゃもう熱い。おまけに汗が出てきて、ぽっぽと暑くなってきた。そろそろチーズリゾットのシーズンも終わりかな。これからの季節は、タコライスがいいな。でもゴーヤも食べたいな。いやいや、タイカレーも食べたいゾ。そんな事を思いながら、チーズリゾットをぺろりと平らげた。美味しいのだけど、胃にたまるなぁ。(2004.6)

    久しぶりにタイカレーを注文。いつものように、早速スープの登場。ごま油の風味が嬉しい。それを飲んでいると、サラダの登場。今日は大根と水菜のサラダ。それを食べていると、タイカレーの登場。何だか、今日は出てくるのが早いな。

    タイカレーは手作りっぽい器で出てくる。このスープを、ライスにかけながら食べ進む。スープはココナッツがたっぷり入ってまったりと甘みがあるけれど、辛さもそれなりにあるので、食べ進むとドンドン辛くなる。具は鶏肉のみ。ソテーしてあるので香ばしく食感がある。

    具が少ないせいもあって、食べていて飽きが来てしまう。量も結構多いので、最後の方はしんどくなってしまった。甘さが強いのも原因かな。(2008.2)


    頭のつむじあたりからゴーヤのツルが生えてきそうなほど、この店のゴーヤチャンプルーを食べ尽くしてきた。尽くしたはずなのに、今日もまたまたゴーヤチャンプルー。まったく飽きる気配がない。

    本日のサラダは大根と水菜。これにワサビが利いたドレッシングがかけられている。ちょいと鼻にツーンと来る。スープはいつものゴマ油風味。具はビーフンとタマネギとニラ。

    メインのゴーヤチャンプルーはいつも通り。こんがり火の通ったゴーヤに豚肉とタマゴが絡まって風味がよい。豆腐は絹の様だけれど、しっかり水分が抜けている。これがポイントなんだよね。自分で作るときは、豆腐の水分で失敗する事が多い。どうやって抜いているのだろう。などと疑問を抱きつつも、箸と口は止まらない。気がつけば、最後のゴーヤを惜しげもなくパクリと食べて、お腹はいっぱい。最後のベトナムコーヒーで胃袋に蓋をして、ごちそうさま。やっぱりゴーヤのツルが生えてきそうだよ。(2008.7)


    イチローの連続試合安打の記録は知らないけれど、私の連続シーサー食堂ごーやちゃんぷるー記録だって負けていないはず。と思って、調べてみたらイチローの記録は25。私はたかだか十数回。すみません、完全に負けてます。そんなワケで、ちんけな自己記録への挑戦はサッサと断念して、今日は久しぶりにタコライスの注文。

    まずはスープの登場。いつものゴマ油風味。サラダは大根と水菜。今日のドレッシングは胡麻だった。それらを食べ終わると、タコライスの登場。どうもお久しぶりです。

    平たい皿の上にライス。その上にチーズ。その上にミンチ肉が乗せられて、レタスがちりばめられている。そうして、最後の仕上げにフレッシュトマトのチリソース。トマトのカタマリがゴロンゴロンと入っていて、結構ピリ辛。

    タコライスの作法として、まずは混ぜ混ぜ。ピビンパとタコライスは88回混ぜてから食べないと、お百姓さんに申し訳ないのだ。少なくとも、私の中ではそういう決まりになっているのである。

    ほどよく混ざったところで、ぱくりと一口。まず辛味。そうして酸味。レタスのシャキシャキ感が嬉しいな。ご飯に混ざったレタスっていいな。レタス炒飯なんかも好きだしね。こういうのは大好き。そうして、そのままバクバクと食べ進む。チリソースの辛味の中に、コショウのピリリも混ざっていて、食欲はどんどん増進。あっという間に皿は空。お腹は満タン。見た目はそんなに多そうではないけれど、意外にボリュームあるなぁ。

    ちなみに、どうでも良いことだが、きくぢっちサンの連続シーサー食堂ごーやちゃんぷるー記録は、イチローを通り越して、高橋慶彦に迫る勢いである。(2008.8)


    店内に入るといつもと様子が違う。何が違うのだろうと、いぶかしみながらカウンターに座る。そうして、メニュー表を見ようと振り返ると、大きなスクリーンが鎮座している。あぁ、これか。って、入るときに気がつきなさい。

    その大きなスクリーンでメニュー表は隠れてしまっている。これは不便だなと思っていたら、新たなメニュー表が各テーブルに備えてあった。しかもメニューがひとつ増えている。なので、そのラフティ丼定食を注文。ドリンクも増えていて、6種類から選べるようになっている。今日はグァバジュースを選択。

    そうしていつものように、サラダとスープの登場。これは変わらない。それを食べ終わった頃、ラフティ丼の登場。楕円形の器に盛られていて、ご飯の上にラフティがタップリ。薬味はゴマ、鰹節、カイワレ。濃いめのタレがかけられ、なにやらマヨネーズベースのソースもかけられている。更にラフティの上には目玉焼きが鎮座。なんとなく、ロコモコ丼の様な雰囲気。これをグシャッとかき混ぜながら食べる。ラフティのトロトロ具合が美味しいな。見た目以上にボリュームもあった。(2010.5)