閉店 麺壱 (めんいち)
「李さんの家」の後に入った、やっぱり汁なし担々麺の店。汁なし担々麺以外にも、ラーメンや冷麺も扱っている。更にはたこ焼きもある。ちょっと不思議なラインナップ。店内は横に長細く、カウンター13席。テーブル4席×1。3席×1。
汁なし担々麺は辛さが5段階から選べる。具は鳥そぼろと刻みネギで、よくかき混ぜて食べるスタイル。麺は細めの縮れ麺で、タレが欲から待って食感もあるタイプ。昼はご飯と餃子が付くランチセットもある。他にもラーメンや冷麺もあり、数量限定のいのししラーメンなんてものもある。
店舗には持ち帰り用の窓口があり、そちらではたこ焼きを販売している。もちろん、たこ焼きは店内でも飲食できる。
担々麺は少し時間がかかっての登場。どんぶりの中を覗くと、麺の上に鶏そぼろと刻みネギ。あと輪切りの唐辛子がちりばめられている。で、流儀に従い混ぜ混ぜすると、底から濃厚そうなタレの登場。ちょっとスープの分量が多いような気もしたけれど、何回か混ぜていたら気にならなくなった。それを合図にまずは一口。ズズズッ。とってもオーソドックスな汁なし担々麺。うん、美味しい。でも、もう少し旨味というか、コクがあったほうが好きかも。
そんな感想を書きながら、「オーソドックスな汁なし担々麺」ってものが市民権を得ていることに気がついた。ちょっと不思議な瞬間。まぁ、私だけの思い込みなのかもしれないけれどね。それにしても、普通に美味しい汁なし担々麺ってのは広島の至る所に出来てきたよね。いずれ飽和状態になっちゃいそう。(2009.9)