香蘭 (こうらん) 

    美奈古鮨の跡地に入った中国料理店。店内は改装されていて、以前の面影はない。厨房を囲むようにカウンターが9席。テーブルは4席×2。あと個室があり、こちらはテーブルがふたつ備えられている。

    定食は、メインの料理と共に1・2品の総菜が皿に盛られて出てくる。それにご飯、スープ、ザーサイが付く。量はかなり少なめ。店名を冠した香蘭定食は酢豚、八宝菜、春巻きの定食になる。どうやら、これらがオススメのメニューである様子。

    広島市佐伯区五日市中央7-10-29
    開店時間:11:30-14:30 17:30-22:00(L.O.21:30)
    定休日:火曜日、第4水曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    美奈古鮨が移転して、その店舗はしばらく空き家になっていた。もったいないなと思っていたら、いつの間にか中国料理店になっていた。そう、中華料理ではなく、中国料理。看板にデカデカとそう出ている。

    なので、しばらくしてからお昼を食べに行ってみた。店の前に車を止めると、プーンと良い匂いが漂ってくる。美味しそうだなと、いそいそと店内へと急ぐ。入り口の前には、メニューがこまごまと掲示されていたけれど、ろくに見もせずに入店。

    店内は丁度客がはけたところらしく、がらんと空いていた。店は家族で切り盛りされている様子で、アットホームな雰囲気。厨房は年配の男性、フロア担当は同年配ぐらいの女性と、若い男性。

    とりえず、隅のテーブルに陣取り、メニューと睨めっこ。どのメニューが良いのか分からない。迷ったときは取りあえず麻婆と決めているので、麻婆豆腐定食を注文。注文後、落ち着いて店内を見渡していたら、春巻定食がオススメと書いてある。うーん、失敗失敗。

    定食はそんなに待たされずに登場。平皿に麻婆豆腐が盛られ、チャーシュー、バンバンジー、サラダも一緒に盛られている。後はご飯、スープ、ザーサイ。麻婆はいわゆる和風中華っぽい出来。少し辛めで、私はこういうのも好きだな。ただ、平皿に薄く盛られているので、直ぐに冷めちゃった。全体的に、美味しいのだけれど、値段に対して量が少なすぎる。そこがかなり残念。(2010.2)


    定食は、値段と内容が釣り合わない印象だったので、今日は単品から選択。ちょっと気になっていた唐辛子ちゃんぽんを注文。坦々麺も気になったのだけれど、聞き慣れないこちらを選択。

    出てきたちゃんぽんは、確かに唐辛子らしく赤い色。スープを啜ると、程よい辛さ。といっても、辛いのが苦手な人には無理なレベルかも。麺は細麺でボリューム感あり。更に、ちゃんぽんらしく野菜や魚介類がたっぷり入っている。細麺なので、とにかく急いで食べる。でも、そんなに急速に麺が伸びることもなかった。

    ここでは定食よりも単品メニューの方がお得かも。次回は丼物を食べてみようかな。人数が多ければ、春巻きを別途注文して分けるのも良さそう。(2010.4)


    店の前を通りかかると、サービスランチの張り紙が見えた。そんなのが始まったのかと、車を止めて見てみると、今日のランチは鶏肉の辛子炒め、エビの卵とじとのこと。値段は700円。これは食べるしかないでしょう。

    店に入ると、今日は他に客はいない。もちろん注文はサービスランチ。厨房の奥から炒める音が聞こえてきて、しばらくするとご飯とスープの登場。そうして、鶏肉の辛子炒めも運ばれてきた。それとザーサイときゅうりの和え物。どうやら、エビの卵とじは後から出てくるみたい。

    鶏肉の辛子炒めは甘辛い味付け。唐辛子が入って、少しピリリ。ご飯によく合う。途中で登場したエビの卵とじはチリソースが乗せられてて、こちらもご飯によく合う。ボリュームはたっぷりだし、このランチはお得だな。(2011.2)