閉店 鈍色 (にびいろ)
廿日市商店街の外れ、それも少し側道に入ったところにあるカフェ。築100年以上の古い民家を改装している。場所が分かりにくいし、一見民家に見えるし、まさに隠れ家といった雰囲気。
店内はこぢんまりとしていて、テーブルが4席×2、2席×2。カウンター4席。民家を改装しているので、所々が傾いていたり、天井にもつぎはぎが見える。それが返って良い味を出している。
スパムランチは、スパムむすび2個、日替わりのおかずが5品ほど、漬け物、味噌汁といった内容。食後にコーヒーが付いてくる。スパムむすびは、スパムを板状に切って、同じく板状の卵焼きをサンドウィッチの様にご飯で挟に、海苔で巻いたもの。ご飯は押し固めてあるので崩れるようなことはない。
朝はモーニングがあり、夜は晩酌セットが用意されている。
で、早速ランチを食べに行ってみた。店内に入ると、まず観葉植物がデンと迎えてくれる、その向こうにこぢんまりとしたレトロ調のカフェスペースが拡がる。で、テーブルのひとつに陣取り、メニューを物色。とりあえず、一番最初に目に付いたスパムランチを注文。
ランチが出てくるまでに、店内を見渡す。窓枠を見るとあきらかに斜め。天井を見上げると、黒い梁がむき出し。聞くところによると、築100年以上の古い民家とのこと。
で、ランチの登場。スパムむすびが2個。味噌汁。かぶのなます、カキフライ、大根とニンジンのきんぴら、ポテトサラダ、キャベツとカイワレのサラダ、たくあん。スパムむすびは、意外に塩辛くなく優しい仕上がり。ボリュームも結構ある。更に食後にコーヒーが付いてきた。
駐車場は一台だけだし、こぢんまりとしているし、あまり大人数で押しかけるお店ではなさそう。でも、店の前は人通りも少なく、静かにノンビリ出来るので、喫茶として利用するのもよさそう。ランチでは焼きカレーが気になる。次回はこれだな。(2010.1)
で、予想したとおり、かなり時間がかかってスパムむすびランチが登場。スパムむすび2個、タケノコの煮物、餃子、サラダ、冷や奴、みそ汁。結構ボリュームはある。これにコーヒーも付いてくるので、結構お得感は高い。ただ、隣の客の食べていた焼きカレーが気になってしょうがない。次こそはリベンジしなくちゃ。(2014.5)