タンポポ 

薬師が丘団地のど真ん中にあるお好み焼き屋。「タンポポ 三筋店」は他人に譲って、現在はこちらの本店を夫婦で切り盛りされている。席は鉄板4席、テーブル8席。昼時は、いつも持ち帰りの注文の電話が鳴り響いていて、忙しそう。お好み焼きの焼き方も、忙しそうに焼くが、けして雑ではない。

お好み焼きは、仕上げにシッカリ押し焼きするシットリしたタイプ。でも、水分はほどよく飛ばしている。最後に調味料、コショウ、ゴマ青のりを振りかけ、紅ショウガをひとつかみのせる。そばはソフト麺。ソースはカープソース。

名物のタンポポ焼きは、麺をあまりほぐさずにコーンとチーズを乗っけて蒸すように焼く。そのまま最後まで麺にはあまり触らず、上にお好み焼き本体がのせられる。また、仕上げに怪しげなカレー風味のソースがかけられる。これが結構美味しい。

広島市佐伯区薬師が丘4-15-15
082-927-3566
開店時間:11:00-14:00 17:00-20:00
定休日:月曜日
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
駐車場:なし


もう一言
ここでは初めて肉玉そばを食べた。私としては、やっぱり肉玉うどんの方がよい。もしくはタンポポ焼きのそば。それにしても、お好み焼きが涼しく食べられる季節になったものだ。この店は山の上の住宅街に位置するので、窓を開けると涼しい風が吹き込んでくる。とっても気持ちがよかった。(2003.10)

今日はタンポポ焼きのうどん。食べているうちにどんどん暑くなってきた。今年はいったいどうなっているのやら、冬はどこへ行ってしまったのだろう。このままだと、年内に梅が咲きほこってしまうかもしれない。すると、1月頃は桜かな。ってコトは4月は紫陽花。それぞれ2ヶ月早く楽しめる。なんとお得なのでしょうか。なんだか、11月に新年号を出す月刊誌みたいだけど。(2003.12)

この季節のタンポポも、風通しが良くて気持ちよい。熱い鉄板の前でも、涼しい風が吹き込むことによって、快適にお好み焼きが食べられる。そんな中、今日はタンポポ焼きのうどんを食べた。ちょっとシットリしていて、凝縮された美味しさ。それに、チーズとコーンをトッピングして600円は安いなぁ。(2004.6)

三宅の2号店は店員に譲って、ご主人はこの薬師が丘店に戻られた。三宅店も順調だったので残念だけれど、やむを得ない事情があるとのことで、仕方がない。ともかく、久しぶりにタンポポ焼きが食べたかったので、少し無理をしてこちらの店に来てみた。

店内に入ると、鉄板の上には大量のお好み焼き。そのほとんどが持ち帰りや出前のお好み焼き。相変わらずの人気。久しぶりのご主人も、少し殺気立っていて、挨拶もそこそこにタンポポ焼きの注文。私のお好み焼きを焼いている間にも、電話注文はひっきりなし、奥さんはほとんど電話対応に追われている。このコンビを見るのも久しぶりだなぁ。

しばらくして私のお好み焼きが焼き上がる。久しぶりのカレーソース。これってクセになるんだよね。で、熱々の鉄板と格闘しながらお好み焼きを完食。親父さんは元気そうで安心したし、店も相変わらず繁盛している。こちらの店にはナカナカ来る機会が作れないけれど、忘れられない程度には食べに来よう。そうそう、ハンバーグ焼きはサスガにメニューから姿を消していた。ちょっと残念。(2010.12)