閉店 紫錦城 (しきんじょう)
中華料理店。外から見たよりも店内は広く、広い座敷のテーブルが6席×4。カウンターが7席。一般的な和風中華のメニューが並んでいる。
サービスランチは、その日のメインメニューが壁の白板に書いてある。そのメインメニューに、小鉢、スープ、サラダ、漬け物が付いてくる。かなりボリュームがあり、食欲旺盛な男性の腹を充分に満たせる。
駐車場はとめにくく、出にくい。大きな段差もあるので気をつけた方がよい。
今日のサービスランチは鶏の唐揚げ。揚げ物気分ではなかったので、他の一品料理から定食を探してみる。特に食べたいものが見つからなかったので、麻婆豆腐にしてみた。よく分からないときに、とりあえず麻婆豆腐に流れてしまうのは、私の悪い癖である。
で、しばらくして麻婆豆腐定食の登場。しまった。ここの定食はボリュームたっぷりだったんだ。失敗したな、食べられるかな。そのボリュームたっぷりの内容は、どんぶりイッパイの麻婆豆腐、こんもりサラダ、イカの揚げ物、大盛りご飯、スープ、漬け物。
早速、麻婆豆腐を食べてみる。ぷーんとごま油の香り。辛さはそんなに強くない。非の打ち所のないほど真っ直ぐな和風中華。イカの揚げ物は揚げた後タレにすこし漬け込んだのか、味がしみている。ご飯に良く合う。そのご飯は大盛りで、少しベシャっとしている。ちょっと食べにくい。
そうやって定食を食べていると、他の客がサービスランチの大盛りを注文していた。ご飯の盛り方をこっそりうかがうと、まるで日本昔話に出てきそうなほどの山盛り。あれは、私には絶対に無理だな。(2008.10)