移転 美奈古鮨 (みなこずし)
移転先
広島市中区新天地1−3 広島第3ビル新館1F
082-248-8871
五日市中央でも、西広島バイパスの北側にある鮨屋。店内は清潔感があって、明るい。席はカウンターが10席、あがり席が4席×3。カウンターもあがりもゆったりとしていて、くつろげる。
鮨はどれも丁寧に握ってくれる。サビも握る直前に鮫皮で下ろしていた。また、鮨は客の様子をうかがいながら一貫ずつ握ってくれる。自分のペースでリラックスして鮨を食べることができ、鮨屋に慣れていない人でも安心して過ごせる雰囲気がある。
お昼だと、鮨の「花」と「月」には赤だしが付いてくる。詳しいことはよく分からないけど、ネタは相当に良いものを使っているのだと思う。
今日もカウンターのど真ん中に座って、まずは一通り握って貰った。主人が、ひとまずネタを全て準備して、万全の体制で握り始める。それと同時に赤だしの登場。ここの赤だしは必ずジュンサイが入っているよなぁ。
そうして、まずは一つ目の赤身。赤身独特の香りがすっと通り抜けていった後、サビが不意に現れて、まずは全てをリセットしてくれる。これで、お口は完全鮨モード。次に、トリ貝。これはツメで食べる。シャッキリ美味しい。穴子はトロリと美味しい。握る前に炙っているので、少し温かい。そうして、赤貝、コハダ、海老、トロと続く。途中でガリをつまむと、これまた美味しい。柔らかく漬かっているな。
トロの次はホタテ。軽く炙ってあり、すだちでサッパリ。最後はウニの軍艦巻き。一通り出てきたところで、大根の漬け物の登場。これが最後の合図になっているみたい。これはべったら漬けかな。甘い風味にシャッキリコリコリ。いやぁ、美味しかったなぁ。(2008.2)