もりした 

    創作家庭料理のお店。シックにまとまって、落ち着いた店内。BGMも店の雰囲気にマッチしたものが流れていた。客層は近所の奥様が中心。テーブル席が4席×4、2席×2。

    店の入り口前に、本日のランチの内容を書いた黒板がおいある。ランチは魚料理と肉料理が用意されていて、どちらかを選ぶことが出来る。ランチを注文すると、すぐに盆が運ばれてくる。内容は6品ほどの綺麗な和食の総菜。食べていて嬉しくなる。その後しばらくして、メインの料理とご飯と吸い物が出てくる。食後には手作りデザートとコーヒーが付いてくる。料理は食べ応えのある内容だが、意外に油がほとんど使われていない。

    おすすめは魚料理とのこと。ランチで魚と肉のどちらにしようか悩んだときは魚を選んだ方がよい。ご飯のお代わりは無料。最初、ご飯は少なめに盛られてくるので、おわかりしたくなるが、デザートによっては相当な量になることもあるので注意。

    夜はコース料理が用意されていて、どれもお酒が楽しめる内容になっている。アルコール類は、日本酒とワインが揃えてあるようだ。

    広島市佐伯区五日市2-9-25
    082-922-3225
    開店時間:11:30-14:00 18:00-22:30(L.O.21:00)
    定休日:日曜日・祝日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    ランチの魚料理を注文。ほとんど待たされることなく、最初の盆が出てきた。内容は、小松菜とベーコンの和え物、刺身、タコとキュウリのなます、カンパチの味噌焼、タコ入りトロ玉焼き、野菜の煮物、キュウリとニンジンの漬け物。それらを食べていると、主役のかわはぎのムニエルが登場。一緒にご飯と汁も太刀持ちと露払いかの如く登場。とにかく、品数が多い。ちょっと健康に気を使ってみた気分に浸れる。味は、少し濃いめだけど、イヤらしい濃さはない。デザートは、コーヒーとコーヒーゼリー+さくらんぼ。うーん、まぁ、こういうのもアリかな……(2004.7)

    久しぶりのもりした。ランチのメニューを見ると、値上げされている。1400円は、さすがに普段食べるには高すぎるなぁ。と思いつつ入店。店内の様子は変わりない。で、今日のランチは魚料理を選択。

    最初の盆は、やはり直ぐに登場。コロッケ、ショートパスタとキュウリとにんじんのサラダ、刺身、水菜の和え物、野菜の煮物、香の物。これにご飯とおすましが付いてくる。メインの料理は少し遅れて登場。今日はサワラのソテー。

    温かいのはコロッケとサワラのソテー。ソテーはカボチャ、パプリカ、しめじなどが一緒に炒められ、ソースと共に添えられている。結構シッカリとした味つけで、ご飯に良く合う。

    野菜の煮物はカボチャ、椎茸、インゲン、こんにゃく、にんじん、高野豆腐。どれも煮崩れしてなく、綺麗な盛りつけ。カボチャは美しく面取りされているし、にんじんは花びらの形。

    刺身は、たぶん、カンパチ、鮭、アジ。カンパチは新鮮でコリコリ、アジは味がのって美味しかった。その他の品も、どれも美味しく食べた。ただ、ちょっと味付けが濃いいかな。おかげでご飯をおかわりしちゃった。食べ過ぎ。

    最後のデザートはチーズケーキとキーウィ。これに薄めに淹れたコーヒーが付いてくる。全部食べ終わったら、やっぱりお腹いっぱい。

    値段が高くなったけれど、今日も店内はほぼ満席。その殆ど、というか私たち以外は、全員主婦っぽい様子。もう、完全にマダムの憩いの場という様相。それはともかく、値上がりは痛いなぁ。前も少し高めだったけれど、更に訪れにくくなっちゃったなぁ。(2008.3)