閉店 Marys dining (メアリーズダイニング)
西広島バイパスの側道にあるお好み焼き屋。とっても分かりにくいところに位置する。店内はカントリー調で、お好み焼き屋さんにしては洒落ている。席は鉄板が5席。テーブルが4席×1。お店はおばちゃん中心にその家族で営まれる。おばちゃんはかなり個性のある方。
お好み焼きは、肉野菜焼きがベースで、そこに卵やそばをトッピングとして追加してゆく。焼き方は、生地を楕円形にのばし、カツオ粉、キャベツ、もやし、天かす、肉を乗せてゆく。途中で昆布粉もふりかけられる。麺は自家製麺で細麺と太麺がある。これを茹でて水で締めてからオリーブオイルを絡めて炒める。麺は、お好み焼き本体の生地をめくり、キャベツの上に置き、また生地を被せる方法で合体させる。卵はきざみネギをちらしてから本体を乗せる。仕上げは青のりと鰹節が降りかかる。量はちょっと少な目。ソースはオタフク。
ランチタイムには、お好み焼きにジュースかコーヒーが付いてくる。ジュースは自家製のものがあるかもしれないので、お勧めを聞いてみるのも良い。他にもデザートが人気のようで、お好み焼きを食べた後にデザートを楽しむ人も多い。
生地を楕円形に引くところは相変わらず、ただ違うのは鉄板の上に置かれた鍋。これは何かと様子を見ていると、おもむろにソバを茹で始めた。なるほど、生麺か。って、昔も生麺だったっけ?と思っていたら、新たに自家製麺を始めたみたい。
おばちゃんは、じっくりと時間を掛けてお好み焼きを焼きあげてゆく。出来上がったお好み焼きはシットリとしているけれど、あまり押さえてないので水分は出ていない。ほのかに香る洋の風味は、オリーブオイルが出てきているのかな。そんなに沢山入れてないのに、こんなにも香ってくるんだ。自家製麺はかん水が入っていないので、触感がゆるい。健康には良いだろうけれど、物足りないな。太麺の方が良かったかな。
お好み焼きを食べ終わった後はドリンク。乳酸飲料の水割りは、いわゆる自家製のカルピス。とっても濃厚で美味しく、何杯でも飲めそう。時間があれば、これにデザートも食べたかったけれど、それは断念。今度は時間があるときに来よう。(2007.10)