閉店  Marys dining (メアリーズダイニング) 

西広島バイパスの側道にあるお好み焼き屋。とっても分かりにくいところに位置する。店内はカントリー調で、お好み焼き屋さんにしては洒落ている。席は鉄板が5席。テーブルが4席×1。お店はおばちゃん中心にその家族で営まれる。おばちゃんはかなり個性のある方。

お好み焼きは、肉野菜焼きがベースで、そこに卵やそばをトッピングとして追加してゆく。焼き方は、生地を楕円形にのばし、カツオ粉、キャベツ、もやし、天かす、肉を乗せてゆく。途中で昆布粉もふりかけられる。麺は自家製麺で細麺と太麺がある。これを茹でて水で締めてからオリーブオイルを絡めて炒める。麺は、お好み焼き本体の生地をめくり、キャベツの上に置き、また生地を被せる方法で合体させる。卵はきざみネギをちらしてから本体を乗せる。仕上げは青のりと鰹節が降りかかる。量はちょっと少な目。ソースはオタフク。

ランチタイムには、お好み焼きにジュースかコーヒーが付いてくる。ジュースは自家製のものがあるかもしれないので、お勧めを聞いてみるのも良い。他にもデザートが人気のようで、お好み焼きを食べた後にデザートを楽しむ人も多い。

広島市西区井口4-35-17
082-277-1600
開店時間:11:30-21:00 ランチサービス(11:30-14:30)
定休日:月曜日、第3日曜日
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
駐車場:4台


もう一言
約5ヶ月ぶりに来てみた。店内がずいぶん改装され、テーブル席が広くなっている。今日はおばちゃんは居なかった。息子さん一人だけ。このおばちゃんの話を聞くのは結構好きなので、残念。でも、息子さんも良い人で、かなり気のきくかただ。安心して食べられる。今日はそばイカ天入り。あっさり味を再確認、どっしりした味がよい場合はトッピングを工夫すればよいのかな?(2003.10)

鉄板が開いてなかったので、お好み焼きは敬遠して、うどんカルボナーラを注文。前から気になっていたのだ。でも、お好み焼きの美味しそうな匂いが私の鼻をくすぐってゆく。あぁ、堪らない。注文を取り消して、お好み焼きにしてくださいとの言葉が、何度もノドまで出かかる。でも、皿では食べたくない。そんな葛藤を繰り返している内、うどんカルボナーラが運ばれてきた。もう注文は取り消せない。さて、うどんのカルボナーラは、本当にカルボナーラだった。やはり、パスタと違って、フォークで巻きにくいけど、気分は和よりも伊な感じ。うどんに火が通り過ぎることもなく、シッカリした食感。味付けは薄いけど、サーモンの薫製が結構塩分を含んでいるので、ちょうど良かった。なかなか美味しい。でも、やっぱり、お好み焼きが食べたかったなぁ。(2004.3)

久しぶりに、メアリーズダイニングでお昼を食べた。いつの間にか、奥の部屋が作業部屋になり、客席が少し減っていた。でも、おばちゃんのテンションは減ることなく、以前のまま。安心して、お好み焼きの注文。細麺、卵、イカ天をトッピング。

生地を楕円形に引くところは相変わらず、ただ違うのは鉄板の上に置かれた鍋。これは何かと様子を見ていると、おもむろにソバを茹で始めた。なるほど、生麺か。って、昔も生麺だったっけ?と思っていたら、新たに自家製麺を始めたみたい。

おばちゃんは、じっくりと時間を掛けてお好み焼きを焼きあげてゆく。出来上がったお好み焼きはシットリとしているけれど、あまり押さえてないので水分は出ていない。ほのかに香る洋の風味は、オリーブオイルが出てきているのかな。そんなに沢山入れてないのに、こんなにも香ってくるんだ。自家製麺はかん水が入っていないので、触感がゆるい。健康には良いだろうけれど、物足りないな。太麺の方が良かったかな。

お好み焼きを食べ終わった後はドリンク。乳酸飲料の水割りは、いわゆる自家製のカルピス。とっても濃厚で美味しく、何杯でも飲めそう。時間があれば、これにデザートも食べたかったけれど、それは断念。今度は時間があるときに来よう。(2007.10)