閉店  花凜 (かりん) 

    五月が丘団地のメインストリート沿いにある中国料理店。以前、竹琳があった場所になる。店内は、以前の店舗をそのまま使っていて。入り口正面にカウンター席が6席。あがりのテーブル席が4席×4、2席×3。カウンター席の向かいにガラス張りのオープンな調理場が見える。店内は終日禁煙。

    お昼のランチは、八宝菜、日替わり、海老チリ、酢豚、麻婆豆腐から選べる。メインの料理にサラダ、小鉢、ごはんor中華粥、スープ、漬け物、デザートといった内容。花凜おすすめランチセットにすると、これに蒸し餃子2つとコーヒーがついてくる。

    広東創作料理を銘打っているが、ランチメニューは一般的な中華メニューになっている。お店のウリを食べるなら、アラカルトかディナーコースが良さそう。

    広島市佐伯区五月が丘2-8-19
    082-941-0455
    開店時間:11:30-14:00 17:30-21:30(L.O.21:00)
    定休日:月曜日、第3日曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。


    もう一言
    前回訪れたときは、なんとなく麻婆豆腐を食べてみた。少し甘さが目立つものの、ガッツリと麻と辣が効いていて、とても美味しかった。でも、お店の方によると専門は広東料理とのことだったので、今回は八宝菜を注文しようと、食べに来てみた。のだけれど、店に入って席に座ったら気が変わって、酢豚を注文。なんとなく豚肉気分だったの。

    注文を終えて、ゆっくりメニューを見ると、麺セットとチャーハンセットがなくなっている。その代わり冷麺セットが登場していたので、麺セットは休止中なのかな。チャーハンセットはどうなったんだろう。などと考えていると、前菜の登場。サラダと豆アジの南蛮漬け。南蛮漬けが絶妙な締まり具合。食べ終わるとすぐに蒸し餃子の登場。蒸籠に入って、蒸したての状態で出てきた。フカヒレとエビ。ぷーんとエビの風味が口内に広がる。

    そうして、酢豚と中華粥の登場。酢豚は酢がしっかりと効いて熱々を頬張ると、少しむせ返すほど。アツアツ、ホフホフさせながら食べ進む。中華粥は美味しいのだけれど、やっぱり酢豚にはご飯の方が良かったな。中華粥にするなら八宝菜にすべきだったかも。ただ、この店のランチは、無理に広東系を食べようとせず、素直にその時に食べたいものを選んだ方が良いかも。(2013.8)