廿日市のJR線路沿いにあるお好み焼き屋さん。おばあさんとおばさんがお好み焼きを焼いている。姑娘という店名から察するに、親子なのだろう。店内は広く、カウンターの鉄板が10席弱。ゆっくりできるテーブルの鉄板が8席ほど。
お好み焼きは、鉄板に生地をひき、魚粉、キャベツたっぷり、もやし、天かす、豚肉と乗せてゆき、つなぎの生地をかける。そのまましばらく焼いた後、ひっくり返して、重しでペタンコに押さえ焼きする。麺は鉄板に出してダシを差してほぐし、そばはソース、うどんは醤油をかけて炒めておく。程よく焼き上がったところで、麺に本体を乗せて、玉子を鉄板にかち割り、丁寧に広げて本体を乗せる。玉子にしっかり火が通ったところでひっくり返し、ソースをハケで塗り、コショウ、調味料、青のりで完成。ソースはオタフク。そばは袋麺。
あと薬味は、客が自分の好きなだけ使うことができる。そういう方式は遠慮がちになってしまいがちだけど、ここの場合は、どうぞお使いくださいと言わんばかりに、薬味セットをお客の前に差し出してくる。セットの内容は、白ゴマ、紅ショウガ、ガーリックパウダー、一味、きざみネギ、マヨネーズ。きざみネギをご自由にというのは、あまり聞いたことがない。太っ腹だ。