TETSUJIRO 

    廿日市の山陽女子大近くにあるお好み焼き屋。以前、「Dragonfly cafe with Pickles」があった場所になる。店内はコの字に鉄板が配置され、そこにカウンターが14席。お好み焼きだけでなく、種類は多くないが、鉄板焼きメニューも用意されている。

    お好み焼きは、少し粘りのある生地を楕円にひき、キャベツを乗せる。このキャベツは乾燥しないよう、適宜水をさし、乗せる前には手で揉んで空気をふくませる。そして、もやし、天かす、魚粉、塩、ガーリックパウダー、豚肉は厚くて大きいのを3枚乗せて、つなぎの生地をかける。少しだけ間をとってひっくり返し、その後はたまにカタチを整えながらカナリ長時間焼く。

    そばは生麺。茹でた後、タモですくって軽く水分を切り、鉄板に広げて油を指し、広げる。コショウ、調味料を振りかけてかき混ぜながら炒め、本体と合体。うどんは、そばよりも長めに焼いてから合体。麺は本体に対して少し広めの面積をとる。

    合体後、麺を本体の下に押し込むようにかなり丹念にカタチを整えながら焼いて行く。鉄板に卵をかちわり、黄身を潰さずにそのまま本体を乗せて、少し焼いてひっくり返す。最後にハケでソースを塗り、調味料、青のりで完成。

    廿日市市大東1-7 保田ビル101
    0829-32-5518
    開店時間:11:30-14:00 17:00-23:00
    定休日:水曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    肉玉そばを食べた。ハラペーニョのトッピングを悩んだが、今回はやめておいた。ハラペーニョと言えば、横川の「ロペズ」が有名だが、店主はそこで修行したとのこと。そう言われてみると、鉄板や棚の配置もお好み焼きの焼き方もそっくり。

    店主はとても気遣いされるかたで、忙しくお好み焼きを焼きながらも、客の面倒を細かくみてくれる。とても居心地が良い。で、時間がかかったお好み焼きは、すこし平べったい。そばはしっかり焼かれ、食感が良い。卵は黄身が半熟でトロリとしている。ただ、生地が少し厚めなのが気になる。でも、前回はお好み焼きからはみ出るほど大きかったけど、今日はそれほどでもないな。少しずつ変わってきている様子。(2013.10)