イズミの裏手にあるたこ焼き屋。店内には狭いながらたこ焼きを食べるスペースもある。たこ焼きは、普通に焼いたものではなく、揚げたこ焼きになっている。でも、如何にも揚げました、という感じではない。食べた感じは、普通のたこ焼きとほとんど同じ。少し柔らかく、トロっとした食感。
タコ焼きはどれも8個入り。ひとつひとつが大きいので、ボリューム的に問題なし。デフォルトで軽く青のりと鰹節がかけられている。たこ盛りパックは、ねぎポン、あげたこ、明太マヨ、ねぎマヨが3個づつ入っている。
店頭で予約が出来るので、注文して買い物に行けば丁度良い時間に焼き上げてくれる。なので、焼きたて率はかなり高い。
そうしてやっと焼き上がったタコ焼きは、かなり芳ばしい。舟形の器に盛られたタコ焼きをひとつ箸で掴むと、かなり柔らかい。それをすかさず口の中に入れると、もうハフハフのホフホフでアッツアツ。目に涙がうっすら浮かぶ。生地はとろとろだけれど、周りはカリッと感もあり口の中にも香ばしさが拡がる。
これが少し冷めてくると、生地がネットリ感を持ちはじめる。冷えた分、味が分かりやすくなると、生地にダシが強く利いているのが分かる。これは冷めても美味しいな。でも、焼きたての香ばしさが失われてしまうし、どっちも捨てがたいなぁ。(2007.4)