閉店  かめちゃん 

    お好み焼き屋。以前「あご八」があったトコロに入っている。2003年8月8日オープン。開店当初から、あご八時代の常連さん達も、すんなりこの店に馴染んでいるように感じる。店内は長細く、席は鉄板5席、テーブル4席、鉄板のないカウンター5席。

    お好み焼きは、生地を広く引き、魚紛を振りかけ、細目のキャベツ、もやし、天かす、肉と乗せてゆく。そうしてしばらく火に掛けた後、鉄板に油をひいて、その上にひっくり返す。うどんの場合は、生地の上に直接うどんを置き、その上からキャベツなどを乗せてゆく。ひっくり返した後は、じっくりと焼き上げる。仕上げはコショウ、青のり、ゴマ、きざみネギ。そばはソフト麺。ソースはオタフク。大きさはちょっと大きめ。時間をかけているせいか、こんがりとした焼き上がりになる。マヨネーズは自由に掛けられる。

    広島市佐伯区八幡4-13-15
    082-928-0133
    開店時間:11:00-20:00
    定休日:木曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:3台


    もう一言
    最近、この店によく来る。巡り合わせがよいらしい。今日は旦那さんが店に出ていた。初めて会うが、感じの良い方だった。奥さんをきちんとフォローしている。こういう夫婦仲の良さを見せられると、お好み焼きを食べていて気分がよい。今日は肉玉うどんイカ天入りを食べた。やはり、ソバよりも、うどんの方がよい。(2003.10)

    肉玉うどんイカ天入りを注文。今日は注文が多く、なかなか私のお好み焼きの番が回ってこない。どうやら、殆どが持ち帰りの客のよう。店で食べるよりも、持ち帰りの方が多いようだ。今日のお好み焼きは、ちょっと焼きすぎだったような気がする。ちょっと焦げが気になった。(2004.3)

    久しぶりのかめちゃん。今日も肉玉うどんのイカ天入りを注文。注文して、焼く姿を見ていて思い出した。そうそう、ここではうどんを直接生地の上に乗せるんだよね。そばの場合は後で重ねる。こういう風に、うどんとそばで焼き方が違う店って意外に多いんだよね。

    お好み焼きは、相変わらず時間をかけて焼き上げる。丁度先客が居なかったから良かったけれど、これで先客が沢山いたら時間がかかっちゃう。

    で、焼き上がったお好み焼きは、やはりこんがり。こんがりを通り越して焦げもある。でも、ここの小母ちゃんは少々の焦げは気にしていない様子。お好み焼きって、やっぱりこういうもんだと思う。細かい事を気にしていたら、その前に誰が座っていたのか分からない鉄板で、直接ヘラで食べることなんて出来ない。

    今日のおばちゃんは、常連の奥さんや、ご隠居さんの相手をしながら、ひっきりなしに訪れる客のお好み焼きを順々に焼いていた。そうそう、お好み焼き屋ってそういうもんなんだよね。お好み焼きを食べて世間話をする。それこそがお好み焼き屋の昔ながらの姿なんだろうな。(2007.11)