閉店 おりまんさ食堂
岡の下川沿いにあるイタリアン色の強い居酒屋。2014年5月に現在の場所に移転した。「Chone」があった跡地になる。店内は、移転前とほとんどイメージが変わらないが、より居酒屋っぽくなった。テーブル席が4席×3、カウンターが6席。
おりまんさ定食はおかずの盛り合わせ、サラダ、みそ汁、十七穀米ごはん。スパゲティ定食は前菜、サラダ、パンで、4種類のパスタから好きなものが選べる。その他にパスタの単品も用意されているし、壁に張り出されたメニューもお昼でも注文可能。極端は話、ご飯とみそ汁のみだってオーケーとのこと。
で、今日は京味噌のトマトソーススパゲッティを注文。セットはAセットにしてみた。さっそく、出てきたサラダは、レタスとプチトマトと大根。ここの自家製ドレッシングは相変わらず美味しい。そうして、ブルスケッタの登場。パンと焼きおにぎりかを選択できたのだけれど、今日はパンを選択。そういえば、前はフォカッチャだったよな。変えたのかな。
ブルスケッタを食べ終えると、おぼろタマゴの登場。そうそう、これが出てこないと、この店に来たような気がしないよね。おりまんさと言えば、おぼろタマゴ。おぼろタマゴと言えば、おりまんさ。それほどに、定番メニュー。スプーンですくって食べると、熱々ほろほろ。涙が出るほど熱いけれど、美味しい。
その後は、しばらく間が空き、パスタの登場。今日は客が多かったので、しょうがない。その為に、これまでの前置きが用意されているとも言える。肝心のパスタは、京味噌とパスタという、一見ミスマッチのようなカップリングが、実は素晴らしいマッチング。京味噌の風味が、意外にトマトやパスタに合う。これは旨い。
ここでは、京味噌の他にも、ワサビを使用したり、夏場はそうめんパスタを出したりと、かなり日本の食材を前面に出している。そこのところは、かなり好みの別れるところだろうけれど、今日の京味噌パスタはいいな。今度はワサビで責めてみたいな。(2007.12)
で、選んだのは、ワサビと大葉とオニオンのウニソースパスタ。それにAセットを付けてみた。いつものように、サラダの登場。ここのドレッシングは大好き。そうこうするうちに、おぼろ玉子の登場。アツアツのホフホフ。寒い日には丁度良い。
そこからは、少し待ってパスタの登場。ウニソースに絡まったパスタに、刻み海苔がちりばめられている。それを程よく混ぜ混ぜして、ぱくっと一口。うん、ウニだ。そうして……やっぱりワサビだ。
ウニソースはコッテリ感がある。そこにピリリとしたワサビがタマに顔を覗かせる。うーん、美味しいんだけれど、やっぱり私は京味噌パスタが一番好きかも。でも、パスタを全部食べた後、残ったウニソースがメッチャ美味しそう。バゲットがあれば最後まで舐めるように食べていたに違いない。(2010.1)
厨房を除くと、マスターはおらず、見知らぬ女性が一人。もしかして経営者が変わったのかとビックリしていたら、マスターが奥から出てきた。ホッとする。で、ようやく落ち着いてメニューを覗き込むと、おりまんさ定食にはパスタは付いてない様子。そうだよね、さすがにパスタとご飯はないよね。焦ったよ。
で、おりまんさ定食を注文。大きめの丸皿にサバの味噌煮、おでん、とんかつ、せせりの塩焼き、ポテトサラダ、卵焼き、サラダが乗せられている。これに十七穀米ごはん、みそ汁、漬け物が付いてきた。家庭料理って感じ。
後ろの壁を見ると、居酒屋メニューが並んでいる。聞くところによると、これらのメニューもお昼でも注文可能とのこと。親子丼があるじゃない。次回はこれを食べなくちゃね。そうそう、パスタメニューも以前通り用意されているので、そこは安心して良い。(2013.11)
今日もおりまんさ定食を注文。キッシュ、南蛮漬け、塩鯖、チキンのカレー煮、小松菜と油揚げを炊いたの、サラダ。これにご飯とみそ汁が付いてくる。この形態は、移転前と全く同じ。でも、久しぶりにここの和風パスタが食べたくなってきた。次回は京味噌パスタにしようかな。(2014.6)
早速照り焼きチキンにかぶり付く、味はかなり濃いめで大盛りご飯があっという間に消えていく。うーん、やっぱり親子丼とは違う料理になっているな。テリヤキチキンの卵とじ丼かな。一度、ここで普通の親子丼を食べてみたい。などと考えつつ、何とか完食。同じ味が延々と続くので、最後はかなり辛かった。もうお腹いっぱいで意識朦朧。(2014.9)