閉店  おりまんさ食堂 

    岡の下川沿いにあるイタリアン色の強い居酒屋。2014年5月に現在の場所に移転した。「Chone」があった跡地になる。店内は、移転前とほとんどイメージが変わらないが、より居酒屋っぽくなった。テーブル席が4席×3、カウンターが6席。

    おりまんさ定食はおかずの盛り合わせ、サラダ、みそ汁、十七穀米ごはん。スパゲティ定食は前菜、サラダ、パンで、4種類のパスタから好きなものが選べる。その他にパスタの単品も用意されているし、壁に張り出されたメニューもお昼でも注文可能。極端は話、ご飯とみそ汁のみだってオーケーとのこと。

    広島市佐伯区五日市中央3-9-36
    082-923-6419
    開店時間:11:00-14:00 18:00-22:00
    定休日:月曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:2台


    もう一言
    前々から気になっていたオリマンサ。ランチを始めたとの情報が入ったので行ってみた。メニューを見た瞬間、唐辛子とニンニクのトマトソーススパゲッティを選択。サービスランチセットを付けてみた。グリーンサラダにかかっているドレッシングは結構好きかも。どんなドレッシングかは知らないけどね。煮玉子は、おでんの玉子を食べている気分にさせられた。味がシッカリしている。意地汚く煮玉子の汁を飲んでみたら、塩っ辛かった。パスタは、ちょっと細めのモノを使用している。かなり量が多い。でもニンニクと唐辛子の風味が食欲をそそり、あっという間に平らげた。お腹一杯。セット物は結構値が張るし、次回来たときはパスタだけでも良いかな。いや、それよりも夜に来て、ワインを飲んでみたいな。そうそう、噂によると、ここのオーナーはサンマリオで働いていたらしい。オリマンサを反対から読むと……、なるほどね。(2004.3)

    最近、オリマンサの目の前にあった電柱が消えている。あの電柱、車を停めるときにトンデモナク邪魔だったんだよなぁ。と懐かしんでいたら、無性にオリマンサのスパゲッティが食べてみたくなった。で、早速車を停めて店の中へ入ってみる。メニューを見ると、随分内容が変わっている。全体的に値下げされたようだ。嬉しいなっと。そんなわけで、スパゲッティ単品ですまそうと思っていたけど、ホタテとキノコのクリームスパゲッティにサービスセットを付けてみた。胡麻ドレッシングのサラダと、おぼろ玉子が出てくる。おぼろ玉子は本当に茶碗蒸しっぽい。玉子の上にネギと天かすが乗っていた。沢山食べると飽きが来そうな感じで、量も少な目だった。その後出てきたパスタは、ビックリするほどちんまり。なるほど、値下げの分がここに反映されているのかと思っていたら、意外なほどの深皿。底の方に沢山のパスタが隠れていた。でも、前回よりも満腹具合が少ないような気がする。これは視覚効果による錯覚なのかなぁ。(2004.9)

    久しぶりに、オリマンサでランチ。メニューを見てみると、随分変化している。トンデモナク高いランチセットが無くなって、ランチのセットはパスタ料金+350円と+670円の2種類になっている。その変わり、基本となるパスタが400円〜2800円と、幅広い値段設定。前よりも分かり易いメニュー構成かな。

    で、今日は京味噌のトマトソーススパゲッティを注文。セットはAセットにしてみた。さっそく、出てきたサラダは、レタスとプチトマトと大根。ここの自家製ドレッシングは相変わらず美味しい。そうして、ブルスケッタの登場。パンと焼きおにぎりかを選択できたのだけれど、今日はパンを選択。そういえば、前はフォカッチャだったよな。変えたのかな。

    ブルスケッタを食べ終えると、おぼろタマゴの登場。そうそう、これが出てこないと、この店に来たような気がしないよね。おりまんさと言えば、おぼろタマゴ。おぼろタマゴと言えば、おりまんさ。それほどに、定番メニュー。スプーンですくって食べると、熱々ほろほろ。涙が出るほど熱いけれど、美味しい。

    その後は、しばらく間が空き、パスタの登場。今日は客が多かったので、しょうがない。その為に、これまでの前置きが用意されているとも言える。肝心のパスタは、京味噌とパスタという、一見ミスマッチのようなカップリングが、実は素晴らしいマッチング。京味噌の風味が、意外にトマトやパスタに合う。これは旨い。

    ここでは、京味噌の他にも、ワサビを使用したり、夏場はそうめんパスタを出したりと、かなり日本の食材を前面に出している。そこのところは、かなり好みの別れるところだろうけれど、今日の京味噌パスタはいいな。今度はワサビで責めてみたいな。(2007.12)


    おりまんさでランチ。お腹が空いていたので、まんぷくランチにしようかと悩んだ。でも、貧乏性な私は、大盛を選んでしまうに違いない。大盛を食べちゃうと、午後は居眠りの世界へと旅立つに決まっているので、泣く泣くまんぷくランチは止めることにした。

    で、選んだのは、ワサビと大葉とオニオンのウニソースパスタ。それにAセットを付けてみた。いつものように、サラダの登場。ここのドレッシングは大好き。そうこうするうちに、おぼろ玉子の登場。アツアツのホフホフ。寒い日には丁度良い。

    そこからは、少し待ってパスタの登場。ウニソースに絡まったパスタに、刻み海苔がちりばめられている。それを程よく混ぜ混ぜして、ぱくっと一口。うん、ウニだ。そうして……やっぱりワサビだ。

    ウニソースはコッテリ感がある。そこにピリリとしたワサビがタマに顔を覗かせる。うーん、美味しいんだけれど、やっぱり私は京味噌パスタが一番好きかも。でも、パスタを全部食べた後、残ったウニソースがメッチャ美味しそう。バゲットがあれば最後まで舐めるように食べていたに違いない。(2010.1)


    ある日ふと気がつくと、店の前の看板に「kappo食堂」と掲げるようになっていた。いったい何が起こったのだろうと、とりあえずお昼を食べに行ってみた。店の前には、「おりまんさ定食」との文字。なるほど、パスタを定食っぽく食べさせるのだろうなと、説明をろくに読みもせず入店。入店すると、カウンターに座る女性客が丼でご飯を食べている。まさかパスタにご飯が付いてくるのかと軽いめまい。

    厨房を除くと、マスターはおらず、見知らぬ女性が一人。もしかして経営者が変わったのかとビックリしていたら、マスターが奥から出てきた。ホッとする。で、ようやく落ち着いてメニューを覗き込むと、おりまんさ定食にはパスタは付いてない様子。そうだよね、さすがにパスタとご飯はないよね。焦ったよ。

    で、おりまんさ定食を注文。大きめの丸皿にサバの味噌煮、おでん、とんかつ、せせりの塩焼き、ポテトサラダ、卵焼き、サラダが乗せられている。これに十七穀米ごはん、みそ汁、漬け物が付いてきた。家庭料理って感じ。

    後ろの壁を見ると、居酒屋メニューが並んでいる。聞くところによると、これらのメニューもお昼でも注文可能とのこと。親子丼があるじゃない。次回はこれを食べなくちゃね。そうそう、パスタメニューも以前通り用意されているので、そこは安心して良い。(2013.11)


    2度目の移転後、初めての訪問。場所は岡の下川沿いになる。やはりコイン通りとは客層も変わるようで、完全に居酒屋って感じになった。でも、パスタも健在なので、異様にパスタの美味い居酒屋って位置づけ。

    今日もおりまんさ定食を注文。キッシュ、南蛮漬け、塩鯖、チキンのカレー煮、小松菜と油揚げを炊いたの、サラダ。これにご飯とみそ汁が付いてくる。この形態は、移転前と全く同じ。でも、久しぶりにここの和風パスタが食べたくなってきた。次回は京味噌パスタにしようかな。(2014.6)


    11周年の親子丼を食べてみた。他にもパスタ、豚丼、うどんなどがあったけれど、やっぱりこれでしょう。店主はすぐに調理にかかったけれど、意外と時間がかかっての登場。一瞬ひるむようなボリューム感。大きく深い器にご飯が大盛り、その上に照り焼きチキンが厚切りで数え切れないど、玉子は出汁の茶色が強く半熟に仕上がっている。その上に刻んだネギがタップリ。11周年とはいえ、これで540円は安すぎる。でも、みそ汁は付いていない。

    早速照り焼きチキンにかぶり付く、味はかなり濃いめで大盛りご飯があっという間に消えていく。うーん、やっぱり親子丼とは違う料理になっているな。テリヤキチキンの卵とじ丼かな。一度、ここで普通の親子丼を食べてみたい。などと考えつつ、何とか完食。同じ味が延々と続くので、最後はかなり辛かった。もうお腹いっぱいで意識朦朧。(2014.9)