閉店 開口楽
中国家庭料理の店。店内は少し変わっていて、店の奥にバーカウンターがある。バーの奥には焼酎や中国酒が並んでいて、お酒だけの客も受け入れそうな雰囲気。空き家だった店舗をそのまま使っているので、そうなってしまったのだろう。更に、無理矢理に中華な小物を飾りあげているので、少し違和感がある。なんだか、仮住まいと言った印象。席は、カウンターが7席、テーブルが6席×4。スペースを余らして、ゆとりのある配置になっている。
厨房では中国語らしき言葉と日本語が入り乱れていた。おそらく、中国出身の方だと思われる。フロアは年配の男性が担当し、厨房は壮年の男性が担当している。お二人とも、気の良い方だが、まだこの店自体に馴れていないようだった。
やはり、料理は本国で修行されたのだろうか。料理は、今まで食べたことの無い不思議なものばかり。馴染みのある酢豚や麻婆豆腐も、私の見たことの無いような調理方法で出てくる。中国でもどの地方の料理なのだろうか。さっぱり分からない。