幻のラーメン亭 廿日市店 (まぼろしのらーめんてい はつかいちてん) 

    西広島バイパスの西の端にあるラーメン屋。どでかく赤い看板で「幻のラーメン」と掲げてあるので、非常に目立っている。立地条件が良く、客層もドライバーがほとんど。この店に来るためには車が必須なので仕方がない。なお、店はバイパスの上り車線に面しているので、下り車線から店へ行くには、裏道から入らなければならない。

    ラーメンはとんこつ醤油。麺は中太で、具はチャーシュ、ねぎ、もやし、錦糸玉子。スープがたっぷりで、ドンブリからあふれ出そうなほど。ドンブリの下に皿を敷いているのは、こぼれたときの為なのだろう。ラーメンはアッサリとコッテリの2種類が用意されていて、チャーシューメンやワンタンメンを注文するときも、アッサリかコッテリの指定が出来るようだ。

    席はカウンター7席。テーブルが5席×2、8席×2。全て木の造りで、ドッシリ感がある。各席には、辛子高菜、紅ショウガ、ラーメンダレなどが用意されている。

    廿日市市地御前北3-480
    0829-56-3509
    開店時間:11:00-24:00
    定休日:無休
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:14台


    もう一言
    以前、幻のラーメンを食べたときは、どうにも舌に合わなかった。しかし、良い評判を良く耳にする。詳しい人に聞くと、どうやら「コッテリ」がお勧めのようだ。そういえば、私は「アッサリ」を食べた。これは一度「コッテリ」を食べてみなくては、と思っていたが、以前のイメージがこびり付いていて、なかなか足が向かない。それでも、やっとのことで重い腰を上げて、「コッテリ」を食べに行ってみた。

    以前の記憶では、チャーシューが美味しかったような気がする。折角なのでチャーシューメンのコッテリを注文。するはずが、私の目は「ワンタン」に釘付け。気が付けば、ワンタンチャーシューのコッテリを注文していた。さすがにワンタンは時間がかかるようで、しばらく待って登場。

    さっそくスープを飲んでみると、以前と全く同じ味。どこがコッテリなのかサッパリ分からない。まぁ、私の舌の性能なんてたかが知れている。アッサリとコッテリの違いも分からなくて当然だ。気を取り直してワンタンをツルッと食べてみる。ほんわかとニンニクの香りが口の中に広がる。これは好きかも。チャーシューは薄切りした物に加えて、大きなカタマリが入っていた。カタマリの割にはトロッとして難なく食べることが出来る。美味しいんだけど、味が強すぎで、こんなに沢山入っていると、ちょっと食傷気味。チャーシューメンにしたのは失敗だったかな。スープも最初の一口は良いのだけど、こちらも飲んでいる内に食傷気味になる。やっぱり、私の舌には合わないなと思ってレジに向かうとき、隣客のラーメンをのぞき見すると背脂らしき物がたっぷり。もしかして、私が食べたのは、間違って「アッサリ」が出てきたのだろうか。でも、それを確かめる気は完全に消え失せていた。もう一度、この店に来るために重い腰を上げるには相当なエネルギーが必要になりそうだな。(2004.11)


    5年以上ご無沙汰してた幻のラーメン。相変わらず昼時は客が多い。人気あるなぁ。まぁ、ドライバーにはもってこいの立地だもんね。

    今日はこってりを食べようかと思っていたけれど、急遽焼ねぎラーメンに変更。ワタンメンにしてみた。しばらく待って登場したラーメンは、確かに焼きネギ。ニンニクも入っているとのことだったけれど、それほど強烈な香りはない。うーん、これは追加料金払ってまで、焼きネギでなくても良いかな。

    スープは特に指定しなかったのであっさりになっているみたい。やぱり一度はここのこってりを食べてみなくてはいけないな。次回は絶対にこってり。ワタンメンにせず、ノーマルなこってりを頼んだ方が無難かも。でも、その次回はいつになるのだろう。(2011.2)