閉店 すてっぷ総本店
お好み焼き屋。道路に面する壁がガラス張りで、明るい店内。最近、店におばちゃんは出てこず、若い人に任せている様子。席は、鉄板に5席。座敷にも鉄板があり4×4席。
お好み焼きは大きく、ネギと削り節がのっている。そばは生麺を使用。そばは、ゆであがった後、鉄板へ広げて水分を飛ばす焼き方。焼き時間は短めで、キャベツの堅さがいくらか残った状態で出てくる。さらに、キャベツは芯近くまで使用しているので、食感にざっくり感がある。これは好みの分かれるところ。ソースはおたふく。お好み焼き以外にも一品料理がいくつかあり、晩は居酒屋代わりに使える。
お好み焼きの配達有り。
でも、久々に来てみると、元の人に戻っていたので、安心して食べる事が出来る。手順を見ていると、昔通りなので、食べる前から安心できる。最近のすてっぷは、効率ばかり優先した経営方針が見え隠れしたり、アルバイトに毛の生えたような店員が派手なヘラ捌きで後輩に見栄を張っていたり、どうにも怪しかったけれど、元に戻って良かったな。
で、焼くのに時間がかかるようになっていたお好み焼きも、以前通りの早さで焼かれるようになった。やっぱりここのお好み焼きは、このキャベツの生っぽさが良いんだよね。これがイヤという人もいるけれど、こういうお好み焼きもアリじゃないかなと思う。世の中には、お好み焼き屋の数だけ、お好み焼きの種類があるってコトなのかな。(2007.9)