廿日市市役所の近くにある洋食居酒屋。外装、内装共に丸太を用いたデザインが目印。女性受けしそうな洒落た雰囲気で、実際に女性客が多め。店の奥には、ソファーベットを利用した上がりのテーブルがあり、そこには大画面のスクリーンモニターが用意されている。何かのイベントに用いるのだろうが、普段は環境映像を投射している。席は、上がりのテーブル席が4席×4。テーブル席が4席×3、2席×3。カウンターが4席。
ランチは、パスタ、オムライス、ドライカレー。パスタは2種類用意されていて、店の外の黒板にその日の内容が出ている。ランチには、前菜2種、サラダ、バゲット、ドリンク、デザートが付いてくる。
夜のメニューは基本的に洋食。いわゆる創作系ってな印象の品が並ぶ。ドリンク類は、焼酎に力を入れていて、そこそこ揃っている。他にも日本酒やワインなども並んでいる。
駐車場は、店の西側に位置する駐車場の一角にある。どの一角なのかが分かりにくいので、店員に聞くのが一番。
通されたのは、店の一番奥の席。ソファーベットを連ねたスペースにテーブルを設置している。のんびり寛げる雰囲気。思わず寝っ転がりたくなるのを自制しつつ、オムライスランチを注文。オムライスランチを注文するまでには、ドライカレーとの激しい葛藤があったのだけど、卵気分がカレー気分を制したのだ。
注文すると、すぐにサラダが運ばれてきた。水菜がメインの、なかなかボリュームのあるサラダ。ペースト状のキャロットドレッシングがベットリと乗せてある。少し酸味があり、見た目ほどのくどさはない。ペロリと平らげた。そうこうしているとオムライスの登場。オムライスにはバターソースがタップリかけられている。スプーンでサクッと一口いただくと、中身は生卵を絡めたシットリコッテリライス。なかなか重い食感、なかなか高カロリーな予感。
それでも、オムライスを全て平らげる。すると直ぐにコーヒーが運ばれてきた。この席は店員から完全な死角になっているのに、ビックリするほどのナイスタイミング。こっそり監視されているのかと少し怖くなった。堂々と客の様子を窺ってくれるのなら、きめの細かいサービスになるんだけど、それをコッソリされるとなんだか怖いなぁ。まぁ、偶然たまたまナイスタイミングでコーヒーを持ってきてくれただけなのかもしれないけれどね。
そうやって、食後のコーヒーを飲んで店を出たら、意外に時間が経過していてビックリ。寛げるってのは、時間を忘れちゃうと言う弊害もあるなぁ。(2005.5)
で、まずはグリーンサラダの登場。水菜タップリのサラダにはバゲットが二枚にシーザードレッシング。確か以前は、キャロットドレッシングだったはず。あれは独特で結構好きだったのだけれど、止めちゃったのかな。残念。続いて、前菜の登場。カルパッチョのカナッペと春雨サラダ。
で、それらを全て食べても、次なるパスタはなかなか出てこない。ちょっと厨房が立て込んでいるのかな。しかたがないので、トムとジェリーを見ながら時間を潰す。前は環境映像を流していたけれど、これは懐かしいなぁ。思わず時間を忘れてしまいそう。
そうして、時間を忘れてしまった頃、パスタの登場。前は箸で食べていたけれど、最近はフォークが付いてくるようだ。まぁ、箸で食べても文句は言われないでしょうけどね。パスタは細めで、上には千切りの野菜がたっぷり乗せられている。大根、にんじん、キュウリ。海苔の風味がぷーんとかおる。パスタ自体は結構濃いめの味付け。タラコの味が濃いのかな。
食後のドリンクとデザートも案外手間取ってから出てきた。デザートはシフォンケーキ、アイス、カットフルーツ。サスガに時間がないので、急いで完食。やっぱり、この店は時間のあるときじゃないと無理だなぁ。値段も高くなったし、これは用途が限られるようになっちゃった。(2007.10)