石内バイパス沿いのパン屋。福山市で人気の高いパン屋が、佐伯区にも出店。場所は、石内バイパスの八幡東小学校の近く。おおざっぱに言うと、新幹線の高架と交差する地点よりは南側になる。店舗は単独の建物で、四角いイメージ。一見、オシャレなカフェか、美容院に見える。
店内は広くオープンなイメージ。パンを焼く厨房との仕切りがないので、パンを仕込む姿がすぐそこに見える。その広い部屋の真ん中に長いテーブルがひとつあり、その上に色んなパンが置かれている。パンの種類は豊富だけど、一種一種のパンの数は少ない。おそらく、常に焼きたてを保つために、一度に焼く数を制限しているのだと思われる。
パンをとるトレイの代わりに、編み上げのバケットが用意されている。底が深く、パンがこぼれ落ちる心配がないのが嬉しい。また、店の中にはドリンクバーもあり、コーヒーやフレッシュジュースの販売もされていて、外に設置されたテーブルで軽く飲食も出来るようだ。
店内に入ると、もうごった返しで身動きを取れない状態。そんな中、作りたてのカツサンドをかっさらって、デニッシュぽいパン、アーモンドクリームのパン、よー分からんけどチーズとベーコンのパン、そしてミニクロワッサンを購入。
今日のお昼はカツサンドである。その他はおまけ。おまけの方が多いのはいつものこと。そのカツサンドは、カツの方がパンよりも分厚い。カツにはもちろんソースが塗られているけど、べっとりではなく、ほどほどの塗り具合。カツ以外の具はレタスときざみキャベツ。パンにはほんのりマスタードが塗られている。ペロリンとパンをめくると、表面に油がギラギラ。とんかつの油を軽く吸っている様子。
なんともカロリーの高そうな雰囲気。これは強烈な罪悪感を抱かせられる食べ物だな。うん、今日は全部食べず、一切れ残そう。などという殊勝な思いは、食べ始めと共に忘れ去られ、気がつけば3切れ全部完食。だって美味しいんだもん。(2008.8)