閉店  甘藍 (かんらん) 

    2005年9月25日をもって閉店されました。いままでありがとうございます。その跡地には、タンポポ 三筋店が入った

    お好み焼き。おばさんが旦那さんと一緒に営んでいる。旦那さんの代わりに女性が手伝っていることもある。店内は緑と白が基調のきれいな雰囲気。鉄板は4席、テーブル5席、座敷4席×2。座敷に鉄板はない。

    お好み焼きは、丹念に焼いている。強火なのに丹念に焼いているので、野菜が大きく焦げてしまう。でも、焦げた野菜は取り除いてくれる。それでも焦げた匂いが残っているのではないかと思うが、匂いが気になったことはない。仕上げは、調味料、コショウ、青のり、きざみネギがかかる。そばはソフト麺、ソースはオタフク。平日昼間は食後にコーヒーかシャーベットのサービスが付いてくる。お好み焼きの全国発送もあり。

    本人に確認をしたわけではないのですが、甘藍のおばちゃんは引退を考えられているそうです。そして、お店を引き継いでくれる後継者を捜しているとのこと。本気で甘藍の跡を継ぎたい方は、おばちゃんに相談してみてください。

    広島市佐伯区三筋3-6-23
    082-921-5356
    開店時間:11:30-14:00 17:00-21:00(L.O.20:30)
    定休日:月曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:有り


    もう一言
    雨の降る中、甘藍へと向かう。最近行ってなかったし、店を他人に譲って引退するという噂の確認もしたかったのだ。駐車場に車を停めて、店の前まで走ったが、それでもいくらか濡れてしまった。店内は客が少なく、先客が一名だけ。この雨の中、お好み焼きを食べに出かける人も少ないのだろう。今日は肉玉そばのイカ天入りを注文。おばちゃんと世間話をしながら、ヘラさばきを眺める。強めの火力で一気に炒めあげるので、常に状態を確認しながら忙しく焼き上げている。

    「店の後継者を捜してるって話を聞いたんだけど」との言葉がノドまで出かかったが、どうにも言い出しにくい。そのうち、お好み焼きが焼き上がり、私は黙々とお好み焼きを食べる。全部食べ終わる頃には、雨はもっと勢いを増していた。食後はアイスコーヒーを頂き、私はまた雨の降る外へ出て行く。今日はもう止みそうにないな。(2004.9)