廿日市の宮島街道沿いにある、ラーメンが中心の中華料理店。駐車場が広く、昼時はサラリーマンなどの男性客でかなり賑わう。カウンター10席、テーブル4席×3、座敷が6席×3。
サービスランチと日替わり丼は、その内容が店の入り口に掲げてある。サービスランチの内容は、メイン、揚げ物、ライス、スープ、サラダ。日替わり丼はラーメンとのセットメニューになる。セットメニューでも量はそんなに多くなく、大食漢にはもの足らないぐらい。
で、早速、みそカツラーメンを注文。ご飯も付けてみた。ほんの数分でラーメンの登場。ご飯は小にしたのだけれど、茶碗8分ぐらいに盛ってある。私はこれで充分だけれど、大盛りになっても値段は同じなのかな。メニュー表を見る限りでは、同じの様子。
まずは、スープをすする。かなり濃いめの味付け。スープの中からカツを取り出すと、薄目のカツに衣がシッカリとくっついている。スープに浸かっていても、剥がれることはない。ここがポイントなのかな。そうしてカツを食べてみると、もう、ご飯を頬張りたくて仕方が無くなる。こりゃ確かにご飯に合う。いや、ご飯なしではカナリつらい。そういえば、前にみそ哲ラーメンを食べたときは味が濃いくてつらかったけれど、ご飯と一緒に食べれば良かったんだ。なるほどね。
そうやって、カツ→ご飯→スープの三角食べを繰り返す。このB級感が堪らない。ラーメンライスが好きな人にはうってつけの組み合わせだなぁ。などと考えながら、いつの間にかカツもご飯も全部食べてしまった。ありゃ、すっかり麺を食べるのを忘れていたよ。
うーん、失礼かもしれないけれど、こりゃ麺なんか要らないかも。麺抜きみそかつラーメンとご飯の大盛りで充分満足できる。お値段据え置きでカツを増量してあると嬉しいなぁ。さしずめ、みそ煮込みカツ定食と言ったところか。でも、このスープは必須だし、やっぱりラーメンでないと美味しくないのかな。(2007.1)
いやね、メニューでは中華風カツ丼の上にマーボー丼があるんですよ。しかも、辛口が選べるんですよ。ついうっかり、そちらを注文しても仕方がないじゃないですか。ついうっかり、両方注文しないだけでも、まだましです。
そんな言い訳を頭の中でリピートしているとマーボー丼の登場。ラー油よりは豆板醤の辛さが勝ったマーボーで、安定の和風中華な感じ。だけど、甘ったるいマーボーってわけではなく、ほどよい辛さに充実感がある。こういうマーボー丼もいいな。でも、再開したら、次こそ中華風カツ丼だ。(2014.1)