(てつ) 

    廿日市の宮島街道沿いにある、ラーメンが中心の中華料理店。駐車場が広く、昼時はサラリーマンなどの男性客でかなり賑わう。カウンター10席、テーブル4席×3、座敷が6席×3。

    サービスランチと日替わり丼は、その内容が店の入り口に掲げてある。サービスランチの内容は、メイン、揚げ物、ライス、スープ、サラダ。日替わり丼はラーメンとのセットメニューになる。セットメニューでも量はそんなに多くなく、大食漢にはもの足らないぐらい。

    廿日市市串戸1-9-38
    0829-32-1434
    開店時間:11:00-23:00 (L.O.22:00)
    定休日:水曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:12台


    もう一言
    みそカツラーメンが美味しいと聞いたので、それを食べに行ってみた。店内はサラリーマン客でいっぱい。皆、もくもくとラーメンをすすっている。やっぱりこの店は、ラーメンが一番のウリなのかな。

    で、早速、みそカツラーメンを注文。ご飯も付けてみた。ほんの数分でラーメンの登場。ご飯は小にしたのだけれど、茶碗8分ぐらいに盛ってある。私はこれで充分だけれど、大盛りになっても値段は同じなのかな。メニュー表を見る限りでは、同じの様子。

    まずは、スープをすする。かなり濃いめの味付け。スープの中からカツを取り出すと、薄目のカツに衣がシッカリとくっついている。スープに浸かっていても、剥がれることはない。ここがポイントなのかな。そうしてカツを食べてみると、もう、ご飯を頬張りたくて仕方が無くなる。こりゃ確かにご飯に合う。いや、ご飯なしではカナリつらい。そういえば、前にみそ哲ラーメンを食べたときは味が濃いくてつらかったけれど、ご飯と一緒に食べれば良かったんだ。なるほどね。

    そうやって、カツ→ご飯→スープの三角食べを繰り返す。このB級感が堪らない。ラーメンライスが好きな人にはうってつけの組み合わせだなぁ。などと考えながら、いつの間にかカツもご飯も全部食べてしまった。ありゃ、すっかり麺を食べるのを忘れていたよ。

    うーん、失礼かもしれないけれど、こりゃ麺なんか要らないかも。麺抜きみそかつラーメンとご飯の大盛りで充分満足できる。お値段据え置きでカツを増量してあると嬉しいなぁ。さしずめ、みそ煮込みカツ定食と言ったところか。でも、このスープは必須だし、やっぱりラーメンでないと美味しくないのかな。(2007.1)


    汁なし担々麺を食べてみた。麺は他のラーメン類と同じ種類。縮れた艶やかな卵麺。見た目、担々麺との相性は悪そうなイメージ。で、当然の如くしつこくかき混ぜて、最初の一口。意外に美味しい。甘すぎるし、麺の具合も好みではない。でも、素直に「きさく」の汁なし担々麺を真似て、ラー油、山椒、タレという構成なのが良いのかも。タレはかなり甘め。これは他のラーメン類でも使用しているタレなのかな。この甘みがカナリ気になる。もし、「きさく」の汁なし担々麺を知らなければ、これはこれでアリと感じるかもね。(2008.2)

    改装でしばらく休業すると聞きつけ、前から食べておきたかった中華風カツ丼を食べに来てみた。店へ着くと駐車場は一台しか空いてなく、かなり人気の様子。店の中へ入ると、テーブル席は満席だが、カウンターはかなり余裕がある。そのカウンターに陣取り、一応メニューを手に取る。あぁ、確かに中華風カツ丼があるよね。と確認し、お姉さんが注文を取りに来たので、注文を告げた。マーボー丼の辛口。

    いやね、メニューでは中華風カツ丼の上にマーボー丼があるんですよ。しかも、辛口が選べるんですよ。ついうっかり、そちらを注文しても仕方がないじゃないですか。ついうっかり、両方注文しないだけでも、まだましです。

    そんな言い訳を頭の中でリピートしているとマーボー丼の登場。ラー油よりは豆板醤の辛さが勝ったマーボーで、安定の和風中華な感じ。だけど、甘ったるいマーボーってわけではなく、ほどよい辛さに充実感がある。こういうマーボー丼もいいな。でも、再開したら、次こそ中華風カツ丼だ。(2014.1)