閉店 担々麺ハウス (たんたんめんはうす)
陳建一がプロデュースする担々麺専門店。山陽自動車道下りの宮島サービスエリア内に店を構えている。サービスエリアには、一般道からも入ることができる。サービスエリア近くにある駐車場に車を止めて、徒歩3分ほど。
店内はガラス張りで明るく、開放的。席はテーブルが4席×6、8席×1、2席×7。担々麺の割には、少し高級感の漂う雰囲気。メニューは担々麺以外にも、いくつか用意されているが、種類は少なめ。
テイクアウトは、未調理の製品しか用意されていない。しかし、肉まんなどを店内で注文し、それを裸のまま、テイクアウトするのはかまわないとのこと。やっぱり、車内で肉まんにかぶりくのも楽しいもんね。
それでも、何とかかんとか、宮島サービスエリアの裏手にたどり着いた。簡単な駐車場があり、そこからは歩いてサービスエリアの中に入ることになる。冬場はとっても寒い。
担々麺ハウスは、サービスエリアの端の方にある。でかでかと、陳建一担々麺ハウスと掲げてあるので、ヒジョーにわかりやすい。店内にはいると、客はまばら。まだ早い時間だし、平日はこんなものなのでしょう。
せっかく、担々麺ハウスに来たのだから、担々麺を食べようと思っていたのだけれど、何をトチ狂ったのか、酸辣湯麺を注文。なんだか、辛くて酸っぱいものが食べたくなったのだ。
酸辣湯麺は、そんなに待たされることなく、出てきた。まぁ、客が少ないし、こんなものかな。早速、スープを一口すすると、酸味と辛みがほどよく、旨味と絡んでいる。新年会などで荒れた胃袋には、この酸味がちょうど良いな。麺は、湯麺の麺と言うには、ずいぶん馴染みのある仕上がり。ラーメンっぽいところもあるかも。
そうやって、湯麺を食べ続けていく内に、ポッカポカになってきた。体の内側から温めている感じ。そうそう、今日はこうやって、体を温めるためにワザワザサービスエリアまで来たんだよ。目的は達したな。と満足して、店を出て、サービスエリアを横切り、駐車場へ着く頃には体は冷え切っていた。(2006.1)