閉店  担々麺ハウス (たんたんめんはうす) 

    陳建一がプロデュースする担々麺専門店。山陽自動車道下りの宮島サービスエリア内に店を構えている。サービスエリアには、一般道からも入ることができる。サービスエリア近くにある駐車場に車を止めて、徒歩3分ほど。

    店内はガラス張りで明るく、開放的。席はテーブルが4席×6、8席×1、2席×7。担々麺の割には、少し高級感の漂う雰囲気。メニューは担々麺以外にも、いくつか用意されているが、種類は少なめ。

    テイクアウトは、未調理の製品しか用意されていない。しかし、肉まんなどを店内で注文し、それを裸のまま、テイクアウトするのはかまわないとのこと。やっぱり、車内で肉まんにかぶりくのも楽しいもんね。

    廿日市市上平良293
    0829-37-2641
    開店時間:11:00-22:00
    定休日:無休
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    冷たい風が身にしみる一月のある日。辛い物を食べて体を温めようと、かねてから気になっていた担々麺ハウスに行ってみた。事前調査で、なんとなく場所を確認していたものの、現地に行ってみると、ホントにこんな所で大丈夫かと思ってしまうような、へんぴな場所だった。

    それでも、何とかかんとか、宮島サービスエリアの裏手にたどり着いた。簡単な駐車場があり、そこからは歩いてサービスエリアの中に入ることになる。冬場はとっても寒い。

    担々麺ハウスは、サービスエリアの端の方にある。でかでかと、陳建一担々麺ハウスと掲げてあるので、ヒジョーにわかりやすい。店内にはいると、客はまばら。まだ早い時間だし、平日はこんなものなのでしょう。

    せっかく、担々麺ハウスに来たのだから、担々麺を食べようと思っていたのだけれど、何をトチ狂ったのか、酸辣湯麺を注文。なんだか、辛くて酸っぱいものが食べたくなったのだ。

    酸辣湯麺は、そんなに待たされることなく、出てきた。まぁ、客が少ないし、こんなものかな。早速、スープを一口すすると、酸味と辛みがほどよく、旨味と絡んでいる。新年会などで荒れた胃袋には、この酸味がちょうど良いな。麺は、湯麺の麺と言うには、ずいぶん馴染みのある仕上がり。ラーメンっぽいところもあるかも。

    そうやって、湯麺を食べ続けていく内に、ポッカポカになってきた。体の内側から温めている感じ。そうそう、今日はこうやって、体を温めるためにワザワザサービスエリアまで来たんだよ。目的は達したな。と満足して、店を出て、サービスエリアを横切り、駐車場へ着く頃には体は冷え切っていた。(2006.1)