太一 (たいち) 

とんかつ屋。店内は広く、テーブルと座席あせて80席ぐらい。喫煙席と禁煙席に分かれていて、禁煙席はすべて座敷。土日祝日の17時以降は全席禁煙。各種定食には、ごはん、キャベツ、みそ汁、漬け物が付いてくる。これらはお代わり自由。ご飯は麦飯と白飯のどちらかを選べる。ランチタイムメニューは11:00-15:00。

定食を注文すると、まず漬け物が3種運ばれてくる。次ぎにキャベツとゴマが運ばれてくる。キャベツには特製のドレッシングをかける。このドレッシングは人気があるようだ。ゴマは自分ですって、ソースと混ぜておく。これがとんかつソースになる。タレは甘口。タレが甘すぎという苦情は多いらしく、少しずつ改良されてきたような気がする。また、辛口ソースも登場したので、甘いのが苦手な人はこちらを使用すればよい。あと、塩も置いている。こちらは、せとうちの粗塩。

トンカツに使用する豚肉は、きなこ豚を使用しているとのこと。きなこ豚がどっちの方角を向いてるモノなのかは、店のチラシに書いてあったような気がする。あと、持ち帰り専用の弁当もある。

廿日市市佐方3-14-3
0829-34-3448
開店時間:11:00-22:00(L.O.21:30) ランチタイム(日祝除く11:00-15:00)
定休日:無休
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
駐車場:30台


もう一言
新たにハンバーグがメニューに追加されたとの噂。近々食べに行きたい。(2003.8)

「近々、太一のハンバーグを食べに行きたい」と呟いてから、約3ヶ月。やっとハンバーグを食べる日がやってきた。このハンバーグは、大野町のブルーメ時代のハンバーグとのこと。ブルーメとは、太一の主人がトンカツ屋を始める前に営んでいた洋食屋。期待を胸に早速食べてみると、なんとも上品なハンバーグ。上品すぎて飯をガッツリと食べるには不向きに思えた。晩飯にワインをガッツリ飲みながら食べたいな。(2003.11)

一番メジャーな太一定食を食べた。今日はトンカツソースの辛口にしてみた。すりごまと合わせると、思ったほど味がきつくない。これなら、私は辛口の方が好きかな。食べ終わった後、粗塩の存在に気が付いた。しまった、もう少し早く気が付いていれば、コレも試せたのに……。近いうちにまた来よう。(2003.12)

春の陽気に誘われて、ふらふらと出かけてみる。どこをどう通ったかは覚えていないのだけど、気が付いたら太一のテーブルに座っていた。店員さんが怪訝そうにしているので、とりあえずロースカツランチを注文。そのまま夢見ごこちのままカツを食べる。食べる。食べる。食べ尽くす。お腹がいっぱいになり、さらに夢見ごこち度は増してゆく。最後に、誘われるように無料のコーヒーを一杯頂く。すると、なんとか夢見ごこちから覚めることが出来た。あのまま夢見ごこちのままだったら、ふらふらと勘定も支払わずに帰ってしまったかもしれない。最後にコーヒーを飲んだことは、まさに奇跡としか言いようがない。そうやって、危うく犯罪者になり損ねて、店を後にするのであった。(2004.2)

初夏の風に誘われて、ふらふらと出かけてみる。どこをどう通ったかは覚えていないのだけど、気が付いたら太一のテーブルに座っていた。店員さんが怪訝そうにしているので、とりあえずロースカツランチを注文。そのまま夢見ごこちのままカツを食べる。食べる。食べる。食べ尽くす。 <<中略>> そうやって、危うく犯罪者になり損ねて、店を後にするのであった。(2004.4)

ここのトコよい話を聞かない太一。自分の目で確かめておかねばと、訪れてみた。といいつつ、本当はとんかつが食べたくてどうしようもなかっただけなのだけどね。それはそうと、久しぶりだなぁ、もしかしたら年が明けて初めての太一かもしれない。でも、なんとも複雑な心境。美味しくなかったらどうしよう。そんな不安を振り払うかのように、今日は手切りジャンボロースを注文。ここのところ、カツ丼やヒレかつばかり食べていたので、ロースが食べたかったのだ。

しばらく待って登場したカツは、確かにジャンボなのだけど、ちょっと薄目。肉厚のジューシーなのを想像していたので、ちょっと肩すかし。気を取り直して早速食べてみると、まず油ぎれが悪い。じっとりとイヤな感じ。それを助長するかのごとく、トンカツの下に敷く油取り用の紙がなくなっていた。以前はあったはずだよなぁ。油ぎれに対する効果はともかく、こういう面での気遣いが無くなっているのはマイナスイメージ。

肉質は、ロースなので多少の脂身や筋があるのは仕方がない。でも、油ぎれが悪いので、ロース肉の脂が気持ち悪い。そのせいか、脂身だらけのような印象が残ってしまう。なんとか、全て平らげることができたけど、最後は胃が悲鳴をあげていた。はやく、以前の太一に戻る日が来て欲しい。(2005.3)


太一が店舗改装したと聞いて、久しぶりにお昼を食べに行ってみた。店舗は、入り口付近を大幅改造していて、裏手にあった入り口が、表通りに移動していた。店内は、レジ付近の待合室が無くなって、子供の遊び場が新たに作られていた。確かに、家族づれの客多いもんね。客席などは、改装されていない様子で、以前のままだった。

いつものように、禁煙席に案内されて、今日はロースカツが食べたかったので、太一定食を注文。いつものように漬け物とゴマが運ばれてくる。この漬け物がポイント高いんだよね。特にキュウリが大好き。ゴマをスリスリして、今日は辛口ソースを選択。そうして、キュウリをポリポリと食べていると、定食の登場。

太一のロースカツは、他店と比べて明らかに薄め。脂身と赤身の境目がハッキリしないのは薄いからなのかな、それともきなこ豚の特徴なのかな。コロモは、今日も随分べたっとした印象。開店当初のコロモとは明らかに違う。あの頃は、かさかさとしていて、箸で掴むとポロポロと崩れるほど繊細だったのにな。今のは、シッカリしているけれど、じっとりと油が含まれている印象。昔の方が好きだったなぁ。

あと、キャベツの量が減っていた。残す人が多いから、最初に盛る量を減らした様子。でも、お代わり無料なので、心配なし。ご飯も相変わらずお代わり無料なのだけれど、こちらも昔とは違ってきた。白いご飯は、なんだかべちゃっとした印象。太一のご飯ならいくらでも食べられたのに、今のご飯はそんなに食べることは出来そうにない。いつか、以前の太一に戻る日が来るかと期待していたけれど、どうやら、この路線で固定化されてきた様子。残念だなぁ。(2006.11)


春の陽気に誘われて、太一で食事。今日も店内は客でほぼ満席状態。スタッフの方々は忙しく動き回っている。そういえば、見覚えのある顔が一人もいない。必ず顔を見ていたチーフもいない。どうしたのだろう。だからいつもよりバタバタした印象なのかな。

いつもはロースカツを食べるのだけれど、以前脂の強さに胃もたれしたので、珍しくヒレカツにしてみた。で、カナリ時間が経っての登場。スタッフはかなり慌てた様子でカツを持ってきた。裏でいったい何があったのだろうか。

で、早速カツを食べてみると。前回と印象は同じ。それと、揚げたてなのだろうに、まったく熱くない。少し温かいぐらいかな。でも、嬉しいことに、ご飯はあきらかに美味しくなっている。前回はべちゃっとしてたけれど、今日のはピンとしてみずみずしい。やっぱりトンカツは美味しいご飯で食べたいよね。(2008.3)


久しぶりに大エビフライ丼が食べたくなってやって来た。雨が降っていたせいか、客はまばら。以前と比べて、少し活気がなくなったような気がするな。

で、テーブル席に通されて、迷わず大エビフライ丼を注文。なんとなく、麦飯はパス。まずは漬け物が出てくるので、それをお茶請けにして暫し待つ。そうして期待の丼が登場。丼から尻尾がはみ出たエビが2本。これにサラダが付いてくる。

卵とじは少し濃いめの味付け。ご飯全体は覆わず、ちらちらとご飯の姿が見える状態。エビはもちろん揚げ立ての熱々。早速ほおばると、口の中で熱々のエビが弾ける。

丼がかなり大きいし、具とご飯の一体感がないので、箸では食べずらい。途中でスプーンに切り替えて食べ進む。そう、この一体感の無さがちょっと残念。まぁ、この料理は見た目のインパクト重視だし、仕方がないかな。この卵とじを大盛りにして貰えたらちょうど良いかも。そんな注文できるのかなぁ。(2013.4)