とんかつ屋。店内は広く、テーブルと座席あせて80席ぐらい。喫煙席と禁煙席に分かれていて、禁煙席はすべて座敷。土日祝日の17時以降は全席禁煙。各種定食には、ごはん、キャベツ、みそ汁、漬け物が付いてくる。これらはお代わり自由。ご飯は麦飯と白飯のどちらかを選べる。ランチタイムメニューは11:00-15:00。
定食を注文すると、まず漬け物が3種運ばれてくる。次ぎにキャベツとゴマが運ばれてくる。キャベツには特製のドレッシングをかける。このドレッシングは人気があるようだ。ゴマは自分ですって、ソースと混ぜておく。これがとんかつソースになる。タレは甘口。タレが甘すぎという苦情は多いらしく、少しずつ改良されてきたような気がする。また、辛口ソースも登場したので、甘いのが苦手な人はこちらを使用すればよい。あと、塩も置いている。こちらは、せとうちの粗塩。
トンカツに使用する豚肉は、きなこ豚を使用しているとのこと。きなこ豚がどっちの方角を向いてるモノなのかは、店のチラシに書いてあったような気がする。あと、持ち帰り専用の弁当もある。
しばらく待って登場したカツは、確かにジャンボなのだけど、ちょっと薄目。肉厚のジューシーなのを想像していたので、ちょっと肩すかし。気を取り直して早速食べてみると、まず油ぎれが悪い。じっとりとイヤな感じ。それを助長するかのごとく、トンカツの下に敷く油取り用の紙がなくなっていた。以前はあったはずだよなぁ。油ぎれに対する効果はともかく、こういう面での気遣いが無くなっているのはマイナスイメージ。
肉質は、ロースなので多少の脂身や筋があるのは仕方がない。でも、油ぎれが悪いので、ロース肉の脂が気持ち悪い。そのせいか、脂身だらけのような印象が残ってしまう。なんとか、全て平らげることができたけど、最後は胃が悲鳴をあげていた。はやく、以前の太一に戻る日が来て欲しい。(2005.3)
いつものように、禁煙席に案内されて、今日はロースカツが食べたかったので、太一定食を注文。いつものように漬け物とゴマが運ばれてくる。この漬け物がポイント高いんだよね。特にキュウリが大好き。ゴマをスリスリして、今日は辛口ソースを選択。そうして、キュウリをポリポリと食べていると、定食の登場。
太一のロースカツは、他店と比べて明らかに薄め。脂身と赤身の境目がハッキリしないのは薄いからなのかな、それともきなこ豚の特徴なのかな。コロモは、今日も随分べたっとした印象。開店当初のコロモとは明らかに違う。あの頃は、かさかさとしていて、箸で掴むとポロポロと崩れるほど繊細だったのにな。今のは、シッカリしているけれど、じっとりと油が含まれている印象。昔の方が好きだったなぁ。
あと、キャベツの量が減っていた。残す人が多いから、最初に盛る量を減らした様子。でも、お代わり無料なので、心配なし。ご飯も相変わらずお代わり無料なのだけれど、こちらも昔とは違ってきた。白いご飯は、なんだかべちゃっとした印象。太一のご飯ならいくらでも食べられたのに、今のご飯はそんなに食べることは出来そうにない。いつか、以前の太一に戻る日が来るかと期待していたけれど、どうやら、この路線で固定化されてきた様子。残念だなぁ。(2006.11)
いつもはロースカツを食べるのだけれど、以前脂の強さに胃もたれしたので、珍しくヒレカツにしてみた。で、カナリ時間が経っての登場。スタッフはかなり慌てた様子でカツを持ってきた。裏でいったい何があったのだろうか。
で、早速カツを食べてみると。前回と印象は同じ。それと、揚げたてなのだろうに、まったく熱くない。少し温かいぐらいかな。でも、嬉しいことに、ご飯はあきらかに美味しくなっている。前回はべちゃっとしてたけれど、今日のはピンとしてみずみずしい。やっぱりトンカツは美味しいご飯で食べたいよね。(2008.3)
で、テーブル席に通されて、迷わず大エビフライ丼を注文。なんとなく、麦飯はパス。まずは漬け物が出てくるので、それをお茶請けにして暫し待つ。そうして期待の丼が登場。丼から尻尾がはみ出たエビが2本。これにサラダが付いてくる。
卵とじは少し濃いめの味付け。ご飯全体は覆わず、ちらちらとご飯の姿が見える状態。エビはもちろん揚げ立ての熱々。早速ほおばると、口の中で熱々のエビが弾ける。
丼がかなり大きいし、具とご飯の一体感がないので、箸では食べずらい。途中でスプーンに切り替えて食べ進む。そう、この一体感の無さがちょっと残念。まぁ、この料理は見た目のインパクト重視だし、仕方がないかな。この卵とじを大盛りにして貰えたらちょうど良いかも。そんな注文できるのかなぁ。(2013.4)