お好み焼き屋。昭和40年代の味とのこと。席は鉄板6席、テーブル8席。カウンター席は禁煙。いつも沢山のお好み焼きを焼いているが、比べて店に入っている客はそれほどいないことが多い。出前の注文が多いようだ。
お好み焼きは、生地を引いて魚粉を振りかける。別に麺を鉄板に乗せだし汁で軽くほぐしてから生地の上にのせる。ここら辺が昭和40年代らしい。そうして、コショウを振りかけ、ソースを垂らし、キャベツを上にのせる。次に昆布粉を振りかけ、天かす、もやし、つなぎの生地、豚肉と乗せていく。
そうしてちょっと焼いてからひっくり返し、本体の端をヘラでめくって、油をスプーンで流し込む。その後こまめに位置を変えながら焼いて、丁寧に押し焼きし、最後に玉子を鉄板にかち割り、ヘラで丁寧に広く延ばし、そこに本体を乗せる。ソースはお玉で塗り、仕上げで青のりが振りかけられる。そばはソフト麺。ソースはおたふく。紅ショウガは自由に使えるよう、瓶ごと置いてあった。
メニューによると、おすすめはコロッケ&チーズのコロチー焼き。これは、名前そのままで、コロッケとチーズが入っている。次に、激辛ペーストの入った激辛お好み焼き。この激辛ペーストは、無闇に辛いだけではなく、旨味を持った辛さがある。その内容は企業秘密。最後に、ソースを使わない塩焼きそば。塩焼きそばは特に自慢のようで、よく勧められる。