5 day's market (ふぁいぶでいずまーけっと) 

五日市駅を北へ数百メートル行ったところにあるカフェ。手作り感の強い店構えで、ちょっと雑な仕上がりを演出した店造りが、返ってよい印象。塗りの荒いコンクリートをむき出しにして、廃材を利用したカウンターや仕切りが更にその印象をもり立てている。机や椅子も中古で丈夫なモノを使用している。窓から入り込む日差しが、むき出しのコンクリートに反射して、店内はとっても明るく、レトロな割りに新鮮で清潔感も高い。店員はみな若く、ハキハキと気持ちがよい。主婦のランチにもってこいの店舗イメージ。実際に、客層は主婦がほとんどの様子。そんな店内は、カウンターが4席×1、3席×1。テーブルが4席×4、2席×1。

ランチは、日替わりパスタ、グラタン、オムライスが用意されている。日替わりパスタは店の中央に、その日のパスタの内容が掲げてある。グラタンとオムライスは固定した内容。ランチは、それぞれ、サラダとスープが付いてくる。更に、パスタとグラタンは焼きたてのパンも付いてくる。このパンは食べ放題。以前は、オムライスにはパンは付いてこなかったけれど、今では付いてくる。オムライスはボリュームがあるので、気をつけて食べなければならない。

ランチには、200円の追加料金でデザートを付けることが出来る。このデザートは、店の入り口にも、店内でも掲示板に内容が掲げてある。種類が豊富で、常時6種類近くのデザートを用意している。このデザートは、ランチ以降のカフェタイムにも楽しめる。

駐車場は、ちょっと北側に5台用意されている。場所が分からない場合や、満車の時は、店員さんに相談するのが一番。

ちなみに、"5days market"を直訳すると、五日ごとに開かれる市。という意味のはず……

広島市佐伯区五日市駅前3-4-18
082-943-1523
開店時間:11:00-21:00(ランチ11:00-15:00 ディナー18:00-21:00 平日はL.O.20:00)
定休日:日曜日
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
駐車場:5台


もう一言
最近、五日市駅の北寄りに良い雰囲気のカフェが出来たらしい。試しに、様子を伺ってみると、ランチもやっているようだったので、後日、あらためて訪れてみた。時間は12:00ごろ、運良く席が空いたばかりだったようで、なんとか座ることが出来た。でも、その後も訪れる客は多く、あっという間に満席。満席でも、そのまま待つ客もいてビックリ。まぁ、主婦みたいだったし、時間はあるのでしょう。そう、この店の客層は主婦がほとんど、我々以外に男性客はいない。

私は時間がないので、早速ランチの注文。パスタ、オムライス、グラタンとあったので、今日はグラタンを選択。店員さんによると、そんなに時間はかからないとのこと。そうして、サラダとスープが直ぐに出てくる。サラダは優しい味だけれど、スープはちと塩っ辛い。これは喉が渇きそうだと思っていると、パンの登場。焼きたての熱々で、手で持てないほど。種類は2種類あり、たぶん、紫芋とヨモギが練り込んであるのだと思う。しかも、これはお代わり自由とのこと。それは嬉しいな。

そうして、パンを食べ終わった頃グラタン登場。折角なので、パンの追加をお願いすると、笑顔で答えてくれる。店員さんの感じが良いな。パンを待っているとグラタンが冷めるので、先に食べ進む。ぷーんとチーズの良い香り、スプーンで掬って一口食べると熱々ハフハフ。具はマカロニと小エビ。定番の一番好きなグラタン。熱いうちが美味しいのだと、ハフハフ言いながら食べていると、パンが再登場。これはちょっと多すぎたかも。グラタンの場合は、パンのお代わりを控えた方が良かったな。(2006.6)


前回グラタンを食べたので、オムライスを食べようと、やって来てみた。前回よりは早めに来たのだけれど、やはり客は多い。開店して間もないのに、随分人気が高いなぁ。などと思いつつ、オムライスを注文。果たして、オムライスでもパンが出てくるのだろうか、出てきたとしても食べきれないような気がするな。

そうして、直ぐにサラダとスープが登場。今回のスープは空豆の冷製スープ。冷たいせいか、前回ほどの塩辛さは感じなかったけれど、やはり塩分は高めに感じた。今日はサラダとスープを食べ終わってもパンは出てこない様子。少しホッとしつつ、少し残念な気もする。勝手なもんだ。

しばらくして、出てきたオムライスはカナリ大きい。デミグラスっぽいソースがかけてあり、夏野菜のトマト煮と枝豆が付け合わせで出てきた。早速一口食べると、スープとは正反対の薄く穏やかな味付け。全体にメリハリが利いているな。卵はむやみやたらな半熟ではなく、シッカリと火が通って、カナリ厚い層を成して中身のチキンライスをくるんでいる。でも、チキンライスとの接点は微妙に半熟。こういうオムライスは好きだな。と、ペロリと平らげたけれど、やっぱりお腹は一杯。パンが出てたら、絶対に食べきれなかったな。(2006.7)


店へとはいると、ほぼ満席状態。私たちが席に座ると、すかさず次の客が扉を開けた。これで残された席は、カウンターが4席のみ。今日は特に客が多い様子。隣の席をみると子連れの奥様方。4歳前後の女の子がはしゃいでいる。はす向かいの席は、もう少し小さく、1歳ぐらいの子供がお母さんに甘えている。遠くのテーブル席は、少し大きな男の子がいる。最後に入ってきた客は、2歳ぐらいの男の子。つまり、子連れでないのは私たちだけ。

この店は子連れのお母さんのメッカ状態。五日市で小学校に上がる前の子供を抱えるお母さんは、かならず一度はこの店へと訪れているのではないかと思ってしまうほど、子連れの奥様が多い。と言う事は、知人をこの店に連れてくるときは、子供嫌いかどうかを確認しておかなければならない。気をつけなくちゃ。

今日はオムライスの注文。ワンプレートランチもあったのだけれど、1300円はサスガに高い。そう、2008年から若干の値上がりがあったようだ。これはどこの店でも同じなので、仕方がないけれど、少し残念。

で、最初にグリーンサラダが出てきて、それを食べ終わった頃スープの登場。コンソメのオニオンスープ。具としてバゲットにチーズを絡めたものが入っていた。暖まるなぁ。

それらを食べ終わるとオムライスの登場。ラタトュイユと水菜が付け合わせ。相変わらず、シッカリした卵がライスをキチンとくるんでいる。ボリュームも結構多めなのだけれど、最近はオムライスにもパンが付いてくるらしい。今日も二個のパンが付いてきた。うーん。お腹いっぱい。

オムライスを食べながら、何かの気配を感じて顔を上げると、女の子が私を凝視している。子供って、平気で見知らぬ他人を見つめるよね。と思っていたら、もう一つ新たな気配。向こうの幼児も私を見つめている。更に、もう一人も凝視。そんなに美味しそうにオムライスを食べていたのかな。恥ずかしくて食べにくいなぁ。でも、みんなカワイイ。などと、見つめ返していると、お母さんが何やら子供をたしなめていた。スミマセン、かわいいけれど連れて帰ったりしませんので、許してください。(2008.2)


今日はサラダランチを食べてみた。サラダランチの場合は、他のランチと違って、サラダの小皿が付いていない。まぁ、当たり前の事である。もし、サラダランチにサラダが付いてきたら驚きである。まるで、豚汁定食にみそ汁が付いてくるようなものであろう。いや、パスタランチにマカロニサラダが付いてくるようなものかもしれない。いやいや、中華丼にご飯が付いてくるようなものかもしれない。って、「中国飯店」なら付いてくるか。

とにかく、サラダランチにはサラダはひとつだけ。そのサラダは、最初に出てきたスープを飲んだ後に出てくる。とにかくボリュームタップリで、レタス、サニーレタス、ブロッコリー、キュウリ、プチトマト、ツナ、エビ、サラミ、ゆで卵と具だくさん。これにタップリのドレッシングがかかっている。もちろん、パンも付いてきて、こちらはおかわり自由。もう、生野菜をタップリ食べたいときにはうってつけ。

問題は、ちょっとドレッシングが多めな事。全部食べると、かなり喉が渇く。なので、余計なドレッシングを落としながら食べるのだけれど、全部は落としきれないので、どうしても喉が渇いちゃう。それだけが残念だな。(2008.3)


入店すると、そこは主婦の楽園だった。あっちのテーブルも主婦、こっちのテーブルも主婦。お客はみーんな主婦。いや、主婦であるかどうかを確かめたワケではないが、サスガに主婦であるかどうかを一人ひとり聞いてまわるワケにはいかないし、ここでは主婦だったことにしておこうと思う。って、どうでも良いことですね。

そんな中、ついウッカリ、ガッツリとランチプレートを食べてしまった。内容は、スープ、チキンの香草焼き、豆腐の揚げ団子、きんぴら、ラタトゥイユ、ほうれん草の和え物、野菜とキノコの炒り卵、サラダ、フライドポテト、パスタ。これにおにぎり2個。

チキンが無くても腹八分なほどのボリュームで、お腹いっぱい胸いっぱい。昼間っから晩飯を食べたような気分。晩ご飯なら、ビールも飲みたかったな。(2013.5)