中華料理店。五日市駅から井口団地に抜ける道沿いにある。店内はがらんと広く、大きめのテーブルが6席×3。カウンターが5席。あと、厨房の裏側にある別室には、上がりの座敷が数席あり、こちらでは焼き肉も食べられる。
定食は、メインの料理、小鉢、漬け物、サラダ、ご飯、スープといった内容。料理は馴染みの深い和風中華が中心。ボリュームがあり、客層はたくさん食べそうな男性客が中心。
牛バラのスタミナ焼きを食べようと思ったけれど、隣の男性のニラレバが美味しそうだったので、そちらを注文。注文して店内を見渡すと、ニラレバを食べている人が多い。人気なのかな。それとも、皆さん鉄分不足で、自然とレバーを欲しているのかな。
私も鉄分不足の輪に混じって栄養補給。登場してきた定食は、ニラレバ炒め、ごまだれ豚しゃぶ、コロッケ半分、サラダ、わかめスープ、ご飯。ニラレバはレバーを素揚げしており、臭みがなく食感も良い。これにたっぷりのニラとモヤシで炒めてある。味付けは少し濃いめでご飯が進む。でも、ご飯はちょっと少なめ。人によっては、お代わりしないとおかずが余りそう。ニラレバの他では酢豚を食べている人が多かった。次回は何にしようかな。(2010.7)
で、もちろん中華丼を注文。すると厨房には「どんぶり」と伝えている。他にも天津丼やマーボー丼もあるだろうに、「どんぶり」で通じるのかと怪しんでいると、そんな心配はよそに中華丼が運ばれてきた。具は牛肉、白菜、タマネギ、えんどう豆、ニンジン、キクラゲ、小エビ、溶き卵。これにスープと刻んだタクワンが付いてきた。
白菜の比率が高く、馴染みのある味わいの中華丼。定番の味って人をホッとさせるね。そうやって食べていると、後からどんどん客がやってくる。しかも、何故か中華丼率が高い。もちろん、厨房には「どんぶり」と伝えられる。そっか、あまりにも中華丼が出るから、「どんぶり」で通用するんだ。なるほどね。(2012.12)