バッケンモーツアルト廿日市店 

バッケンモーツアルトの廿日市店。工場と併設されていて、菓子の販売とカフェがある。菓子は、通常のラインナップの他にアウトレットや試作品などもあり、少し割安になっている。また、向かいにカルビーの工場があるからなのか、カルビーのスナックも置いている。

カフェは少し奥に入ったところにある。壁がガラス張りの海が見える広い空間で、テーブルが100席ほど。窓からは明かりが沢山とりこまれて、海も見えて、良い雰囲気。厨房は、同系列のサワディレモングラスが担当していて、パスタやタイ料理などの食事も出来る。

メニューは、入り口付近のレジで注文してから席に着く。飲み物類はセルフで、料理は厨房から運んでくれるが、食べ終わった後はセルフで厨房に運ぶ。ランチのタイ料理セットは、鶏肉の炒め物、春巻き、ライス、サラダ、トムヤムクン、ドリンク。炒め物もトムヤムクンも香草が効いているけど、そんなには強くない。

グリーンカレーは意外に優しく、野菜もタップリで思ったほどには辛さは強くない。それでも、タイ料理に苦手意識のある人は、パスタか和牛カレーを選択した方が無難かも。

パスタは4種類から選べるようになっていて、トマト、クリーム、ミートソース、和風が用意されている。

廿日市市木材港北15-24
0829-34-4324
開店時間:10:00-19:30
定休日:無休
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
駐車場:あり


もう一言
廿日市の貯木場沖に突如現れたカフェ。私が知らなかっただけで、カフェが出来る前もこの地にモーツァルトの工場があったのかも知れないけれど、いつの頃からか、メインストリートに看板を出してアピールするようになっていた。

そんなわけで、ものは試しとテイクアウトやティータイムになんどか訪れていたのだけれど、この度やっとランチタイムにやってくるコトが出来た。

そんな前置きはとにかく、トムヤムクン目当てで、タイ料理セットを注文。思わず、「大量リセット」と誤変換してしまいそうなその料理は、たぶんタイ料理。一枚のプレートに盛られた鶏肉とパプリカの炒め物には、ローズマリーらしき香草がピンと支配したピリリとした仕上がり。そこにライスも盛られ、揚げ春巻きが添えられている。横には黄身が半熟のフライドエッグ。これを好みで炒め物やライスに絡めて食べるのが楽しい。

そのプレートに付いているのが、軽いサラダとトムヤムクン。白濁したスープのトムヤムクンは、旨味を上手に隠れ蓑にした辛味に酸味、そしてパクチーらしき香草の香りで、とにかく食欲をそそる。日本人にとって万人向けではないかもしれないけれども、こういうスープがランチタイムに楽しめる幸せが、この廿日市近辺にあっても罰が当たらないのじゃないかな。(2007.9)


タイラーメンを食べてみた。想像通り、フォーらしき麺がヒタヒタのスープで出てきた。具は多めの太もやし、チャーシュー。あとパクチーらしき香草とネギが細かく刻まれて入っている。これに自分の好みでニョクマム、酢、唐辛子を入れて食べる。明らかに万人向けではない。でも、フォーを食べる事のできる店って貴重だな。

で、隣人のグリーンカレーをちょいとつついてみる。タケノコがタップリと入って、あとは鶏肉となすび。ご飯とカレーは別皿になっていて、自分で適量を掛けながら食べ進む。あと、ミニサラダも付いてくる。カレーはココナッツの甘みのある甘辛い味わい。私の知っている範囲では、グリーンカレーまっしぐらな味付け。タケノコが多いのは、この店のオリジナルなのかな、それともこれがグリーンカレーの基本的なスタイルなのかな。ちょっと気になる。ただ、このカレーも好き嫌いが別れやすいよね。(2007.9)


今日は最初からグリーンカレー。スープとライスが別々に出てくるので、かけながら食べ進んでいく。他にはサラダが付いてくる。具は、タケノコ、インゲン、茄子、鶏肉。タケノコは長細く刻まれていて、ビックリするほどタップリ入っている。スープをライスにかけると、タケノコでライスを覆ってしまうほど。それに比べると、他の具はほんの少し。あと、香草も入っているようだったけれど、正体は不明。

スープは、ココナッツの甘みが強すぎず、風味が豊か。辛さもそんなに強くないけれど、食べ進むと徐々に辛くなっていく。それでも、グリーンカレーの割には、刺激が少ない優しい味。多すぎるタケノコにビックリするけど、食べてみるとシャキシャキと美味しく、最後まで飽きずに食べられる。うん、これは好きだな。でも今度は、トムヤムクンラーメンを食べてみよう。(2008.2)


タニタの日替わりランチを食べに来てみたら、すでに売り切れ。何度か挑戦しているけれど、未だに食べることができない。人気なのか、それとも数が少ないのかな。とろこで、よく説明を読んでみたら、あくまでもタニタ風の定食なんだね。タニタ食堂プロデュースなんだと勘違いしてたよ。

で、仕方が無いので、久しぶりにバッケンモーツァルトのタイランチ。レジで先にお会計を済ませて着席。少し待ってから呼ばれてタイランチを取りに行く。鶏肉とカシューナッツと野菜の炒め物、フライドエッグ、揚げ春巻き、ライスが無造作に盛られている。これにサラダとトムヤムクン。

まずはライスと具を混ぜ混ぜ。玉子も豪快に潰していって、ごちゃ混ぜ。パクリと一口目を食べると、うん甘辛い。トムヤムクンも一口。あれパクチーがないよ。以前は入っていたような気がするけれど、入れなくなったのかな。嫌いな人多いもんね。でも、物足りないぞ。残念だなぁ。

タイランチは美味しいんだけれど、やっぱりお高めだよね。次回、タニタに振られたらパッタイにしようかな。(2014.8)