宮園団地の真ん中にある中華料理店。シックな中華の店構えで、BGMはいかにも中華な感じ。そんな店内に、カウンター5席。テーブル4席×2、2席×1。上がりは板張りになっていて、掘りのあるテーブルが4席×3。
日替わりは、その日の内容が入り口に出してあり、確認して入店できる。内容は、メインのおかず、小鉢、サラダ、スープ、ごはん、漬け物。ランチメニューはかなり限定してある。以前はもっと多彩だったけれど、客が多すぎて対応しきれなくなった様子。日替わりは平日のみだが、他のランチメニューは土日祝日も注文できる。
で、やっぱりエビチリも時間がかかって登場。エビは大きくプリプリ、卵が絡まってまろやかな仕上がりになっている。この卵を絡めたエビチリって好きだな。小鉢は鳥の唐揚げ。後はサラダ、スープ、ご飯、漬け物。漬け物は自家漬けなのかな。ご飯は少な目だけれど、お代わりは自由。スープは優しく思わずレンゲを数回往復させてしまう。このスープもおかわり自由だといいのにな。(2007.10)
今日も相変わらず客が多い。特に家族連れの団体客が多い。そうか、世の中ゴールデンウィークに突入しているんだよね。私はひとり寂しくカウンターで、世の中からつまはじきにされた気分を味わってみた。
で、満席の割には、早めに定食が出てきた。酢豚、餃子、サラダ、ごはん、スープ、漬け物。意外に量はそれほど多くない。ご飯の盛りも少なめ。まぁ、足りなければお代わりすればよい。酢豚は普通に美味しい。豚肉、にんじん、ピーマン、パプリカ、笹たけ、きくらげ。具だくさんで嬉しい。餃子もやっぱり普通に美味しい。口に含んだら、ジュワッと美味しい汁が出てくる。どちらもガツンとした旨さではなく、ホッとする美味しさ。スープもホッとする美味しさだけれど、それが度を超して病みつきになるほど。もしかして、ネギそばはこのスープを使っているのかな。次回はネギそばだな。(2008.4)
定食のスープはいくらでも飲めそうだけれど、ねぎそばのスープは少し飽きやすい。って、定食のスープもこんなに飲めば飽きるか。麺は細めのストレート。少し絡みあっていたけれど、箸で軽くかき混ぜると簡単にほぐれた。
うーん、期待とはちょっと違うというか、想像通りというか。美味しいけれど、想像の範囲内のねぎそば。まぁ、一度食べて気がすんだかな。ここでは定食物のほうがいいな。でも、お勧めメニューにあった炸醤麺が気になる。やっぱり、この店は北京料理系なのかな。水餃子も食べてみたいけれど、ランチのメニューにはないんだよね。(2008.7)
で、小さな器にビーフンを盛って、ズズッと一口。グイッと爽快感のある喉ごし。これは旨い。もう、一心不乱にぐいぐいと啜る。具は担々麺の具のように肉そぼろ。ピリ辛。あとは香草と海老が入っていた。あっという間に完食。
で、少し物足らなかったので、杏仁豆腐を追加注文。いわゆるトロトロ杏仁豆腐。ネットリとした固さがあり、ちょうど良い食感。これも旨いなぁ。やっぱり一度は夜に訪れてみたいな。(2009.5)
で、今日は八宝菜ランチを注文。平皿にドンと八宝菜が盛られ、手羽先の唐揚げが一本、スープ、サラダ、ごはん、漬け物。これで1030円は高いが、やっぱりそれなりの内容で、かなり手の込んだ作りになっていた。でも、ランチでここまでのクオリティを求める客がどれだけいるのだろう。私も、頻繁に来るなら、リーズナブルな日替わりにすると思う。(2013.11)
登場した定食は、おかゆ、鶏の唐揚げカレー風餡かけ、カルパッチョサラダ、スープ、漬け物。これにマンゴー杏仁豆腐が付いてくる。あぁ、確かにレディースっぽいな。でも、なかなかのボリュームだよ。どうせ少ないだろうと、塩ラーメンを追加注文した日には、地獄を味わうだろう。
で、おかゆ。干貝柱かな。優しい旨味。腐乳が付いていたけれど、おかずが沢山あったし、そんなに使わなかった。鶏の唐揚げは野菜タップリの餡かけ。カレー風味はほんの少し、スープもあったけれど、おかゆとスープでお腹はたぷんたぷん。最後にマンゴー杏仁で締めて、ごちそうさま。うーん、ちょっと高いかな。日替わりのご飯を、おかゆに変えただけのメニューがあったら嬉しいのに。(2014.11)