閉店  Soie (そわ) 

    ランチだけの小さなフランス料理店。店舗は、くっちぃなぁと同じで、経営も同じ。ただ、昼と夜とではコンセプトが全く違うので、名前を変えている。

    プレートランチは、肉料理、魚料理、クスクスの3種類。それぞれが日替わりの内容になっていて、肉と魚は、メインの皿にパンが付いてくる。クスクスにはパンは付いてこないが、野菜タップリのソースが別鍋にタップリ添えられる。どれも最後にデザートが付いてくる。量はちょっと少な目。

    広島市佐伯区三筋3-6-14
    082-923-8421
    開店時間:11:30-13:30(ランチ) 13:30-15:00(カフェ)
    定休日:木曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:2台


    もう一言
    くっちぃなぁがランチを始めたと聞いたので、早速食べに行ってみた。お店にはいると、他に客はおらず、お店の女性は少しあわてて迎えてくれた。まだ準備ができてなかったのかな。店内は奥に行くと少し暗めだけれど、昼の明かりがガラスごしに取り込まれているので、そんなに気にならない。そういえば、この店舗に入っていた歴代のお店は、どれも暗いイメージだったなぁ。

    ランチのメニューを見ると、一番安いのでも1000円。高い物になると1600円。頻繁に訪れることのできる金額ではない。1000円のランチは、牛肉のビール煮込み、豚肩ロースのくっちぃなぁ風煮込み、牛すじ肉のアッシェ・パルマンティエの3種類。今日はアッシェ・パルマンティエを選択してみた。

    料理は注文後から作り始めるようで、時間はかなりかかる。まずは、スープの登場。カボチャの冷製スープ。胃袋から涼を取りつつ、夏の終わりを感じるなぁ。次に手作りパン。ちょっと小さめ。そうして、あっという間にスープとパンを平らげても、まだメインディッシュは出てこない。うーん、これはかなり余裕を持って来ないと大変かも。待つこと数分、やっとメインディッシュの登場。アッシェ・パルマンティエ、サラダ、軽い総菜、そして先ほどの手作りパンも再登場。

    お店の方によると、アッシェ・パルマンティエは、ジャガイモをすりつぶしてグラタン風にオーブンで焼いた物。実物を見ると、確かに説明そのまんまの料理。早速一口頂くと、しゃれた名前とは裏腹に、素朴な味わい。味付けも濃くなく薄くなく、私にはちょうど良い。ジャガイモのボリュームもあってか、全て食べたときは、ちょうど腹九分と言ったところ。でも、他のメニューを選んでいたら、ちょっと物足らなかったかも。お値段据え置きで、パンのお代わり自由か、デザートが付いてくるとちょうど良いけど。この料理で、このお値段だったら、これが精一杯の様な気もするなぁ。(2006.8)


    最近、プレートランチを始めたと聞いていたので、ずっと気になっていた。プレートランチならば、金額も安く、気軽に食べられるかなと、財布は軽いのにお昼を食べに行ってみた。

    ランチタイムは、オーナー夫妻の息子さんらしき方が切り盛りしている。夜は洋風居酒屋の色が濃いけれど、昼はビストロのような雰囲気を醸している。実際に、メニューもフランス料理を色濃く出したものになる。そんな違いから、昼と夜とでは店名を分けているとの事。

    店の方にプレートランチの内容を尋ねると、サワラのポワレ、ポークロースト、クスクスのいずれかとの事だったので、今日はクスクスを選択。同席のきくぢっちサンはサワラを選択。お店の方は一人なので、調理には時間がかかるようで、少し時間をおいてサワラが登場。そうして私のクスクスが出てきた。

    サワラのポワレには付け合わせの野菜がタップリと添えられ、小さなパンが二個付いてくる。クスクスは平皿にこんもりと盛られ、別鍋にタップリのスープが付いてくる。パンは無し。スープはなすびなどの野菜がタップリ煮込まれて、クスクスに絡めて食べるとスッと胃袋に収まってゆく。意外に熱くないし、夏にはよいかも。

    クスクスを全部食べきると、店の方がデザートがありますとの事。アイスとムースのデザートで、微妙に異なるバリエーションが選べるとの事。私はココナッツとヨーグルトを迷ったあげく、ヨーグルトを選択。ヨーグルトのシャーベットにマンゴーのムースが添えられている。それが何ともサッパリとして、舌がリフレッシュ。このデザートがあると無いのとでは、最後の印象がまったく違うなぁ。唯一の難点は、量が少ない事かな。あの手作りパンが食べ放題ならいいんだけどなぁ。(2007.8)