Petit Bonheur (ぷち ぼぬーる) 

    速谷神社の入り口付近にある小さな洋食屋。こぢんまりとした店内は、暖色系の色づかいで温かい雰囲気。上手に机椅子を配置して、スペースのわりには席数が多い。でも、窮屈さを感じさせないバランスのよい配置。席はテーブルが4席×4、2席×2。

    ボヌールランチは、本日の前菜、スープ、サラダ、自家製パン、ドリンク。で、6種程度のパスタの中から好きなものを選べる。焼きオムライスは単品だが、+500円でセットにすることも可能。

    廿日市市上平良428-3
    0829-39-9790
    開店時間:11:30-14:30 18:00-21:00
    定休日:木曜日(不定休あり)
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    宮園団地付近で昼飯にあぶれて、難民になりかけていたとき、ふとその存在を思い出して、速谷神社前に車を走らせると、まるで救世主のように佇む店舗を発見。しかも都合よく、駐車場が一台分あいている。これは誰かの思し召しなのだろうと、早速車を止めて店内へと急いだ。

    中にはいると、すっと店員さんが奥のテーブルに案内してくれる。腰を落ち着けて、ホッとするけど、今日はすでに時間がない。速攻で食べなくてはと、メニューをじっと眺める。この店は、イタリアンなのか、フレンチなのか、私の知識では判断しかねるけれど、たぶんフレンチよりなのかな。でも、時間がないのでパスタランチを選択。本当はスペシャルランチが食べたかったのだけれどね。

    で、パスタランチのペペロンチーノを注文。注文すると、直ぐにサラダの登場。とってもノーマルなサラダ。箸とフォークがあったけれど、割り箸じゃないので、箸を使って食べてみた。

    そうして、そんなに待たされることなくパスタの登場。長細く深さのあるパスタ皿は、機能性度外視で食べにくい。このパスタ皿は、フォークとスプーンを駆使して食べる事を前提に作られているのかも。とにかく、フォークだけでは巻きにくい。適度な分量を、パスタの大きなまとまりから少しより分けて巻く事が出来ない。食べ終わった後、フォークを皿の上に置く事も出来ない。でも、世の中には、きくぢっちサンのように、こういうサドスティックな食器を好む人もいるから不思議だ。食器のデザインよりも、サドスティックなところに魅力を感じているから、もっと不思議だ。

    その食器のせいか、パスタの量は少なく感じたけれども、案外お腹は一杯。ペペロンチーノとしては、もっとオイリーで辛い方が好きだけれど、こんな上品のもけっこう美味しいな。最後にドリンクを慌ただしく飲み干して、お会計。うーん、やっぱりランチセットの方がよかったかな。でも、パスタランチにデザートを付けるのも良いかも。とにかく、次回は時間に余裕のあるときに来なくちゃね。(2007.9)


    久しぶりのプチ・ボヌール。何度か足は運んだのだけれど、いつも駐車場が一杯だった。今日は少し遅い時間だったので、何とか一台分空いていた。

    今日はプチランチを注文。以前はパスタ以外のランチもあったけれど、今はセットランチはパスタのみで、前菜やデザートの有無で値段が違うらしい。で、まずはサラダの登場。ドレッシングが自家製っぽく、柑橘系の酸味が強く出ていて、かなり好みの味。次にやっぱり自家製のパンが登場。一緒にマーマレードとオリーブオイルも付いてきた。でも、やっぱり何も付けない方が好きかも。

    そうしてしばらくしてパスタの登場。パスタはサンマとなすびのトマトソースを選択。相変わらずの長細いパスタ皿で登場。フォーク一本では巻きにくいのは変わりない。でも、今日は箸置きに半切りのコルクが備えてあったので、フォークの置き場所に困ることはなかった。ところで、サンマとオリーブオイルとトマトソースって意外に合うね。こういうの結構好きかも。でも、普段使いの店にしては、ちょっと割高感があるかなぁ。(2009.9)