閉店 バジル
新幹線高架沿いにある小洒落た洋食屋。店内は清潔感があり、綺麗にまとまっている。昼間は窓から差し込む明かりで、かなり明るい。カウンター4席。テーブル26席。テーブルはちょっと狭く、2人席に2人で座ると、お皿でテーブルがいっぱいになる。
ランチはメインの料理、スープ、ごはんorパン、ドリンク、サラダバー。デザートが付いてくることもある。全体的に量が多い。サラダは食べ放題で、常に10種類ほどのサラダが用意されている。昼時は満席になることが多い。
確か、前回はビーフカツレツランチを食べたんだ。サラダバーを何回もお代わりして、重たいビーフカツレツをガッツリ食べて、夜までお腹が空かずに、結局夕飯はろくに食べずそのまま寝たっけ。って2年前なのによく覚えているなぁ。そうそう、ビーフカツレツのソースは、昔ハンバーグにもあった洋風ソースみたいで美味しかったな。
で、今日はハンバーグランチ。もうソースは和風しか選べなくなっている。でも、私は和風も好きなので問題ない。まずはサラダバーでお腹を臨戦態勢にする。ここのマカロニサラダが好きなんだよね。結構甘いけど。などと言い訳にならないイイワケをしつつお代わりを繰り返す。
客は少なかったけれど、メインは少し時間がかかっての登場。ライスとハンバーグ。ハンバーグの上には目玉焼き、カボチャ、茄子、レンコン。野菜は素揚げされている。それにフライドポテト、にんじんのグラッセ、インゲン。あれ、そういえばスープが出てこなかったな。それに、ハンバーグランチにはソーセージが付いていたような記憶がある。でも、今日は両方ともない。うーん、値段は上がっていないけれど、実質値上げか。やっぱり、このご時世、どこも大変なんだな。
肝心のハンバーグは相変わらずのボリューム。女性のげんこつ両手分ぐらいはありそう。箸でも簡単に崩せる固さで、透明な肉汁があふれ出てくる。口の中に入れると、とろけそうなほど柔らかい。ここのハンバーグってこんなに柔らかかったっけ。うーん、イマイチ覚えていない。肝心なことは直ぐに忘れちゃうな。まぁ、美味しいからいいや。などと、とにかくハンバーグを食べ尽くす。そうして、最後にコーヒーでごちそうさま。やっぱり、お腹いっぱい。苦しい。今度は何年後になるのだろう。(2008.10)