閉店 にわか
廿日市商店街の南端にあるお好み焼き屋。そうとう年季の入った店舗は、初めての客が入るにはかなりの勇気が必要。店内はこぢんまりとしていて、鉄板のみ5席と手狭。でも、店で食べる客よりも、近所の持ち帰り客の方が多い様子。店はご夫婦らしきふたりで切り盛りしている。
お好み焼きは信じられないほどの格安。何十年も値上げしていないのかと思われる値段。焼き方は、生地に魚粉を振りかけて、キャベツ、ネギ、天かす、もやし、豚肉を乗せてひっくり返し、ダシ汁を差しておく。麺はザルにあけて水にさらした後鉄板に出し、調味料、ダシ汁、ケチャップで炒めておく。このケチャップは粘度が高く、普通のチューブ品ではない様子。本体は、しっかりと焼いた後、ぺちゃんこに押し焼きし、麺と合体。すぐに玉子をかち割り、黄身を軽く潰しただけで本体を乗せてしっかり焼いたあとひっくり返す。仕上げには、ソース、コショウタップリ、青のりが降りかかる。そばはソフト麺、ソースはオタフク。