楽素太 

    波出石交差点の少し北寄りにあるお好み焼き屋。暖簾は黒がベースだけれど、その下端の方は赤、黄、緑で彩られており。これは店名にもなっているラスタカラー。ラスタと言えば、近所に「ラスタMAN」というお好み焼き屋があるが、全く関係はないらしい。鉄板のカウンターが4席。テーブルが4席×4。

    お好み焼きは、まず生地をひき、その上に削り節を乗せ、細めに刻んだキャベツをたっぷり乗せる。次に刻みネギ、もやし、天かす、肉の順で乗せて行き、最後にツナギの生地をかけて、ラードを乗せる。そのまましばらく焼いて、ひっくり返す。麺は別に用意をする。うどんはケチャップで予め炒めて、最後に昆布粉をかけておく。そばは生麺を使用。味の素とガーリックパウダーをかけて炒め、最後に油をさしてパリッと焼いておく。

    お好み焼き本体は全く押さえずに焼くので、非常に背が高い。それを麺の上に乗せて、玉子でできあがり。ソースを塗り、最後に青のりとゴマを振りかけて完成。ソースはオリジナルブレンドとのこと。ベースはオタフクの様子。味がそれっぽいし、何よりも幟がオタフクの物だった。あと、マヨネーズは自由にかけられる。

    夜は鉄板焼きのメニューもあり、居酒屋としての利用も可能。

    広島市佐伯区五日市中央7-12-13 福本ビル1F
    082-924-6432
    開店時間:11:00-14:00 17:00-22:00(L.O.21:30)
    定休日:火曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:2台


    もう一言
    最近、よく噂を聞く楽素太。不意にお好み焼き気分が襲ってきたので、早速食べに行ってみた。駐車場に車を止めて、店内へと入ると、すでに数人がお好み焼きを食べている。お店のお兄さんに、鉄板で食べられるかを聞いたら、オッケーだったので、肉玉うどんイカ天入りを注文。そのお兄さんはとても愛想がよい方で、居心地がよい。自由人の様な雰囲気だけれど、それはラスタの特徴なのかな。

    で、早速焼き上がったお好み焼きを食べてみる。昆布粉の味が強めで、旨味の良く効いたお好み焼き。押さえ焼きしていないので、とっても背が高く崩れやすい、鉄板も少し遠くて食べにくい。ヘラで食べるのが苦手な人にはしんどいかも。量は結構多く、かなりお腹いっぱいになった。となりのソバを見ていると、かなりパリパリに仕上がっている様子。次回はソバを食べてみよう。あと、変わり種のITALIAが気になるな。(2008.4)


    肉玉そばのイカ天入りを注文。同時にITALIAの注文も入ったので、どんなものかとその手順を見てみた。途中までは、普通のお好み焼きと同じ焼き方で、そばを炒めるときに粗挽きのコショウを振りかけている。そうして、そのそばの上にスライストマトとチーズを乗せてから本体と合体させる。最後の仕上げには粉チーズとガーリックチップ。これは、そうとう香りそうな予感。トマトとチーズで口の中大やけどの予感。

    で、私のお好み焼きの方も無事焼き上がったので、食べてみる。そばにガーリックパウダーがタップリ振りかけられたせいか、ぷーんとニンニクの香り。っていうか、ITALIAのガーリックチップの香りがこっちまで漂ってきているだけかも。そばはとってもパリパリに焼き上がっている。こういうのは好きだな。そういえば、うどんの時には昆布粉がたっぷりだったけれど、そばだと昆布粉は入らないんだ。

    そばはパリパリだけれど、昆布粉がないので、うどんに比べて旨味が少ない。ちょっと薄味に仕上がるので、濃い味が好きな人は物足らないかも。うどんみたいに昆布粉を入れてもらえればよいかもしれないけれど、昆布粉の旨味が強すぎるのもちょっとしんどいな。ソバに振りかけられる味の素を少量の昆布粉に変えてもらえると嬉しい。ともかく、次回もソバだな。ITALIAを食べてみたいけれど、新登場のJAMAICAも気になる。(2008.6)


    ITALIAを食べてみた。トマトとチーズ入りのお好み焼き。スライスしたトマトを鉄板で焼き、仕上げの卵の上にチーズと一緒に乗せてから本体を重ねる。仕上げでパルメザンチーズとガーリックチップが乗っている。

    食べてみると、トマトがアツアツのホフホフでお好み焼きとの相性が良い。色んなものが組み合わさってイタリアンな仕上がりになっているが、そんなのは関係なく、普通にトッピングとしてトマトはアリと思うな。(2013.11)