閉店 プコチ
コイン通りの北端の方にある韓国料理の店。店名のプコチとはハングルで青唐辛子のこと。店内は奥に長く、テーブル席が4席×2。あがりの座敷が6席×3、4席×1。カウンターが4席。
日替わりはメインの料理が表の看板に掲げてある。内容は、メインの料理、サラダ、小鉢、キムチ、ご飯、スープ。全体的に味が濃く、ご飯がすすむ。夜は、ちりとり鍋と焼肉がメイン。
あまり気にしすぎると、胃にもたれそうなので、出てきた石焼きピビンバを混ぜ混ぜする。小イワシは7回洗うと鯛の味になるそうだけれど、ピビンバは7回混ぜるとどんな味になるのだろうか。などと、意味不明の疑問を頭の中で問いかけながら、混ぜ混ぜする。
で、混ぜ上がったので、早速ひとくちパクリ。いい感じで全体に味が馴染んでいる。やっぱり、ナムルの下味によって味わいが変わるのかな。ほんのりと、ごま油のような良い風味がまわってくる。それとコチュジャンは自分の好みに合わせて入れることが出来る。とっても濃厚で、ざらっとしたコチュジャンだった。
具は、もやしのナムル、わらびのナムル、ほうれん草のナムル、キムチ、大根とにんじんの千切り、牛肉、海苔、卵の黄身。店の方に、キムチを入れても良いかどうか聞かれたので、キムチを外すことも出来るみたい。(2008.1)
で、席について、その日替わりランチを注文。厨房を見ると、以前はいなかった男性がいる。その代わり、小母ちゃんがいない様子。どうしたんだろう。ちょっと気になるな。
で、少し時間がかかってランチの登場。コウネはキャベツやタマネギと炒めてアツアツの鉄板に乗せられている。後はサラダ、冷や奴、キムチ、わかめスープ。ご飯はツヤツヤとしていてタップリ盛られている。なかなかのボリューム。
以前は、塩味の強い味付けが気になったけれど、今日はそんなことはない。コウネのガーリック炒めは良い感じでご飯が進むし、キムチも旨い。冷や奴には赤いソースがかかっていたけれど、そんなに辛くはなかった。やっぱり、ここのランチは好きだな。でも、次回はつけ麺も食べてみたい。(2009.4)
で、しばらくしてつけ麺の登場。ウツワに盛られた麺の上には茹でキャベツ、白髪ネギときざみキュウリをあえた物、チャーシュー。スタンダードな広島つけ麺。付け汁も胡麻が浮き、スタンダードな雰囲気。
早速一口啜ってみると意外に甘い。どうやら付け汁が甘いらしい。でも、辛さも相当なもので、その甘みの裏側からピリピリと襲ってくる。一般的なつけ麺の10倍相当の辛さかな。でも、ダシがよく利いているので、辛さ負けしていない。ヒーヒー言いながらもドンドン啜って、あっという間に完食。しかも、残った汁まで泣きながら飲んじゃった。辛ぇ〜。旨ぇ〜。(2009.5)