キリン亭 (きりんてい) 

    中華料理店。長崎色が濃く、看板にはチャンポン、皿うどん、長浜ラーメンと大きく書いてある。長浜は博多のような気もするが、細かいことは気にしない方がよいだろう。店内にも長崎の観光ポスターが沢山貼られていて、本当にどっぶり長崎に浸かっている。

    店内は、カウンター9席、座敷のテーブルが6席×4。テーブルは広く、ゆったり出来る。料理はどれも量が多く、そのせいか客層は男性が中心。

    サービスランチは日替わりで、その内容は店の奥に掲げた白板に書いてある。かなりボリュームがあり、例を挙げると、唐揚げ、野菜サラダ、マカロニサラダ、ゆで卵半分、冷や奴、ひじき、スープ、ごはん、漬け物。ご飯のお代わりは自由。

    以前、駐車場は店の前にあったが、今は裏手になっている。

    広島市佐伯区城山1-17-5
    082-923-6295
    開店時間:11:30-14:00 17:30-22:30(L.O. 22:30) 日・祝17:30-20:30(L.O. 20:00)
    定休日:月曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    無性に皿うどんが食べたくなったので、今日はキリン亭。ここの皿うどんは美味しい。針のように細い麺がパリパリに揚がっていて、上にかけられた餡がドッシリ、コッテリ、アツアツ。皿うどんひとつだけでも、充分お腹を満たすことが出来る。大満足。でも舌をヤケドしちゃった。そうそう、この11月から月曜も店を開けるとのこと。周りに競争相手が増えてきたし、厳しいのかな?(2003.10)

    月曜日に通りかかってみると、なんだか営業していない様子。やっぱり、月曜日は定休日に戻したみたい。さすがに無休はきついよね。などと心にメモしていたら、なんだか無性にキリン亭で食事がしたくなった。なので、月曜日を外して訪れてみたのだけれど、店内満席。すごすごと退散を余儀なくされた。

    そんなワケで日を変えてリベンジ。早めの時間に訪れたのだけれど、やっぱり客は多い。それでもなんとか席を確保。皿うどんを食べようかと悩んだけれど、今日はサービースランチを選択。小母ちゃんが威勢よく厨房へ注文を告げている。相変わらず愛想が良く、活気もあるなぁ。

    ランチの内容は、若鶏の唐揚げ、キャベツの千切り、ポテトサラダ、煮卵半分、冷や奴、ひじき、スープ、ごはん、漬け物。前回のメモとほとんど同じ。5年経っても変わりないところがスゴイね。もちろん、お値段も据え置き。といっても、サービスランチ以外のメニューは若干値上がりしている様子。これはしょうがないよね。

    唐揚げは大きめのが5個。かなり食べ応えあり。スープは澄んでいるけれど、如何にも中華という濃い味で、飲み干すのがしんどい。煮玉子も同様に味が強くてきつい。オアシスは冷や奴とひじき。それらを三角食べで食べ進む。三角食べって表現も懐かしいな。

    ごはんはカナリ多めに盛られているけれど、更にお代わりも自由。おかずの量が多く、味も濃いめなので、大食漢ならいくらでもお代わり出来そう。でも、私は一杯で充分。それでも、おかずが多すぎるので、最後は唐揚げがいっぱい残っちゃった。

    しょうがないので唐揚げだけを食べる。かなりのどが渇く。結局スープ半分を残して、漬け物は手つかず。こりゃ、私にはサービスランチは多すぎだな。次回はやっぱり皿うどんだな。(2008.5)


    ご無沙汰していたけど、営業再開したと聞いたので食べに行ってみた。確か、事故で入り口が大破したんだよね。でも、お店は、いったいどこを直したんだろうというぐらい、前のまま。なんとなくキレイになったような気がするって程度。見事な原状回復技術だ。

    それはともかく、席に座って注文。これまで日替わりには、散々胃袋ノックアウトされ続けているので、チャンポンを注文。皿うどんと悩んだけれど、ここの皿うどんは麺が細めのパリパリ系で、今日の気分には合わなかった。

    しばらくして登場したチャンポンは、野菜どっちゃり。相変わらずのボリューム。麺を掘り出すと、太めの麺が登場。これこれ、今日はこれの気分だったのと、ズズッと啜るが、色々な具に絡まって、上手に啜れない。仕方がないので先に野菜をかたづける。うん、具だくさんだよね。食べても食べても減らないよ。でも、なんとか時間をかけて完食。うーん、次回は何にしよう。日替わり以外の定食ものはお高めだし、ここでは選択肢が限られるよね。やっぱり皿うどん気分の時に来ようかな。(2014.3)