OKOじゃ (おこじゃ) 

    五日市から湯来へ繋がる国道沿いにあるお好み焼き屋。店内は広く、入り口正面に鉄板があり、そこに5席。店の中央に大きなテーブルがあり、そこに8席。同様に大きなテーブルが奥にも8席。あと、小さなテーブルが2席×2。

    お好み焼きは、生地を引き、削りぶしをふりかけ、キャベツ、天かす、ネギ、もやし、魚粉、肉と乗せていく。そうして、すぐひっくり返す。うどんは油を絡め昆布粉らしきものと一味をかけて軽く炒める。

    お好み焼きがシッカリ焼き上がったところで、麺と本体を合体。卵を引いて、本体を乗せる。卵にもしっかり火が通ったところでひっくり返し、ソースを塗り、青のりを振りかける。紅ショウガは乗せるかどうかを聞いてくれる。そばはソフト麺、ソースはオタフク。マヨネーズは小さなパックがあり、それを自由に使える。

    唐辛子麺は、あらかじめ唐辛子を練り込んだものではなく、そばを炒める際に韓国唐辛子を振りかけてくれる。辛さは1〜5倍が指定できるけれど、この方法ならいくらでも辛くできる。お好み焼き以外にも一品料理が多く、居酒屋としての利用も出来る。

    広島市佐伯区湯来町大字伏谷160-10
    0829-86-1341
    開店時間:11:00-14:00 17:00-21:00
    定休日:月曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    湯来方面に車を走らせていると、かならず目に付く「OKOじゃ」。お好み焼き店と言う事は分かる。それは分かるのだけれど、そのネーミングに引っかかるものがある。と言うよりも、実は気になってしょうがない。そんなわけで、ドライブがてら食べに行ってみた。

    店内に入ると、ご夫婦らしきふたりが迎えてくれた。店内は結構広めで、逆に鉄板席がこぢんまりとした印象。テーブルで皿で食べる人が多いのかも。そんな中、鉄板席が空いていたので、すかさずそこに滑り込む。そうして、メニューろくに見もせずに肉玉うどんのイカ天入りを注文。

    お好み焼きはご主人が焼いてくれる。奥さんはそのサポート。まわりを見渡すと、鉄板もテーブルも常連さんで埋め尽くされている。そうだよね。こういう場所だもんね。常連さんでいっぱいなのは当たり前。昼間からお好み焼きも食べず、ビールを飲みながら他の常連さんと世間話をしているオジサンもいる。いや、お好み焼きを食べて、まだビールを飲み続けているのかも知れないけれどね。

    そんなオジサンを観察していたら、私のお好み焼きが焼き上がった。店名とは裏腹になんともスタンダードなお好み焼き。少しだけキャベツの食感が残っている。押さえ焼きしないからかな。

    後から気がついたのだけれど、麺がライスになった「オコライス」が気になるな。でも、唐辛子麺にもかなり惹かれるものがある。ここはいっそのこと、オコライス唐辛子5倍に挑戦してみようかな。って、そんなのオーケーなのだろうか……(2008.11)