とんかつ専門店。店内は明るく、広い。それでも、昼時はいつもいっぱいになる。席は不規則に並べられたテーブルが4席×3、6席×2、3席×1。カウンターが17席。座敷が10席。
定食はメインのカツ、ポテトサラダ、キャベツの千切り、みそ汁、漬け物、ご飯。ごはんとキャベツが食べ放題。キャベツは大皿で出てくるので、お代わりをお願いすることなくドンドン食べられる。トンカツソースはごまを擦った器に注ぐ方式。辛口と甘口がある。辛口は酸味が強くスパイシー。甘口はかなり甘め。両極端なので、ブレンドしてみるのも良い。ドレッシングはフレンチと梅しそ。持ち帰り専用窓口あり。
ロースカツはナカナカの大きさ。女性の足のサイズくらいはあるかもしれない。22.5センチぐらいかな。いや、それはさすがに大きく言い過ぎか。カツと同じ皿にはポテトサラダ、キュウリ、トマト。みそ汁は大きな丼に入って出てきた。そうそう、ここのみそ汁はこんな感じだったよね。
で、早速ごまをスリスリして、辛口ソースを注いでみた。そうして、みそ汁を一口啜って、はいロースカツ頂きます。衣はシッカリと付いていて、離れることはない。肉には十二分に火が通っている、私の好みはちょっと肉汁があふれるくらい、ちょっと残念。ロースの割には脂身が少なく、赤身の多い肉質。うーん、これもちょっと好みとは違うかな。昔、特に子供の頃は、こういう肉の方が食べ易かったから、恵庭屋のカツが大好きだったんだな。なるほどね。それにしても、ずいぶん好みが変わってしまったんだなぁ。
その後、ちょっとヒレカツも食べたけれど、やっぱりロースの方が好みだった。(2006.11)