恵庭屋 (えにわや) 

    とんかつ専門店。店内は明るく、広い。それでも、昼時はいつもいっぱいになる。席は不規則に並べられたテーブルが4席×3、6席×2、3席×1。カウンターが17席。座敷が10席。

    定食はメインのカツ、ポテトサラダ、キャベツの千切り、みそ汁、漬け物、ご飯。ごはんとキャベツが食べ放題。キャベツは大皿で出てくるので、お代わりをお願いすることなくドンドン食べられる。トンカツソースはごまを擦った器に注ぐ方式。辛口と甘口がある。辛口は酸味が強くスパイシー。甘口はかなり甘め。両極端なので、ブレンドしてみるのも良い。ドレッシングはフレンチと梅しそ。持ち帰り専用窓口あり。

    広島市西区井口5-1-14
    082-279-8802
    開店時間:10:00-22:00
    定休日:無休
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:17台


    もう一言
    今日はカツ丼を食べた。注文したら、ほとんど待たせることなく出てきた。あまりに早すぎるし、肉厚だし、とってもよく火が通っているし、でも肉自体は熱々とまでは言い難いし。揚げ置きのモノを使っているのかと、げすな勘繰りをしてしまう。それはともかく、うだる暑さの中で食べるカツ丼は、夏ばてを吹き飛ばしてくれる。ついでに、財布の中身も吹き飛ばしてくれる。勘定を済ましたら、所有財産は17円だけになっちゃった。危ないトコです。大盛りにしなくて大正解。(2003.9)

    久々に恵庭屋のロースカツ定食。やっぱり恵庭屋は人気があるなぁ。広い店内には客がひしめき合っている。あっちもカツ、こっちもカツ、みんなで一心不乱にカツを食べている。そんな光景を眺めていると、もうお腹が空いてどうしようもなくなる。早くロースカツ来ないかなと、トンカツソースを振ってみたり、梅しそドレッシングの残量を確かめたりしていると、まずキャベツの千切りが登場。とりあえず、これでも食べておこうかと思っていたら、ロースカツも間もなく登場。

    ロースカツはナカナカの大きさ。女性の足のサイズくらいはあるかもしれない。22.5センチぐらいかな。いや、それはさすがに大きく言い過ぎか。カツと同じ皿にはポテトサラダ、キュウリ、トマト。みそ汁は大きな丼に入って出てきた。そうそう、ここのみそ汁はこんな感じだったよね。

    で、早速ごまをスリスリして、辛口ソースを注いでみた。そうして、みそ汁を一口啜って、はいロースカツ頂きます。衣はシッカリと付いていて、離れることはない。肉には十二分に火が通っている、私の好みはちょっと肉汁があふれるくらい、ちょっと残念。ロースの割には脂身が少なく、赤身の多い肉質。うーん、これもちょっと好みとは違うかな。昔、特に子供の頃は、こういう肉の方が食べ易かったから、恵庭屋のカツが大好きだったんだな。なるほどね。それにしても、ずいぶん好みが変わってしまったんだなぁ。

    その後、ちょっとヒレカツも食べたけれど、やっぱりロースの方が好みだった。(2006.11)