閉店  千代ちゃん (ちよちゃん) 

    おばちゃんのお好み焼き屋。店内は広く、座敷のテーブル4席×3、鉄板のないカウンター4席、鉄板はつめれば3席。鉄板は大きいけど、半分以上が休止状態。テーブル席にもガスホースらしきモノが生えているけど、火がついているのを見たことがない。

    お好み焼きは、生地に魚紛を振りかけ、キャベツ、天かす、刻みネギ、もやし、肉、つなぎの生地と乗せてひっくり返す。次に麺を鉄板に出し、水をかけてほぐしてしばらく焼き、ガーリックバウダーを振りかけてお好みソースを絡めてサッと仕上げる。本体をシッカリ押し焼きした後、麺と合体して、また少し焼く。卵を鉄板にかち割り、丁寧にヘラで伸ばして本体を乗せ、シッカリ火を通してひっくり返し、ソースを塗り、タップリのガーリックパウダー、コショウ、青のり、ゴマ、刻みネギで完成。そばはソフト麺。ソースはオタフク……なのかな?

    府中焼きは、鉄板に生地を引き、魚分を振りかけキャベツを置く。その後キャベツにくぼみを作って生卵を落として昆布粉をかける。別に麺を鉄板で炒めておき、それを本体の上に重ねる。麺の上にミンチ肉を重ね、調味料、つなぎの生地で直ぐにひっくり返す。しばらく焼いてシッカリ押し焼きした後、ひっくり返してソース、青のり、コショウ、ネギで完成。

    店の前の駐車場はとめにくい。店の裏手にある駐車場は、スーパーのマルショクと共同になっているそうなので、そちらに停めると良い。

    廿日市市佐方1-4-16
    0829-32-5877
    開店時間:11:00-14:00 17:00-20:00(水曜は昼のみ)
    定休日:無休
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:2台


    もう一言
    肉玉うどんイカ天入りを食べる。ガーリックの風味が食欲増進。と言っても、お腹がペコペコだったので、増進する必要はなかったのだけどね。でも、ガーリック風味は大好きなので問題なし。キャベツが大きめに刻んであるのでホコホコ。強火で豚肉は芳ばしく、イカ天はほど良くさっくり。胃袋からシッカリと暖まりました。(2004.2)

    千代ちゃんの暖簾を潜って、店に入ると、先客はおじさんが一人だけ。そのおじさんは、鉄板でハフハフとお好み焼きを食べている。いや、この店でお好み焼き以外を食べる人を見た事はないのだけれどね。焼きそばさえも、見た事がない。

    んで、もちろん、私もお好み焼きを注文。肉玉そばイカ天入り。今日はそばにしてみた。おばちゃんは、早速私のお好み焼きを焼き始める。と思いきや、次から次へと客が訪れる。カウンターは満席。テーブル席も半分埋まっている。人気だなぁ。

    それでも、もちろん、私のお好み焼きが優先的に焼かれてゆく。焼き上がりまでの時間は、意外と短い。強火で一気に焼き上げているので、押さえ焼きしないけれど、良く火が通っている。とってもこんがり。

    やっぱり、ここのお好み焼きは、タップリのガーリックが特徴だな。ここでお好み焼きを食べた日には、半日は口の中がニンニク臭くなる。苦手な人はガーリック抜きをお願いする必要があるかもね。(2007.11)


    久しぶりに千代ちゃんにやってくると、なんだか雰囲気が変わっている。店舗前に派手なメニュー表が置かれ、入り口には音楽が流れている。どうしたのだろうと訝しみながら店内に入ると、いつものオバチャンが迎えてくれた。ホッとして鉄板前に座ってメニューを眺める。あれ、何かが違う。何が違うのだろうと、よくよく見ると、ホルモン焼きそばや府中焼きの文字がある。流行に乗っているなぁ。って、ホルモンってうどんじゃなかったっけ?

    細かいツッコミは胸にしまって、今日は府中焼きに挑戦。焼き上がったお好み焼きを食べてみると、ミンチ肉が口にさわる。これはミンチ肉が赤身の多いタイプだからかな。脂身が多い方がお好み焼きに馴染むんだと実感。でも、そこ以外はとっても府中のお好み焼きらしかった。(2010.10)


    久しぶりに千代ちゃんにやってくると、なんだか雰囲気が変わっている。店舗前に派手なメニュー表はないし、入り口には音楽が流れていない。どうしたのだろうと訝しみながら店内に入ると、いつものオバチャンが迎えてくれた。

    そんな訳で、昔に戻った千代ちゃん。配達を手伝っていた男性がいなくなり、あれは麻疹の様なものだったのだろう。そんな訳で、今日はノーマルなお好み焼きを注文。やっぱり、これが一番だよね。ちなみに、メニューには変化がなく、府中焼きなども残っている。(2013.10)