「のら」の後に入ったお好み焼き屋。女性2人できりもりされている。席は鉄板前が4席。入って左手にあがりの座敷があって、そこにテーブルが4席×3。お好み焼き以外にも鉄板焼きメニューが豊富。
お好み屋は、鉄板に小さめに生地を引き、魚粉をふりかけ、細目のキャベツ、もやし、ネギ、天かす、カマボコ、豚肉と乗せていく。そうして、つなぎの生地を垂らしてひっくり返す。油を差したあと、形を整えながら焼く。
麺はあらかじめ水でほぐしておいて、本体がほどよく焼けてきた頃に、麺を鉄板に出す。そうして一気に炒めて本体と合体、最後に卵をかち割って鉄板に伸ばし、本体を重ねて完成。仕上げはソースに青のり。ソースはオタフク、そばはソフト麺。
手際よく焼かれたお好み焼きは、うどんにしたせいもあるけれど、ヤケに白ぽいお好み焼き。ソースの濃い茶色と白の組み合わせが意外と美しい。少し小さめのお好み焼きで、カマボコが入っているせいかレトロな味わいだった。(2010.10)
開店当初から大きく変わらない安定したお好み焼き。カマボコもちゃんと入っていた。お店の方も最初から慣れた感じだったし、年数がたっても最初と雰囲気が変わらないのはいいよね。ただ、私以外に客は来ず、お店の方はずっと仕込みをしていた。夜に飲みに来る客の方が多いのかな。(2013.10)