閉店 十べえ (じゅうべえ)
五日市駅の北方面にあるお好み焼き屋。以前、隠岐の島があった場所になる。店内は広く、左手の鉄板前にはカウンターが7席。右手にはテーブル席が4席×4。鉄板焼きメニューも豊富で、夜は居酒屋としても使える。
お好み焼きは、鉄板に生地を引き、魚粉を振りかけ、細めキャベツをたっぷり、もやし、天かす、調味料、豚肉と重ねてしばらく焼いた後ひっくり返す。ひっくり返した後、ほとんど触らずに焼いて、最後に丁寧に形を整える。麺は鉄板に出して調味料をたっぷり振りかけて炒めておく。
十べえ焼きの場合は、生地の上にふかした男爵芋を乗せて、ベシャメルソースをかける。その上からキャベツなどを乗せていく。
程良く焼けたところで麺と本体を合体。卵を2個鉄板にかち割り、丁寧に大きく広げて本体を乗せる。最後はソース、青のり、ゴマで完成。ソースはミツワ。そばは生麺をあらかじめ蒸して冷蔵保管している。ミツワ辛口20倍も置いている。
焼きあがったお好み焼きを食べると、じゃが芋ホワイトソースとお好み焼きの相性が良くない。正直言って、これはダメ。もしかすると、麺抜きにしたのがまずかったのかな。調理風景を見ていると、麺にしっかり味付けをする焼き方みたいだし、麺がないと味のバランスがとれないのかもしれない。うーん、失敗失敗。でも、麺入りを食べるのは、胃袋につらいなぁ。次回来るなら、胃袋をすっからかんにして、十べえ焼きのそば入りに挑戦かな。(2011.6)
食べてみると、やっぱり麺抜きの十べえ焼きとは雲泥の違い。前とは焼き方が違うけれど、それでこれほどの違いは起こらないと思う。ジャガイモとベシャメルソースが加わることで、こんなにジューシーになるなんて、思いもよらなかった。とっても新鮮な組み合わせ。これはうどんも試してみたいな。でも、それだと更にお腹がふくれちゃうのが難点。あと、ジャガイモ抜きもできないかなぁ。(2013.10)