閉店  十べえ (じゅうべえ) 

    五日市駅の北方面にあるお好み焼き屋。以前、隠岐の島があった場所になる。店内は広く、左手の鉄板前にはカウンターが7席。右手にはテーブル席が4席×4。鉄板焼きメニューも豊富で、夜は居酒屋としても使える。

    お好み焼きは、鉄板に生地を引き、魚粉を振りかけ、細めキャベツをたっぷり、もやし、天かす、調味料、豚肉と重ねてしばらく焼いた後ひっくり返す。ひっくり返した後、ほとんど触らずに焼いて、最後に丁寧に形を整える。麺は鉄板に出して調味料をたっぷり振りかけて炒めておく。

    十べえ焼きの場合は、生地の上にふかした男爵芋を乗せて、ベシャメルソースをかける。その上からキャベツなどを乗せていく。

    程良く焼けたところで麺と本体を合体。卵を2個鉄板にかち割り、丁寧に大きく広げて本体を乗せる。最後はソース、青のり、ゴマで完成。ソースはミツワ。そばは生麺をあらかじめ蒸して冷蔵保管している。ミツワ辛口20倍も置いている。

    広島市佐伯区五日市駅前2-11-1
    082-923-7688
    開店時間:11:30-21:30
    定休日:無休
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。


    もう一言
    じゃが芋とホワイトソースという異色のお好み焼きがあると聞いて、食べに来てみた。でも、じゃが芋はさすがにお腹が膨れる。悩みに悩んで、麺抜きでお願いしてみた。お好み焼き自体は至って普通の焼き方。じゃが芋はあらかじめ茹でておいたものを使用するみたい。

    焼きあがったお好み焼きを食べると、じゃが芋ホワイトソースとお好み焼きの相性が良くない。正直言って、これはダメ。もしかすると、麺抜きにしたのがまずかったのかな。調理風景を見ていると、麺にしっかり味付けをする焼き方みたいだし、麺がないと味のバランスがとれないのかもしれない。うーん、失敗失敗。でも、麺入りを食べるのは、胃袋につらいなぁ。次回来るなら、胃袋をすっからかんにして、十べえ焼きのそば入りに挑戦かな。(2011.6)


    胃袋はすっからかんじゃなかったけれど、十べえ焼きのそばに挑戦してみた。お好み焼きの焼き方が少し変わったようで、焼き上がりの時間も少し早くなった気がする。やっぱり、麺にしっかし下味をつけるようで、男爵とベシャメルソースにはこれぐらいしっかりした方が相性良い。

    食べてみると、やっぱり麺抜きの十べえ焼きとは雲泥の違い。前とは焼き方が違うけれど、それでこれほどの違いは起こらないと思う。ジャガイモとベシャメルソースが加わることで、こんなにジューシーになるなんて、思いもよらなかった。とっても新鮮な組み合わせ。これはうどんも試してみたいな。でも、それだと更にお腹がふくれちゃうのが難点。あと、ジャガイモ抜きもできないかなぁ。(2013.10)