コイン通りの裏通りにある焼肉店。お昼から開いており、焼肉定食やラーメンなどがある。昼間から焼肉で飲んでいるおっちゃんもいたりする。定食は、肉、ライス、キムチ、スープ。ラーメンやヤキソバの定食には、ライスとキムチが付いてくる。店内は、奥に長く、カウンターが14席。更に奥にはあがりのテーブル席が4席×5。
そうして、しばらく待っていると焼肉のタレがそっと差し出された。そろそろだなと、コンロのスイッチをカチリ。鉄板の下で勢いの良い音とともに炎が燃え盛る。またしばらくして、今度はカルビーの登場。良い色合いのが七切れほど。鉄板に乗せてジュッと焼き始める。もちろんすぐには焼けない。
肉の焼ける匂いにたまらず、キムチでご飯を一口。せっかく、ここまでガマンしたのになんてこったい。と、悔しがっていると、肉が程よく焼けてきたので、パクリと一口。すかさず飯を口の中にかき込む。美味い。なんで肉の脂って、こんなに米に合うのだろう。などと、次々がっついて気がつけばお茶碗は空っぽ。肉は最後の一切れ。少し悩んで、ご飯のお代わりはせず、最後の肉をパクリ。次は絶対に誘惑には負けないぞ。(2013.3)
でも、今日は韓国冷麺。銀色のボールにタップリのスープと、灰褐色の麺。麺の上には、キムチ、チャーシュー、キュウリ、トマト、ゆで卵が乗せられている。スープの表面には刻みネギと赤い何かが浮いている。早速かき混ぜてズズッと啜ると、心地よい酸味と辛味、一口ごとに体がすぅっと冷えていく。やっぱり夏はこれだよね。そういえば、ここには中華冷麺もあるんだよね。これも食べておかなくちゃ。(2014.6)