宮内のメインストリート、県道30号線沿いにあるカレーと珈琲の店。店内は白い壁に控えめな木製の装飾。机や椅子も木製で暖かみのある雰囲気。そのテーブルが4席×4、6席×1。
ランチメニューは日祝以外の11:00-14:00。インドカレーベースとビーフカレーベースの2種類を用意しており、ミニサラダが付いている。ビーフカレーは牛肉をじっくり煮込んで和風だしと合わせたもの。野菜の甘みも強く、日本人に親しみのあるカレーとのこと。カレーの辛さは控えめから辛口まで4段階用意されているが、希望に応じて調整できる。あと、カレーのテイクアウトもあり、カレーソースのみのお持ち帰りも可能。
カレーはそんなに待たされずに登場。広めの皿にカレーの海とライスの島。カレーの波しぶきでライスを崩しながら食べ進む。タマネギをタップリ炒めているとのことで、その甘みがとっても濃厚。特別に旨いというわけではないけれど、ホッとする味わい。添えられたラッキョウと漬物で時折、舌を休めるのもよい。次は自家製ベーコンカレーを食べてみたいな。野菜カレーにベーコントッピングってのもいいかも。(2012.9)
カレーは小ぶりのカップにひたひたに盛られている。黄色いベースにサワークリームの筋が楕円を描いている。スプーンでかき混ぜるとなすびがゴロリ、キーマがざくざくと現れてくるので、えいやっとライスにかけてぱくりと一口。甘めのベースに、後からピリッと辛さが追従してくる。そうして口内に広がる風味。いや、これは大好物ですよ。
なすびがまた美味しくて、たぶん注文ごとに調理している。香ばしく、カレーにとてもよく合う。それと、ここのカレーは、ご飯を美味しく食べるためのカレーなんだろうな。もうね、食べていて我を忘れちゃいました。最後は、ソースをタップリ食べ過ぎて、ご飯を余らしてしまうという大失態。次からは自制しなくちゃ。(2013.9)