春ひ (はるひ) 

お好み焼きは、緩めの生地を大きめに引き、魚粉をふりかけておく。この時点で、麺を鉄板に出す。この麺は、あらかじめ下味をつけ、揉みほぐしてボールに小分けして冷蔵庫で保存しておいたもの。

生地が焼けたら、いったん鉄板から剥がして置き直す。そうして、細めに刻んだキャベツ、調味料、太めのもやし、刻みネギ、天かすを乗せて、最後に薄めにスライスした豚肉を5〜6枚ほど乗せて、ガスバーナーで軽く炙る。そうして、少し間をおいてからひっくり返す。ここまで、かなり丁寧。

その後も丁寧に形を整えつつ、こまめに鉄板の温度を測りながら焼いていく。そうして焼けたところで、静かに本体を麺の上に乗せて、卵を鉄板にカチ割り、やはり丁寧に延ばして、本体を乗せ、シッカリ焼いてからひっくり返す。そして、また少し焼いてから、ソース、青のり、白ごまで完成。

廿日市市宮内2443-1
0829-30-7531
開店時間:11:30-13:30 17:00-20:00 土日祝11:30-14:00 17:00-20:00
定休日:月曜日
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。


もう一言
新しく鉄板焼きの店が出来たことは知っていたけれど、お昼の営業をしているとは思っていなかった。店の前を通りかかったときに、よくよく見てみると確かに営業中の看板が掲げられている。これは分かり難いな。

で、早速、お好み焼きを食べに行ってみた。店内はシックにまとまっていて、鉄板周りも小ぎれい。かなり上品な印象。

メニューには広島風と関西風が載っているが、お昼は広島風のみとのこと。なので、肉玉そばを注文。トッピングは用意されていないようで、そのぶん、お好み焼きの種類が細かく分かれている。イカ天を置いてないのと、イカ下足のお好み焼きがあるのが独特だな。

お好み焼きはとても丁寧に焼き上げる、その焼き方もカナリ独創的。ガスバーナーが登場したときには、サスガにビックリした。お好み焼きは油を使わず、ほっこりと野菜の旨味が出てくる仕上がり。ただ、ノーマルの肉玉そばはちょっと物足りない。でも、何かを入れちゃうと結構なお値段になっちゃうんだよね。メニューを見ていると、関西風の方が気になるなぁ。いつか夜に来てみよう。(2013.4)