ぼう。 

    五日市駅近くのお好み焼き屋。2003年9月1日にオープン。恵比寿の跡地を改装して入っている。店は空間を広く使っていて、くつろげる。シックな内装で、女性のひとり客でも気兼ねなく入れる雰囲気。一見、お好み焼き屋には見えないほど。席は鉄板4席。カウンター3席。テーブル2席×4、4席×1。

    お好み焼きは、生地をひき、魚紛を軽く振りかけ、キャベツ、もやし、天かす、肉とおいてゆく。ちょっと焼いた後、ラードを乗せてひっくり返す。そうして強火で一気に焼いた後、生地はそのままで、下のキャベツをひっくり返す。こういう焼き方は他にもあまりない。その時に一瞬見える肉は。短い焼き時間でも、こんがりとしている。かなりの強火と思われる。そうしてしばらく焼き、麺と合体。そばは生麺で、ゆであげた後、たっぷりの油でじっくり焼いているので、かなりパリパリになる。最後の卵は、鉄板に割った後、そのまま本体を乗せ、すぐさまひっくり返す。ソースはオリジナルブレンドでベースはオタフク。仕上げは、コショウと青のりがかかる。

    広島市佐伯区五日市駅前1-2-28
    082-923-7357
    開店時間:11:00-14:30(L.O.14:00)17:00-21:00(L.O.20:45)
    定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:5台


    もう一言
    前から気になってはいたが、やっとこの店に来ることができた。肉玉うどんイカ天入りを食べてみる。うどんはしっかり湯通しをして、さらにしっかりと焼き上げる。香ばしくて、サクサクとして美味しかった。うどんをこういう感じに仕上げるお好み焼きはあまり味わったことがない。次回はそばを食べてみよう。(2003.9)

    肉玉そばの味が気になってたので、また来てみた。やはりそばはパリパリ。美味しい。茹でたそばに、油をたっぷりかけているので、揚げたようにパリパリになっている。でも、どうしても脂っこさが付いてくる。まぁ、パリパリでなおかつアッサリってのは無い物ねだりなのだろう。ここのお好み焼きは、麺が主役。キャベツなどの野菜の存在感が薄い。でも、それで良いと思う。(2003.11)

    この店には、だいたい2ヶ月に一回のペース出来ているようだ。といっても、まだ3回目だけど。今日はうどんイカ天入りを食べる。前に食べたほど、うどんがサクサクしていない。焼き具合を変えたのかな?でも、イカ天は旨い。イカ天入りの旨い店というのは良い。次回はそばイカ天入りにしようかな。(2004.1)

    久しぶりのぼう。今日は肉玉そばのイカ天入りを食べた。そばのパリパリ具合が最高に旨い。いや、ポリポリと表現したほうが良いかな。きっと、今日は火力のコンディションが良かったのだろう。脂っぽさも気にならなかった。今まで4回食べた中で、今日が一番美味しかった。今度から、この店では、そばを食べるようにしようっと。(2004.6)

    もう、何回目なのか分からないほど訪れた。でも、今日は初めて土曜のお昼に食べに来てみた。店内にそんなに客はいないのだけれど、鉄板の上には大量のお好み焼き。どうやら、持ち帰り客のようす。店主は大変そうだけれど、焼く様子を眺めていると結構楽しい。

    大量にお好み焼きを焼くときは、ある程度の手順の最適化と、チーム連携が大切。それが見事に出来ているので、作業を目で追うと意外に飽きない。そうやって、ボケッと眺めていたら、3巡しても私のお好み焼きは出てこない。一体、どれだけの注文が入っているのだろう。私がやってきてからも入店してくる客や電話注文がひっきりなし。私はのほほんと見学しているけれど、店主たちは地獄のような忙しさ。土曜はこんなに大変だったのね。

    で、4巡目に出来上がった私のお好み焼きは、いつもよりちょっと雑だったけれど、お好み焼きという物は雑に作ったときに意外な美味しさが出てくる事もある。今日もイカ天と肉がいつもよりこんがりしていて、それもナカナカおつだった。そばに掛けられる油もいつもより少な目で、これも偶にはいいかも。店主にとっては心外なのかも知れないけれどね。(2007.9)


    久しぶりに、肉玉うどんを食べた。この店はそばのパリパリ感が有名だけれど、うどんもシッカリと美味しい。魚粉やダシ汁に頼らず、こうやって旨味が強く出せるところは少ないと思う。うどんだと、その特徴が更に強調される。やっぱり、うどん入りのお好み焼きも捨てがたいなぁ。そうそう、数年前から食後のアイスのサービスは止めてしまった。これがちょっと残念。(2012.3)