和食を中心としたファミリーレストラン。八幡川と西広島バイパスの交差した付近にある。少し高級感があり、ターゲットの年齢層も高めに設定されているようだ。
メインのメニューはうどん。定食やセットものにはうどんが付いているものが多い。しかし、うどんは完全に脇役に徹して、ウリは定食類の豪華な品揃えになっている。
店内は広く、テーブルが4席×9。座敷が4席×6。カウンターが6席。あと、奥には個室の座敷も用意されているようだ。駐車場もかなり広く、何台で訪れても心配無用といった感じ。
落ち着けて、メニューを眺めていると、不思議なことに、うどんすきの姿が見あたらない。あれは、この店の看板メニューのように思っていたけれど、なくなっちゃったみたい。やっぱり高すぎたのか、それとも夏場はやってないだけなのかな。
どのみち、うどんすきを食べる気はなかったから関係ないや。と、他のメニューを物色。どれも高いなぁ。700円ぐらいの日替わりが無くなっているのが痛い。悩んで、釜めし定食を食べようかなとも思ったけれど、時間がかかりそうな予感がする。なので、一番早くできそうな丼物を注文。カツ丼と天丼を悩んで、両方が入ったミックス丼にしてみた。うどん付きはやめておいて、みそ汁付き。それでも980円と結構なお値段。
もくろみ通り、ミックス丼は直ぐに登場。登場してビックリ、メチャクチャでかい。大きなどんぶりの中に、やっぱり大盛りのミックス丼。それに熱々のみそ汁。漬け物が付いてきた。これはうどん付きにしなくて大正解。そんなに食えません。
で、ミックス丼を必死に食べる。カツが5・6切れにエビ天が2本。それが卵とじにされている。他の具はタマネギだけ。薬味はきざみネギ。非常にシンプルなどんぶり。味付けも甘すぎず辛すぎずバランスがよい。カツもエビ天も、それほど上質という印象ではないけれど、このボリュームなら問題ない。
でも、同じ値段を払うなら、とんかつ専門店のカツ丼の方がいいな。この店では、時間とふところに余裕がある人が、豪華な定食を前に会話を楽しみながら食事をするのが似合いそう。と、ちょっと居心地の悪さを感じながら店を後にした。(2008.7)